WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
ギリシャ文字で始まる項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
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01354 |
α1アシドグリコプロテイン(α1AG)alpha1-acid glycoprotein5C025 急性相反応物質に属する糖タンパクである。半減期、急性期変動率が異なるCRPなどと同時測定し、炎症性疾患などの病態把握に用いる。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 42~93 |
2~5日 |
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00240 |
α1アンチトリプシン(α1AT)alpha1-antitrypsin5C020 代表的な急性相反応物質のひとつである。欠損症で若年性肺気腫を引き起こすタンパク質である。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
ネフェロメトリー法 | mg/dL 94~150 |
80 D006 10 血液 |
2~5日 |
01168 |
α1マイクログロブリン(α1M)alpha1-microglobulin5C015 肝細胞由来の低分子タンパク質である。本検査は、高値の場合に早期の腎機能低下を、低値の場合に肝炎の重症度を反映する。尿中濃度は尿細管障害で上昇する。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/L 9.1~18.4 |
129 D015 14 免疫 |
1~2日 |
00574 |
α2プラスミンインヒビター(α2PI)活性antiplasmin2B270 線溶系活性の指標となる検査である。プラスミンと特異的に結合し、線溶系を抑制するタンパク質の活性を測定する検査である。 |
遠心
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15 ↓
02 |
2週 凍 |
合成基質法 | % 85~118 |
包括128 D006 16 血液 |
2~3日 |
03642 |
α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体(PIC)alpha2 plasmin inhibitor, plasmin complex2B280 測定の難しい血中プラスミンの動きを直接的に反映する検査である。血栓溶解療法のモニタリングやDICの診断に有用である。 |
遠心
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15 ↓ 02 |
凍 |
LPIA | μg/mL 0.8 未満 |
包括150 D006 21 血液 |
2~3日 |
00241 |
α2マクログロブリンalpha2-macroglobulin5C035 血中に最も多く存在しているプロテアーゼインヒビターである。ネフローゼ症候群で血中に増加する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
ネフェロメトリー法 | mg/dL M 100~200 |
包括138 D006 17 血液 |
2~5日 |
03804 |
α-PGH(下垂体糖蛋白ホルモン-αサブユニット) |
遠心
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01 ↓ 02 |
凍 |
免疫化学発光法 | 報告書参照 |
20~30日 |
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13047 |
α-ガラクトシダーゼ活性3B370 ファブリー病でみられるα-Gal活性低下を測定する検査である。 |
単独検体
遠心
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01 ↓
02 |
2カ月 凍-70℃以下 |
蛍光法 | nmol/hr/mL 9.24~23.94 |
4~9日 |
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01840 |
αフェトプロテイン(AFP)alpha-fetoprotein5D015 肝細胞癌で上昇する腫瘍マーカーである。肝炎や肝硬変でも軽度~中等度に上昇をみる。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 10.0 以下 |
包括98 D009 2 生Ⅱ |
2~3日 |
27710 |
αフェトプロテイン(AFP)レクチン分画alpha-fetoprotein, LcA-binding fraction5D018 AFPを分別測定することで、肝細胞癌と肝硬変などとを鑑別する検査である。肝細胞癌の診断に有用である。 |
遠心
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01 |
3週 冷蔵 |
LBA(LBA-EATA) | % L3分画 10.0 未満 |
包括185 D009 26 生Ⅱ |
3~4日 |
00249 |
β1C/β1Aグロブリン(C3)complement C35B023 補体を測定する検査である。C3は古典経路と第2経路の活性化をあらわし、C4は古典経路の活性化で低下する。 |
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 65~135 |
70 D015 8 免疫 |
1~2日 |
00250 |
β1Eグロブリン(C4)complement C45B024 補体を測定する検査である。C3は古典経路と第2経路の活性化をあらわし、C4は古典経路の活性化で低下する。 |
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 13~35 |
70 D015 8 免疫 |
1~2日 |
01838 |
β2マイクログロブリンbeta2-microglobulin5C065 糸球体濾過または尿細管再吸収機能の低下により、血中や尿中で増加する低分子タンパク質である。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/L 0.9~1.9 |
98 D015 10 免疫 |
1~2日 |
26305 |
β-D-グルカン(1,3)-beta-D-glucan5E151 真菌のみが持つ細胞膜構成成分を測定する検査である。深在性真菌感染症のスクリーニング検査として用いられる。 |
開栓厳禁
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指定容器
51 |
5日 冷蔵凍結不可 |
発色合成基質法 | pg/mL 20 以下 |
195 D012 42 免疫 |
2~3日 |
01324 |
β-トロンボグロブリン(β-TG)beta-thromboglobulin2B600 血小板活性化の指標であり、血栓性疾患や血栓症準備状態を反映して高値となる。採血条件や検体の取り扱いには注意が必要である。 |
冷遠
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19 ↓
02 |
4週 凍 |
EIA | ng/mL 60 以下 |
包括171 D006 24 血液 |
3~9日 |
11790 |
β-リポ蛋白(β-LP)beta-lipoprotein3F130 脂質の異常を総合的に把握する指標である。異常が見られた場合にはリポ蛋白分画などの検査を行い、型を判定する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
比濁法 | mg/dL 169~586 |
1~2日 |
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00013 |
γ-GT(γ-GTP)(γ-グルタミルトランスペプチダーゼ)gamma glutamyl transpeptidase3B090 肝・胆道系障害のスクリーニングに用いられる検査である。胆汁うっ滞や、アルコール性肝障害、薬剤性肝障害で上昇する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
JSCC標準化対応法 | U/L M 80 以下 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00013 |
γ-グルタミルトランスフェラーゼ(γ-GT)gamma glutamyl transpeptidase3B090 肝・胆道系障害のスクリーニングに用いられる検査である。胆汁うっ滞や、アルコール性肝障害、薬剤性肝障害で上昇する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
JSCC標準化対応法 | U/L M 80 以下 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
02370 |
γ-セミノプロテイン(γ-Sm)gamma-seminoprotein5D310 遊離型PSAに相当する前立腺癌のマーカーである。 |
遠心
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01 ↓
02 |
8週 凍 |
CLEIA | ng/mL 4.00 以下 |
包括192 D009 28 生Ⅱ |
2~3日 |
04011 |
δ-アミノレブリン酸(δ-ALA)delta-aminolevulinic acid3J075 ポルフォビリノーゲンの前駆物質であり、ポルフィリン症の鑑別診断、および鉛中毒のスクリーニングに用いる検査である。 |
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66 |
4週 冷蔵 |
HPLC | mg/L 2.2 以下 |
106 D001 11 尿便 |
4~5日 |