検査項目解説 掲載内容は、2022 年 1 月 1 日時点の情報です。

出血凝固検査

項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

07934
2B030

プロトロンビン時間 (PT)

外因系の凝固活性を総合的に判定するスクリーニング検査。肝不全、凝固因子欠乏症で遅延し、血栓性静脈炎で短縮する。

血液学検査
出血凝固検査

18

血液

2~3日

00556
2B020

活性化部分トロンボプラスチン時間 (APTT)

内因性凝固活性の指標。PTとともに出血性素因の疑われる患者でスクリーニングに用いられる。血友病で延長する。

血液学検査
出血凝固検査

29

血液

2~3日

00559
2B100

フィブリノーゲン (FIB)

血栓を形成するフィブリンの前駆体。炎症で増加し、高度な肝機能障害、DIC等では減少する。

血液学検査
出血凝固検査

23

血液

2~3日

00560
2B120

血中FDP

線溶亢進状態の把握に用いられる検査。特にDIC、血栓溶解療法のモニタリングに有用。

血液学検査
出血凝固検査

80

血液

2~3日

00582
2B120

尿中FDP

腎の局所における凝固線溶状態を反映する指標。腎疾患の病態鑑別に有用な検査。

血液学検査
出血凝固検査

72

尿便

2~3日

03982
2B140

D-ダイマー

FDPとの併用で、一次・二次線溶亢進の鑑別に用いる検査。線維素溶解療法時のモニターとしても有用。

血液学検査
出血凝固検査

包括133

血液

2~3日

01186
2B700

プロテインC 《抗原量》

血管内皮細胞で活性化され、抗凝固作用を発揮する、ビタミンK依存性蛋白質。欠損すると反復性の血栓塞栓症をきたす。

血液学検査
出血凝固検査

包括239

血液

2~5日

01139
2B700

プロテインC 《活性》

血管内皮細胞で活性化され、抗凝固作用を発揮する、ビタミンK依存性蛋白質。欠損すると反復性の血栓塞栓症をきたす。

血液学検査
出血凝固検査

包括241

血液

2~3日

04205
2B711

プロテインS 《遊離型抗原量》

肝由来の凝固阻害因子プロテインCの補酵素。主に下肢静脈血栓等の遺伝性血栓症の診断に用いられる。

血液学検査
出血凝固検査

包括162

血液

2~3日

15074
2B710

プロテインS 《活性》

肝由来の凝固阻害因子プロテインCの補酵素。主に下肢静脈血栓等の遺伝性血栓症の診断に用いられる。

血液学検査
出血凝固検査

包括168

血液

2~5日

00573
2B260

プラスミノーゲン活性 (PLG)

線維素を溶解するプラスミンの前駆物質。肝臓で合成され、重症の肝疾患、DIC等で低値を示す。

血液学検査
出血凝固検査

100

血液

2~3日

06857
2B310

トータルPAI-1 (t-PAI-1)

プラスミノーゲンアクチベーターと結合して線溶系を抑制する糖蛋白。血管内皮を傷害する血栓症、DICで上昇。

血液学検査
出血凝固検査

包括240

血液

2~5日

00572
2B200

アンチトロンビン活性 (AT)

凝固亢進状態を把握する有用な検査。DICで著しく減少。

血液学検査
出血凝固検査

70

血液

2~3日

03983
2B210

トロンビン・アンチトロンビン複合体 (TAT)

トロンビンとアンチトロンビンが1:1の割合で結合した複合体。間接的にトロンビンの増減を知ることができる。

血液学検査
出血凝固検査

包括181

血液

2~3日

00574
2B270

アンチプラスミン活性 (α2PI)(α2プラスミンインヒビター)

線溶系活性度の指標。プラスミンと血中で特異的に結合し、線溶系を抑制する蛋白。

血液学検査
出血凝固検査

包括128

血液

2~3日

03642
2B280

α2プラスミンインヒビター・プラスミン複合体 (PIC)

測定の難しい血中プラスミンの動きを直接的に反映する指標。血栓溶解療法のモニタリングやDICの診断に有用。

血液学検査
出血凝固検査

包括158

血液

2~3日

00577
2B550

PIVKA-Ⅱ(凝固)

凝固第Ⅱ因子の不全生成物。ビタミンK欠乏性出血症の診断に有用。

血液学検査
出血凝固検査

包括143

血液

2~5日

00075
2B110

可溶性フィブリンモノマー (SF)

血液学検査
出血凝固検査

93

血液

2~5日

04198
2B110

可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)定量

血液学検査
出血凝固検査

包括227

血液

2~5日

01324
2B600

β-トロンボグロブリン (β-TG)

血小板活性化の指標。血栓性疾患や血栓症準備状況を反映して増加する蛋白質。

血液学検査
出血凝固検査

包括177

血液

3~9日

01348
2B620

血小板第4因子 (PF-4)

血小板活性化の指標。血栓症の推定や、抗血小板剤のモニタリングに有用な蛋白質。

血液学検査
出血凝固検査

包括178

血液

3~9日

04613
2B730

トロンボモジュリン (TM) 〈血清〉

血管内皮細胞で産生され、抗凝固作用と線溶促進作用を発揮する蛋白。全身性血管障害を来す疾患で高値を示す。

血液学検査
出血凝固検査

包括204

血液

2~5日

04613
2B730

トロンボモジュリン (TM) 〈血漿〉

血管内皮細胞で産生され、抗凝固作用と線溶促進作用を発揮する蛋白。全身性血管障害を来す疾患で高値を示す。

血液学検査
出血凝固検査

包括204

血液

2~5日

01131
2B450

フォン・ウィルブランド因子定量 (第Ⅷ因子様抗原)

止血機構および凝固亢進調節にかかわる高分子蛋白の定量測定。von Willebrand病では減少する。

血液学検査
出血凝固検査

包括151

血液

2~5日

04686
2B480

フォン・ウィルブランド因子活性 (リストセチンコファクター)

凝固第Ⅷ因子のキャリアー蛋白。凝固および血小板機能調節にかかわり、von Willebrand病で低下、ネフローゼで活性が上昇する。

血液学検査
出血凝固検査

包括132

血液

2~5日

27268
2B495

ADAMTS13活性

止血因子であるフォンウィルブランド因子を特異的に切断する酵素。活性低下で血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)となる。

血液学検査
出血凝固検査

400

血液

3~5日

27165
2B496

ADAMTS13インヒビター定量

止血因子であるフォンウィルブランド因子を特異的に切断する酵素。活性低下で血栓性血小板減少性紫斑病(TTP)となる。

血液学検査
出血凝固検査

1000

血液

3~5日

15028
5G530

HIT抗体 (血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体)[出血凝固検査]

抗凝固薬ヘパリン投与で惹起される血小板減少症の診断マーカー。陽性の場合、ヘパリン使用は禁忌とされる。

血液学検査
出血凝固検査

390

免疫

2~3日

07898
5G501

ループスアンチコアグラント 《希釈ラッセル蛇毒試験法》[出血凝固検査]

凝固因子とリン脂質の複合体に対する自己抗体。習慣性流産をきたす抗リン脂質抗体症候群の鑑別に有用。

血液学検査
出血凝固検査

281

免疫

2~3日

15037
5G502

ループスアンチコアグラント 《リン脂質中和法》[出血凝固検査]

凝固因子とリン脂質の複合体に対する自己抗体。習慣性流産をきたす抗リン脂質抗体症候群の鑑別に有用。

血液学検査
出血凝固検査

281

免疫

2~5日

27105

aPS/PT抗体 (フォスファチジルセリン依存性抗プロトロンビン抗体)[出血凝固検査]

フォスファチジルセリンに結合したプロトロンビンに対する自己抗体。不育症や血栓症との関連が示唆されている。

血液学検査
出血凝固検査

5~16日

15072
5B045

C1-インアクチベーター活性 (C1エステラーゼインヒビター)(C1インヒビター)(C1インアクチベータ)[出血凝固検査]

血液学検査
出血凝固検査

268

免疫

2~8日

01340
2B350

第Ⅱ因子活性 (F2)

プロトロンビンとも呼ばれる、トロンビンの前駆物質。先天性異常による欠乏症のほか、ビタミンKの不足時に低下する。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

01656
2B370

第Ⅴ因子活性 (F5)

内因系と外因系凝固反応にかかわる凝固因子で、プロトロンビンをCaの存在下で活性化する蛋白。DIC、重症肝疾患で低値となる。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

01676
2B380

第Ⅶ因子活性 (F7)

外因系の凝固過程において組織トロンボプラスチン、第Ⅹ因子を活性化する糖蛋白。ビタミンK依存性のため、ビタミンK欠乏症で低値に。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

00597
2B390

第Ⅷ因子活性 (F8)

vWFと結合して存在する内因系凝固蛋白。先天的欠乏で血友病Aを発来。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

00598
2B400

第Ⅸ因子活性 (F9)

内因系の凝固機序に関与するビタミンK依存の凝固因子。代表的な欠乏症として血友病Bが知られている。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

01677
2B410

第Ⅹ因子活性 (F10)

内因系・外因系両方の凝固反応にかかわるビタミンK依存性の凝固因子。出血傾向および血栓傾向を知るための指標。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

01678
2B420

第ⅩⅠ因子活性 (F11)

内因性凝固の初期段階に関与する因子。第XI因子欠乏症および保因者の診断や、DIC、肝硬変等で出血傾向の指標となる。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

01679
2B430

第ⅩⅡ因子活性 (F12)

凝固系機序の最も初期の段階に関連する凝固因子。PT正常、APTT異常で出血傾向がない場合、第XII因子欠乏を疑う。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

01680
2B440

第ⅩⅢ因子定量 (F13)

凝固系機序の最終段階で働く因子。フィブリン安定化因子とも呼ばれ、出血性素因のスクリーニング検査として用いられる。

血液学検査
出血凝固検査

包括223

血液

2~5日

01924
2B460

第Ⅷ因子インヒビター (F8INH)

血液凝固因子である第Ⅷ因子、第Ⅸ因子に対する抗体。凝固因子製剤投与中の血友病患者で失活因子となる。

血液学検査
出血凝固検査

包括148

血液

2~5日

01925
2B470

第Ⅸ因子インヒビター (F9INH)

血液凝固因子である第Ⅷ因子、第Ⅸ因子に対する抗体。凝固因子製剤投与中の血友病患者で失活因子となる。

血液学検査
出血凝固検査

包括148

血液

2~5日

フリーワード検索

検索したい言葉を入れてください。(複数入力の場合は半角スペースで区切ってください)

複数入力の場合の絞り込み:
ページトップへ