検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

00067
3B130

アデノシンデアミナーゼ 〈胸水〉
(ADA)

核酸の代謝酵素を測定する検査である。血中濃度は免疫不全症で低値、血液系悪性腫瘍や肝炎で高値を示す。胸水では癌性胸膜炎や心不全と比べ結核性胸膜炎でより高値になる。

32

生Ⅰ

2～3日

01803
5D010

癌胎児性抗原
(CEA)

消化管の悪性腫瘍を中心に、最も汎用性の広い腫瘍マーカーである。

包括99

生Ⅱ

2～3日

03825
5D025

塩基性フェトプロテイン
(BFP)

臓器特異性は低いが各種がんにおいて比較的一定の陽性率を示す腫瘍マーカーであり、術後の再発の指標としても有用である。

包括150

生Ⅱ

3～6日

03497
5D200

NCC-ST-439

膵癌、消化器系癌や肺腺癌、乳癌に有用な腫瘍マーカーである。CA19-9などよりがん特異性が高いとされている。

包括112

生Ⅱ

3～4日

01181
5D410

神経特異エノラーゼ
(NSE)

小細胞肺癌、神経芽細胞腫、神経内分泌系腫瘍の診断と経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。

包括142

生Ⅱ

2～3日

07359
5D550

ガストリン放出ペプチド前駆体
(Pro GRP)

小細胞肺癌に特異性の高い血中の腫瘍マーカーである。

包括175

生Ⅱ

2～3日

01152
5D300

SCC抗原

子宮頸癌、肺癌、食道癌の他、扁平上皮癌で高値となる腫瘍マーカーである。

包括101

生Ⅱ

2～3日

05120
5D325

シフラ
(サイトケラチン19フラグメント)

肺の扁平上皮癌および腺癌の診断、経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。

包括154

生Ⅱ

2～3日