WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 健常者参考値(単位) 実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

04165

インターロイキン-8
(IL-8)interleukin-8

5J140-0000-022-023

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

8.0 未満

項目
コード
検査項目

04165

インターロイキン-8
(IL-8)interleukin-8

5J140-0000-022-023

採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法
血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA
基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要
日数

pg/mL

8.0 未満

備考

検体

  • 必ず血漿分離の上、ご提出ください。
  • 細胞培養上清も検査可。
  • 血清は検査不可。

「研究検査」分野共通の特記事項

  • [ご注意]「研究検査」として掲げる各項目は研究用のため、定常的には検査を実施していません。詳細は、別冊の『研究検査ガイド』をご参照いただくか、または営業担当者にあらかじめお問い合わせください。

容器

容器番号14:内分泌学用容器

  • 採取量: 5.5mL
  • 添加剤: EDTA-2Na
  • 保管方法:常温
  • 有効期間:容器および箱表示
  • 主な検査項目: レニン,
    サイクリックAMP,
    遺伝子検査

容器番号02:汎用容器

  • 容量: 4mL・10mL
  • 添加剤: -
  • 保管方法:常温
  • 主な検査項目: 血清,血漿提出用

検査項目解説

臨床的意義

炎症性サイトカインなどの刺激により産生される白血球遊走因子である。非感染性の炎症性疾患とも関連する。血中で高値となる病態は非常に少ない。

 インターロイキン-8(IL-8)は、IL-1やTNFといった炎症性サイトカインの刺激により白血病をはじめとして、繊維芽細胞や内皮細胞など種々の細胞から産生される白血球遊走因子(leukocyte chemotactic factor)である。

 in vivo、in vitroにおいて好中球、T細胞、好塩基球に対するさまざまな生理活性が認められている。例えば、好中球への代表的な作用は走化性活性(chemotaxis)および好中球の脱顆粒・酵素放出(exocytosis)であり、生体における炎症形成の重要なメディエーターと考えられる。

 IL-8と病態発生ならびに進行との関連については未解明の点も多いが、非感染性の炎症性疾患である関節リウマチや痛風、乾癬、成人呼吸窮迫症候群(ARDS)、喘息などを対象とした報告がされている。また、好中球のがん細胞傷害作用は活性酸素やライソゾーム酵素の放出を介するとされていることから、この面からもIL-8の病態生理学的役割の解明が待たれる。

【高値を示す疾患】

敗血症急性心筋梗塞気管支喘息成人呼吸窮迫症候群<ARDS>非感染性胃腸炎乾癬関節リウマチ若年性関節リウマチ痛風

関連疾患

A41.9.3:敗血症 A30-A49:細菌性疾患
I21.9.5:急性心筋梗塞 I20-I25:虚血性心疾患
J45.9.4:気管支喘息 J40-J47:下気道疾患
J80:成人呼吸窮迫症候群<ARDS> J80-J84:その他の肺疾患
K52.9.7:非感染性胃腸炎 K50-K52:非感染性腸炎・非感染性大腸炎
L40:乾癬 L40-L45:丘疹落屑性疾患
M06.9.2:関節リウマチ M05-M14:炎症性多発性関節疾患
M08.0:若年性関節リウマチ M05-M14:炎症性多発性関節疾患
M10.0.11:痛風 M05-M14:炎症性多発性関節疾患
※ ICD10第2階層コードでグルーピングした検査項目の一覧ページを表示します.

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