WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
03606 |
リウマチ因子定量rheumatoid factor5G160-0000-023-062 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | IU/mL 15 以下 |
30 D014 2 免疫 |
1~2日 |
項目 コード |
検査項目 |
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03606 |
リウマチ因子定量rheumatoid factor5G160-0000-023-062 |
採取量(mL) 遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 |
---|---|---|---|
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) |
基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要 日数 |
---|---|---|
IU/mL 15 以下 |
30 D014 2 免疫 |
1~2日 |
備考
検体
- チャート参照:生化学検査・免疫血清学検査などにおいて、多項目同時依頼の際の必要血清量は、[0.45 + (0.05 x 依頼項目数)]mLが目安となります。
参考
- 総合検査依頼書のマークチェックで依頼可能な項目です。
診療報酬
- 保険名称:自己抗体検査/リウマトイド因子(RF)定量
- 実施料:30
- 診療報酬区分:D014 2
- 判断料区分:免疫学的検査
「リウマチ因子定量」、「IgG型リウマチ因子」、「CA・RF」および「MMP-3」のうち3項目以上を併せて実施した場合には、主たる2項目のみ算定ができます。
「CA・RF」と「リウマチ因子定量」を同時に測定した場合は、主たるもののみ算定ができます。
チャート
容器
容器番号01:汎用容器(分離剤入り)
- 容量: 6mL・8.5mL
- 添加剤: 凝固促進剤
- 保管方法:常温
- 有効期間:容器および箱表示
- 主な検査項目: -
参考文献
吉野谷定美: 日本臨牀 63, 444, 2005.
検査項目解説
臨床的意義
血中のリウマチ因子を定量する検査である。関節リウマチのスクリーニングなどに有用である。
リウマチ因子(RF)は、ヒト変性IgGのFc部分に対する抗体で、1940年にWaalerとRoseにより発見された。RFは関節リウマチ患者の70~90 %にみられ、統計にもよるがRF陽性者の40 %程度が関節リウマチであるといわれる。
関節炎の中には関節リウマチの他に多くの疾患が存在するが、それらはRFが陽性であるか陰性であるかが有用な指標となる。RFが陰性の関節炎には変型性関節症や痛風、ライター症候群などがある。
本検査は、IgGクラスのRFを定量するものである。この他、全身性エリテマトーデス(SLE)などの膠原病、慢性肝疾患などでもRFは軽度ながら上昇をみることがある。
本検査は、2008年に保険適用外になったRA(定性)やRAPAに代わる検査として、診断スクリーニングに有用である。
【高値を示す疾患】
関節リウマチ,シェーグレン症候群,間質性肺炎,肝硬変症,膠原病
関連疾患
J84.9.1:間質性肺炎 → J80-J84:その他の肺疾患
K74.6.13:肝硬変症 → K70-K77:肝疾患
M35.9.3:膠原病 → M30-M36:全身性結合組織疾患
M06.9.2:関節リウマチ → M05-M14:炎症性多発性関節疾患
M35.0.1:シェーグレン症候群 → M30-M36:全身性結合組織疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.