WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 有効治療濃度 採血時期 |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
25416 |
トピラマートtopiramate3L225-0000-023-205 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 5~20 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
項目 コード |
検査項目 |
---|---|
25416 |
トピラマートtopiramate3L225-0000-023-205 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
μg/mL 5~20 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
備考
検体
- EDTA血漿も検査可。
算定
- チャート参照:特定薬剤治療管理料
参考
- 主な商品名:トピナ
「薬毒物検査」分野共通の特記事項
- [ご注意]血中薬物検査をご依頼の際は、分離剤入り採血管は使用しないでください(測定値が分離剤の影響を受ける場合があります)。
診療報酬
- 保険名称:特定疾患治療管理料/特定薬剤治療管理料1
- 実施料:管理料[470]
- 診療報酬区分:B001 2イ
チャート
容器
容器番号03:汎用容器(分離剤なし)
- 容量: 5.5mL・9mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: 血中薬物濃度
(血清の場合)
容器番号02:汎用容器
- 容量: 4mL・10mL
- 添加剤: -
- 保管方法:常温
- 主な検査項目: 血清,血漿提出用
参考文献
小嶺幸弘: 沖縄医報 45, (9), 51, 2009.
金澤 治: こころの科学, (157), 45, 2011.
検査項目解説
臨床的意義
部分発作に対する併用療法に用いられる抗てんかん剤である。
1.作用
トピラマートは、他の抗てんかん剤で十分な効果が認められないてんかん患者の部分発作(二次性全般化発作を含む)に対する抗てんかん剤との併用療法として用いられる薬剤である。2007年に発売が開始された。
作用機序として、電位依存性ナトリウムチャネル抑制作用、電位依存性L型カルシウムチャネル抑制作用、AMPA(α-amino-3-hydroxy-5-methylisoxazole-4-propionic acid)/カイニン酸型グルタミン酸受容体機能抑制作用、γ-アミノ酪酸(GABA)存在下におけるGABA受容体機能増強作用および炭酸脱水素酵素阻害作用を持つ。
従来の抗てんかん剤と比べ、スティーブンス・ジョンソン症候群、重篤な肝障害、血液系の副作用は少ないとされる。
投与後1~4時間で最高血中濃度に達し、血中での半減期は5~20時間とされている。投与後5日程度で定常濃度に達する。
2.禁忌
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者には投与しない。
3.採血時期
次回投与直前(トラフ)。
【主に用いられる疾患】
てんかん
【副作用】
代謝性アシドーシス,近視,腎結石症,尿路結石症,傾眠,体重減少
関連疾患
G40.9.2:てんかん → G40-G47:挿間性・発作性疾患
E87.2.7:代謝性アシドーシス → E70-E90:代謝疾患
H52.1.5:近視 → H49-H52:眼筋・眼球運動・調節・屈折の疾患
N20.0.3:腎結石症 → N20-N23:腎・尿路結石
N20.9.2:尿路結石症 → N20-N23:腎・尿路結石
R40.0:傾眠 → R40-R46:認識・知覚・情緒状態・行動の症状
R63.4.3:体重減少 → R50-R69:全身症状・徴候
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.