検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

免疫グロブリン

項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

00251
5A135

免疫電気泳動
(抗ヒト全血清による定性)

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要なタンパク質の増減を半定量的に分析する検査である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

170

免疫

4~7日

00252
5A135

免疫電気泳動
(免疫固定法によるM蛋白同定)

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要なタンパク質の増減を半定量的に分析する検査である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

218

免疫

3~5日

00312
5A145

尿中免疫電気泳動
(免疫固定法によるベンス・ジョーンズ蛋白(BJP)同定)

特異な熱凝固性を有する免疫グロブリンのL鎖を測定する検査である。定性試験より鋭敏かつκ、λのクラス判定が可能である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

201

免疫

3~5日

30417
5A141

遊離L鎖κ/λ比
(FLC)

免疫グロブリンの構成成分軽鎖のうち血中に遊離したk、λ鎖を定量する検査である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

388

免疫

2~3日

20061
5A120

IgG インデックス

血清と髄液中のIgGとアルブミン濃度から、多発性硬化症の鑑別診断を行う検査である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

402

尿便

2~3日

02869
5A150

オリゴクローナルバンド《等電点電気泳動法》

代表的な脱髄疾患である多発性硬化症の診断に有用な検査である。等電点電気泳動法で疾患特異性が向上した。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

522

尿便

5~8日

27000
5G821

抗アクアポリン4抗体
(抗AQP4抗体)

Devic病ともいわれる視神経脊髄炎で血中に認められる自己抗体である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

1000

免疫

3~9日

00235
5A010

IgG 〈血清〉

血中に最も多く存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類される。胎盤通過性を持つ唯一の免疫グロブリンであり、慢性炎症性疾患などで増加する。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

38

免疫

1~2日

20040
5A010

IgG 〈尿〉

免疫血清学検査
免疫グロブリン

38

免疫

2~3日

20112
5A050

IgGサブクラス分画

免疫グロブリンで最も量が多いIgGのサブクラス4種を個別に定量する検査である。易感染性の小児や、IgG4関連疾患患者での測定が有効である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

2~5日

20121
5A056

IgGサブクラスIgG2

IgGの中でおよそ3割を占めるグロブリンである。IgG2欠損症は小児に多く易感染性により中耳炎や下気道感染を繰り返す。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

239

免疫

2~5日

20133
5A058

IgGサブクラスIgG4

自己免疫性膵炎で著増が認められるIgGのサブクラスを測定する検査である。IgG4関連疾患として他疾患との関連も示唆されている。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

377

免疫

2~3日

12509
5A110

鳥特異的IgG

鳥関連過敏性肺炎の診断補助検査である。セキセイインコおよびハトに対する血液中のIgGを測定する検査である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

873

免疫

3~6日

00234
5A015

IgA

IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリンである。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

38

免疫

1~2日

00236
5A020

IgM

免疫グロブリンの中で最大の分子量を持ち、感染症で最も早期に増加する抗体である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

38

免疫

1~2日

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