検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。
免疫グロブリン
項目コード | 検査項目 | 分類 | 実施料 判断科区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|
00252 |
免疫電気泳動 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
218 免疫 |
3~5日 |
00312 |
尿中免疫電気泳動 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
201 免疫 |
3~5日 |
30417 |
遊離L鎖κ/λ比 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
388 免疫 |
2~3日 |
20061 |
IgG インデックス血清と髄液中のIgGとアルブミン濃度から、多発性硬化症の鑑別診断を行う検査である。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
390 尿便 |
2~3日 |
02869 |
オリゴクローナルバンド《等電点電気泳動法》代表的な脱髄疾患である多発性硬化症の診断に有用な検査である。等電点電気泳動法で疾患特異性が向上した。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
522 尿便 |
5~8日 |
27000 |
抗アクアポリン4抗体 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
1000 免疫 |
3~9日 |
00235 |
IgG 〈血清〉血中に最も多く存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類される。胎盤通過性を持つ唯一の免疫グロブリンであり、慢性炎症性疾患などで増加する。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
38 免疫 |
1~2日 |
20040 |
IgG 〈尿〉 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
38 免疫 |
2~3日 |
20112 |
IgGサブクラス分画免疫グロブリンで最も量が多いIgGのサブクラス4種を個別に定量する検査である。易感染性の小児や、IgG4関連疾患患者での測定が有効である。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
2~5日 |
|
20121 |
IgGサブクラスIgG2IgGの中でおよそ3割を占めるグロブリンである。IgG2欠損症は小児に多く易感染性により中耳炎や下気道感染を繰り返す。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
239 免疫 |
2~5日 |
20133 |
IgGサブクラスIgG4自己免疫性膵炎で著増が認められるIgGのサブクラスを測定する検査である。IgG4関連疾患として他疾患との関連も示唆されている。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
377 免疫 |
2~3日 |
12509 |
鳥特異的IgG鳥関連過敏性肺炎の診断補助検査である。セキセイインコおよびハトに対する血液中のIgGを測定する検査である。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
873 免疫 |
3~6日 |
00234 |
IgAIgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリンである。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
38 免疫 |
1~2日 |
00236 |
IgM免疫グロブリンの中で最大の分子量を持ち、感染症で最も早期に増加する抗体である。 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
38 免疫 |
1~2日 |