検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

骨粗鬆症

項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

05215
3B072

骨型アルカリフォスファターゼ
(BAP)

ALPアイソザイムの3型に相当する骨由来のALPである。がんの骨転移や骨粗鬆症など骨疾患で上昇し、食事の影響を受けにくい。

内分泌学検査
副甲状腺

包括161

生Ⅱ

2~3日

25990
5C120

total P1NP
(Ⅰ型プロコラーゲン-N-プロペプチド)

骨組織に大量に存在するI型コラーゲン前駆体の代謝産物を測定する検査である。骨形成の早期マーカーとして、骨粗鬆症治療薬の効果判定に用いられる。

内分泌学検査
副甲状腺

包括164

生Ⅱ

2~3日

12205
5C123

Ⅰ型コラーゲン架橋N-テロペプチド
(NTx)[骨粗鬆症]

骨基質の分解産物を測定する検査である。骨粗鬆症、原発性副甲状腺機能亢進症、悪性腫瘍の骨転移など、骨吸収が亢進する疾患の経過観察に有用な検査である。

内分泌学検査
副甲状腺

包括156

生Ⅱ

3~4日

02880
3B222

TRACP-5b

破骨細胞が分泌する酸性フォスファターゼの一種である。破骨細胞の数を反映し、骨吸収活性のマーカーに用いられる。

内分泌学検査
副甲状腺

包括156

生Ⅱ

2~3日

06582
5C146

デオキシピリジノリン
(Dpyr)[骨粗鬆症]

骨基質の代謝産物を測定する検査である。骨量減少を来す代謝性疾患やがんの骨転移で尿中濃度が上昇する。

内分泌学検査
副甲状腺

包括191

生Ⅱ

3~5日

26225
3G066

25-OHビタミンD分画[副甲状腺]

ビタミンDの代謝産物でありVD2とVD3に分画し測定される検査である。骨形成に関与し、不足するとくる病や骨軟化症となる。

内分泌学検査
副甲状腺

6~12日

00869
3G070

1α,25-(OH)2ビタミンD[副甲状腺]

最も生理活性が強いビタミンDである。血中カルシウム濃度を上げる働きを持つ。

内分泌学検査
副甲状腺

388

生Ⅰ

3~6日

04144
5C124

Ⅰ型コラーゲン-C-テロペプチド
(ⅠCTP)

骨基質の分解産物で骨吸収量を反映する指標である。がんの骨転移の有無や治療効果の判定に有用である。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

2~4日

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