WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

五十音順 > い

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

25396

イーケプラ→レベチラセタム

3L230

部分発作に対する主要薬の一種である抗てんかん剤である。神経終末のシナプス小胞蛋白2A(SV2A)との結合で、発作抑制作用を発揮する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

12~46
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

26788

イーフェンバッカル→フェンタニル

がんや術後の疼痛、麻酔における鎮痛に使用される医療用のオピオイド鎮痛剤である。過剰投与により重篤な換気低下が起こる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

5~11日

50018

胃癌HER2/neu《FISH法》

8C053

胃癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブの適応を判定するための補助検査である。

未染標本スライド
5枚(4μm厚)

または

パラフィンブロック(腫瘍組織)

20

 

 

常温

 

常温

FISH法

2700

N005 1

病理

9~13日

50017

胃癌HER2/neu《IHC法》

5D590

胃癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブの適応を判定するための補助検査である。

未染標本スライド
5枚(4μm厚)

または

パラフィンブロック(腫瘍組織)

20

 

 

常温

 

常温

免疫組織化学染色

690

N002 3

病理

6~10日

胃がんリスク層別化検査(ABC分類)

3B347

ペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗体の血中濃度を同時に測定することで、萎縮性胃炎と胃癌のリスクを調べる検査である。

血液
2

遠心

血清
0.6

 

 

01

 

 

冷蔵

ペプシノゲン LA(ラテックス凝集比濁法)ヘリコバクター・ピロリ抗体 LA(ラテックス凝集比濁法)

1~2日

05171

曜日指定

異性間骨髄移植(BMT)

8B550

異性間のBMTにおいて、性染色体を指標とし、異性間骨髄移植後のドナー細胞の生着確認や、微小残存クローンの存在などを調べる検査である。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
3

または

 

骨髄液
0.5

または

その他

 

10

 

指定容器 

22

 

 

 

冷蔵

 

 

冷蔵

 

冷蔵

FISH法

2553

D006-5 1

遺染

5~7日

13160

指定依頼書

(結核菌群リファンピシン/)イソニアジド耐性遺伝子同時検出

6B627

結核の治療薬であるリファンピシンおよびイソニアジドの薬剤耐性を検出する検査である。

単独検体開栓厳禁

 

喀痰
1.5mL

指定容器 

 

55

 

7日

冷蔵

リアルタイムPCR法

リファンピシン耐性遺伝子 検出せず
イソニアジド耐性遺伝子 検出せず

963

D023 20

微生

2~3日

25904

イノベロン→ルフィナミド

3L240

Lennox-Gastaut症候群において他の抗てんかん剤と併用して使用される薬である。薬剤により相互作用が異なるため、血中濃度測定が有用である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~5日

01834

(抗)胃壁細胞抗体(抗パリエタル細胞抗体)

5G185

胃壁細胞の原形質に対する自己抗体である。悪性貧血患者の血中で高頻度に検出される。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

FAT

10 未満

4~6日

25717

イマチニブ

3M750

チロシンキナーゼを阻害する抗がん剤である。CMLや一部のALL、GISTの治療に用いられる。腫瘍崩壊症候群に注意し、血清中電解質濃度および腎機能検査を行う。

血液
1

遠心

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~6日

03235

イミプラミン

3L310

イミプラミンは三環系抗うつ剤の一種である。活性代謝物のデシプラミンを同時測定する。過剰投与により抗コリン作用が主症状として出現する。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

26204

イムラン→6-チオグアニンヌクレオチド

3M817

抗悪性腫瘍剤6-メルカプトプリンや免疫抑制剤アザチオプリンの代謝産物である。副作用回避を目的に血中濃度が測定される。

EDTA加血液
2

13

冷蔵凍結不可

LC-MS/MS

pmol/8×108RBC

6-TGN 235~450
6-MMP 5,700未満
6-MMP/6-TGN 比 20未満

6~8日

27839

インジウム(In)

3K121

血中のインジウムを測定する検査である。取り扱い従事者は特殊健康診断の一次健診で測定が義務付けられている。

血液
3

遠心

 

血清
1

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

ICP-MS

μg/L

5~11日

01220

インスリン(IRI)

4G010

糖代謝ならびにアミノ酸、脂質代謝などに関与する膵臓由来のホルモンである。糖尿病の診断・病態把握、膵機能の診断に有用である。

溶血不可

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

 

01

 

 

 

12週

冷蔵

CLIA

μU/mL

1.7~10.4
(空腹時負荷前)

103

D008 10

生Ⅱ

2~3日

13137

インスリン抗体

5G360

糖尿病のインスリン療法時の治療抵抗性を見るために行われる検査である。インスリンが異常値の場合も存在が疑われる。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

RIA

U/mL

0.4 未満

110

D014 6

免疫

3~6日

13137

インスリン抗体

5G360

糖尿病のインスリン療法時の治療抵抗性を見るために行われる検査である。インスリンが異常値の場合も存在が疑われる。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

RIA

U/mL

0.4 未満

110

D014 6

免疫

3~6日

02216

インターフェロン-γ(IFN-γ)

5J050

抗ウイルス活性を持つタンパク質である。炎症における生体反応の指標となる。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

20.6 以下

3~17日

49009

インターフェロン-γ遊離試験(T-SPOT.TB)

5E301

末梢血を用いて結核菌感染と感染既往を調べる検査である。クォンティフェロン(R)(QFT)と同じくBCGの影響を受けない。

開栓厳禁

 

ヘパリン加血液
9

 

 

10

 

54時間

常温

ELISPOT(Enzyme LinkedImmunospot)法

陰性

594

D015 30

免疫

3~4日

49009

インターフェロン-γ遊離試験

5E301

末梢血を用いて結核菌感染と感染既往を調べる検査である。クォンティフェロン(R)(QFT)と同じくBCGの影響を受けない。

開栓厳禁

ヘパリン加血液
9

 

10

 

常温

ELISPOT(Enzyme LinkedImmunospot)法

陰性

594

D015 30

免疫

3~4日

12290

インターフェロン-λ3(IFN-λ3)

5J053

Ⅲ型IFNのひとつで、抗ウイルス活性と免疫応答の調整を行っている。COVID-19において重症化リスクを判断する有用な検査である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

7日

冷蔵

CLEIA

pg/mL

13.6 未満

340

D015 28

免疫

2~3日

05252

インターロイキン-1β(IL-1β)

5J062

主に単球・マクロファージ系の細胞から産生されるサイトカインである。多くの免疫担当細胞に多彩な生理活性を及ぼす。炎症性疾患で高値となる。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

0.928 以下

02502

インターロイキン-2(IL-2)

5J070

抗原刺激によりT細胞から分泌されるサイトカインである。さまざまな自己免疫疾患や骨髄増殖性疾患で上昇する。血中濃度が高くなる病態は少ない。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

15.6 未満

26718

(可溶性)インターロイキン-2レセプター(sIL-2R)

5J095

免疫機構活性化の一指標である。造血器悪性腫瘍、ウイルス感染、リウマチなどにおいて上昇する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

CLEIA

U/mL

121~613

包括438

D009 30

生Ⅱ

2~3日

05255

インターロイキン-6(IL-6)

5J130

B細胞の分化誘導因子として発見された。さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与しており高値となる。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

CLEIA

pg/mL

2.41 以下

12271

インターロイキン-6(IL-6)《ECLIA》

5J130

炎症早期に産生されるサイトカインで、臓器障害の発生を予測することが可能である。SIRSの重症度判定に有用な検査である。COVID-19の重症度マーカーとしても注目を浴びている。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

24カ月

ECLIA

pg/mL

7.0 以下

(重症度判定の参考カットオフ値
:100)

170

D015 17

免疫

2~3日

04165

インターロイキン-8(IL-8)

5J140

炎症性サイトカインなどの刺激により産生される白血球遊走因子である。非感染性の炎症性疾患とも関連する。血中で高値となる病態は非常に少ない。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

8.0 未満

27109

インターロイキン-10(IL-10)

5J150

Th2細胞で産生される抗炎症性のサイトカインである。Th1細胞のサイトカイン産生を抑制する働きを持つ。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA

pg/mL

2.03 以下

02751

インターロイキン-12(IL-12)

5J160

マクロファージや多核白血球、樹状細胞などで産生され、NK細胞活性を増強させるサイトカインである。血中で高値となることはまれである。

血液
2

遠心

EDTA血漿
0.5

14

02

 

 

EIA

pg/mL

3.15 以下

00037

インドシアニングリーン(ICG)

8A010

肝機能や肝予備能を知るための色素負荷試験であり、肝機能が低下するほどR15(15分血中停滞率)は高値になる。

複数検体

血液
3

遠心

血清
1

 

01

65
遮光

 

 

 

冷蔵

比色法

%

0~10
(15分血中停滞率)

管理料[100]

D289 2

2~3日

26366

インフルエンザ《HI》

5F399

臨床的に重要とされるA,B型の抗体測定を行う検査である。抗原性が毎年変化するため、既感染による免疫では感染防御が不十分で流行をみる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

または

 

髄液
0.9

 

 

 

01

 

 

02

 

 

4週

冷蔵

 

4週

冷蔵

HI

血清 10 倍
髄液 原液

79+79

D012 11

免疫

3~5日

00257

インフルエンザA型《CF》

5F400

臨床的に重要とされるA,B型の抗体測定を行う検査である。抗原性が毎年変化するため、既感染による免疫では感染防御が不十分で流行をみる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

または

 

髄液
0.4

 

 

 

01

 

 

02

 

 

4週

冷蔵

 

4週

冷蔵

CF

血清 4 倍
髄液 原液

各79

D012 11

免疫

3~5日

00258

インフルエンザB型《CF》

5F410

臨床的に重要とされるA,B型の抗体測定を行う検査である。抗原性が毎年変化するため、既感染による免疫では感染防御が不十分で流行をみる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

または

 

髄液
0.4

 

 

 

01

 

 

02

 

 

4週

冷蔵

 

4週

冷蔵

CF

血清 4 倍
髄液 原液

各79

D012 11

免疫

3~5日

05374

インプロメン→ブロムペリドール

3L302

抗幻覚、抗妄想作用を有するブチロフェノン系向精神薬である。過剰投与で血圧降下、頻脈、錐体外路症状となる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA(CEDIA)

ng/mL

15 以下
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

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