検査項目解説検査項目解説

掲載内容は、2021年9月1日時点の情報です。

入力コード 00777  統一コード 1C015 
項目名 糖定量[髄液検査]
sugar, quantitative, CSF
実施料
包括11
判断料区分 生Ⅰ 
健康保険名称  血液化学検査/グルコース 
検査方法
グルコキナーゼ法
検査材料
髄液
 
検体量(ml)
容器番号
保存方法
1 髄液 0.5
27
冷蔵
報告所要日数
2~3日
基準値(単位)  
mg/dL

50~75

臨床的
意義 
血糖値の約2/3の値をとり、血糖値に1~2時間遅れて増減する。細菌性、結核性髄膜炎で低下し、ウイルス性髄膜炎では低下しない。
   髄液中の糖分はほとんどがグルコース(ブドウ糖)で、血糖値の約2/3、健常人では40~75mg/dLの値をとる。血糖より1~2時間遅れて平行的に増減することから、早朝空腹時に採取するか、同時に血糖値の測定も行うことが望ましい。

 髄液中の糖分は採取直後より急速に減少する。とくに細菌、細胞が多い場合には、その解糖作用によりすみやかに消費分解される。よって迅速な測定が望まれる。

 細菌性髄膜炎においては、髄液中の白血球が増加する一方、細菌および細胞が糖を消費するため、髄液中の糖が減少する。とくに結核性脳脊髄膜炎および化膿性脳脊髄膜炎では減少が著明であるが、ウイルス性髄膜炎である日本脳炎・灰白質髄炎などでは減少をみない。

 これらの鑑別には髄液中の細胞数とその種類、蛋白、クロール濃度を勘案しながら決定する。

【高値を示す病態】
 脳腫瘍・脳出血・尿毒症・てんかん発作等で増加
 日本脳炎・灰白脊髄炎等では正常または軽度に増加
【低値を示す病態】
 細菌性脳脊髄膜炎、低血糖、クモ膜下出血
関連項目 グルコース (GLU), 細胞数[髄液検査][髄液検査], 細胞種類 [単核球:多核球][髄液検査][髄液検査], 蛋白定量[髄液検査][髄液検査], クロール定量[髄液検査][髄液検査], pH[髄液検査][髄液検査],
容  器 
提出容器

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