検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。
ウイルス性肝炎
項目コード | 検査項目 | 分類 | 実施料 判断科区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|
00009 |
AST |
生化学検査 酵素 |
包括17 生Ⅰ |
1~2日 |
00010 |
ALT |
生化学検査 酵素 |
包括17 生Ⅰ |
1~2日 |
20136 |
LD(LDH) |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
20135 |
ALP |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
27629 |
グアナーゼ肝疾患のスクリーニング検査である。肝炎の急性増悪期でASTやALTに先立って上昇し、高値を示す。 |
生化学検査 酵素 |
35 生Ⅰ |
4~5日 |
09782 |
IgG-HA抗体A型肝炎ウイルス感染の既往と病態把握のための検査である。初感染の診断にはIgM-HA抗体が有用である。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括146 免疫 |
2~3日 |
09785 |
IgM-HA抗体A型肝炎ウイルス感染の既往と病態把握のための検査である。初感染の診断にはIgM-HA抗体が有用である。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括146 免疫 |
2~3日 |
01391 |
HBs抗原HBV外被の表面抗原である。HBs抗原陽性は現在のウイルスの感染を、抗体陽性は過去の感染既往を意味する。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括88 免疫 |
2~3日 |
01530 |
HBs抗体HBV外被の表面抗原である。HBs抗原陽性は現在のウイルスの感染を、抗体陽性は過去の感染既往を意味する。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括88 免疫 |
2~3日 |
02232 |
HBe抗原HBe抗原はHBVの感染力の指標となる検査である。HBe抗体は病態沈静化の指標だが、変異株の場合はウイルス消失を意味しない。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括98 免疫 |
2~3日 |
02235 |
HBe抗体HBe抗原はHBVの感染力の指標となる検査である。HBe抗体は病態沈静化の指標だが、変異株の場合はウイルス消失を意味しない。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括98 免疫 |
2~3日 |
01874 |
HBc抗体 《凝集法》HBVのコア蛋白に対する抗体である。感染早期より出現し長期間陽性を示しキャリアは特に高値となる。IgM-HBc抗体は感染初期のみ出現する。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括130 免疫 |
3~5日 |
08141 |
HBc抗体 《CLIA》HBVのコア蛋白に対する抗体である。感染早期より出現し長期間陽性を示しキャリアは特に高値となる。IgM-HBc抗体は感染初期のみ出現する。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括130 免疫 |
2~3日 |
02238 |
IgM-HBc抗体HBVのコア蛋白に対する抗体である。感染早期より出現し長期間陽性を示しキャリアは特に高値となる。IgM-HBc抗体は感染初期のみ出現する。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括146 免疫 |
2~3日 |
26995 |
HBV-DNA定量 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
256 微生 |
3~4日 |
02491 |
HCV抗体-ⅡHCV感染のスクリーニングに広く用いられる検査である。第一世代より感度が高く、感染後、早期に陽性となる。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括102 免疫 |
2~3日 |
09788 |
HCV抗体-Ⅲ第二世代のHCV抗体アッセイ系にNS5領域をプラスした検査である。スクリーニング目的での有用性は第二世代とほぼ同等である。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括102 免疫 |
2~3日 |
08896 |
HCVコア抗原HCV抗原を定量する検査である。高感度であり、治療効果のモニタリングに有用である。 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
包括102 免疫 |
2~3日 |
08937 |
HCV-RNA定量 |
ウイルス学検査 肝炎ウイルス関連検査 |
412 微生 |
3~4日 |
05151 |
サイトメガロウイルス抗原 |
ウイルス学検査 ウイルス抗原 |
356 免疫 |
2~3日 |