WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。

『白血病』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

20136

FAX

LD(LDH)
(乳酸脱水素酵素)
lactate dehydrogenase

3B050

多くの組織や臓器に分布する酵素である。貧血、炎症、腫瘍など汎用的なスクリーニング検査として用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2日

冷蔵

IFCC標準化対応法(UV)

U/L

124~222

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00015

LAP
(ロイシンアミノペプチダーゼ)
leucine aminopeptidase

3B135

さまざまな臓器や胆汁中に広く分布する加水分解酵素を測定する検査である。黄疸の鑑別や肝・胆道系疾患の診断、経過観察などに用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

L-ロイシル-p-ニトロアニリド基質法

U/L

M 45~81
F 37~61

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00014

コリンエステラーゼ
(ChE,Ch-E)
cholinesterase

3B110

コリンエステルをコリンと有機酸に加水分解する酵素を測定する検査である。主に肝疾患により低下し、有機リン剤による中毒でも低値となる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

p-ヒドロキシベンゾイルコリン法

U/L

M 234~493
F 200~452

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00019

アルドラーゼ
(ALD)
aldolase

3B100

細胞の崩壊や壊死、代謝障害で高値となる解糖系酵素である。組織崩壊をリアルタイムで反映する一方、臓器特異性が低いため補助診断に用いられる。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

 

01

 

 

 

3~4日

冷蔵

UV法

IU/L

2.7~5.9

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00184

アデノシンデアミナーゼ 〈血清〉
(ADA)
adenosine deaminase

3B130

核酸の代謝酵素を測定する検査である。血中濃度は免疫不全症で低値、血液系悪性腫瘍や肝炎で高値を示す。胸水では癌性胸膜炎や心不全と比べ結核性胸膜炎でより高値になる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

酵素法

U/L

8.6~20.5

32

D007 11

生Ⅰ

2~3日

00067

アデノシンデアミナーゼ 〈胸水〉
(ADA)
adenosine deaminase

3B130

核酸の代謝酵素を測定する検査である。血中濃度は免疫不全症で低値、血液系悪性腫瘍や肝炎で高値を示す。胸水では癌性胸膜炎や心不全と比べ結核性胸膜炎でより高値になる。

 

胸水
0.4

 

02

1週

冷蔵

酵素法

U/L

32

D007 11

生Ⅰ

2~3日

00056

LDHアイソザイム
(LDアイソザイム)
lactate dehydrogenase isoenzymes

3B055

LDH高値の際に由来臓器を推定する検査である。サブユニット欠損症では特定のアイソザイムが異常低値になる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

アガロースゲル電気泳動法

%

48

D007 14

生Ⅰ

2~3日

00247

セルロプラスミン
(Cp)
ceruloplasmin

5C045

血清銅を運搬する肝臓由来のタンパク質である。ウィルソン病で低下する一方、急性相反応タンパク質として炎症で増加する。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

ネフェロメトリー法

mg/dL

21~37

90

D015 9

免疫

2~3日

07299

曜日指定

白血病・リンパ腫解析
(LLA)《FSC-SSC法》

FSC-SSC法を用いて細胞の同定やその存在比を分析し、白血病やリンパ腫の解析を行う検査である。

 

ヘパリン加血液
5

または

 

 

骨髄液
1

 

10

 

指定容器 

 

22

24時間

常温

 

 

24時間

常温

フローサイトメトリー法

%

1940

D005 15

血液

2~3日

07505

曜日指定

白血病・リンパ腫解析
(LLA)《CD45ゲーティング法》

解析対象とする細胞のゲーティングに細胞表面抗原CD45を用いて、フローサイトメトリーをにより効果的に白血病およびリンパ腫のフェノタイプ解析を行う検査である。

 

ヘパリン加血液
5

または

 

 

骨髄液
1

 

10

 

指定容器 

 

22

24時間

常温

 

 

24時間

常温

フローサイトメトリー法

%

1940

D005 15

血液

2~3日

06747

曜日指定

リンパ球幼若化試験(リンパ球分離培養法) PHAlymphocyte stimulation test, phytohemagglutinin (PHA)

5I010

リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を調べる検査である。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映する。

 

 

保存液加血液
5

指定容器 

 

21

 

24時間

常温

3H-サイミジン取込能測定法

cpm

41,000~79,900

(コントロール
:180~660)

345

D016 7イ

免疫

6~7日

06753

曜日指定

リンパ球幼若化試験(リンパ球分離培養法) ConAlymphocyte stimulation test, concanavalin A (ConA)

5I011

リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を調べる検査である。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映する。

 

 

保存液加血液
5

指定容器 

 

21

 

24時間

常温

3H-サイミジン取込能測定法

cpm

34,400~62,300

(コントロール
:180~660)

345

D016 7イ

免疫

6~7日

06750

曜日指定

リンパ球幼若化試験(リンパ球分離培養法) PWMlymphocyte stimulation test, pokeweed mitogen (PWM)

5I012

リンパ球をマイトジェンで刺激して、細胞性免疫能を調べる検査である。PHAとConAはT細胞、PWMはT・B両細胞の機能を反映する。

 

 

保存液加血液
5

指定容器 

 

21

 

24時間

常温

3H-サイミジン取込能測定法

cpm

13,800~40,400

(コントロール
:360~1,430)

7~8日

07365

曜日指定

NK細胞活性natural killer cell

5I900

ナチュラルキラー(NK)細胞の活性を定量する検査である。悪性腫瘍や自己免疫性疾患などで低値となり免疫活性の指標となる。

 

 

保存液加血液
6

指定容器 

 

21

 

24時間

常温

51Cr遊離法

%

3~4日

07670

その他 抗HLA-DR
(HLAクラスII-DR抗原)
HLA-DR

5I680

HLAのクラスⅡ抗原である。B細胞や単球、活性化T細胞などの表面マーカーである。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
11~36 %
陽性細胞絶対数
146~722 /μL

2~3日

07665

その他 抗HLA-DQ
(HLAクラスII-DQ抗原)
HLA-DQ

5I682

HLAのクラスⅡ抗原である。B細胞サブセットの表面マーカーとして検出される。

EDTA加血液
3

13

常温

フローサイトメトリー法

陽性細胞百分率
7~20 %
陽性細胞絶対数
100~411 /μL

2~3日

00553

専用依頼書

骨髄像
(マルク)
myelogram

2A170

骨髄穿刺液の組織形態学的所見から血球の産生動向を知り、各種血液疾患、悪性腫瘍の骨髄転移などを診断する検査である。

骨髄塗抹標本
3枚以上

20

常温

ライト・ギムザ染色

788

D005 14

血液

7~14日

03607

血液塗抹標本 PAS染色periodic acid-Schiff stain

2A200

血液または骨髄塗抹標本を用いてPAS染色を行う検査である。多糖類や糖タンパクが染色され、赤白血病やリンパ系悪性腫瘍で異なる染色パターンを示す。

血液塗抹標本
2枚以上

20

常温

McManus変法

各37加算

D005 6注

血液

2~4日

04171

骨髄液塗抹標本 PAS染色periodic acid-Schiff stain

2A200

血液または骨髄塗抹標本を用いてPAS染色を行う検査である。多糖類や糖タンパクが染色され、赤白血病やリンパ系悪性腫瘍で異なる染色パターンを示す。

骨髄塗抹標本
2枚以上

20

常温

McManus変法

各60加算

D005 14注

血液

2~4日

01680

第ⅩⅢ因子定量
(F13)
coagulation factor 13

2B440

凝固系機序の最終段階で働く因子である。フィブリン安定化因子とも呼ばれ、出血性素因のスクリーニング検査として用いられる。

血液
1.8

遠心

クエン酸血漿
0.4

15

02

 

 

LA(ラテックス凝集比濁法)

%

70 以上

包括223

D006 29

血液

2~5日

05070

可溶性腫瘍壊死因子レセプター-Ⅰ
(sTNFR-Ⅰ)
soluble tumor necrosis factor receptor 1

5J015

TNFの作用を阻害するタンパク質である。悪性腫瘍や白血病患者の血清中に多くみられTNF拮抗因子の把握に有用である。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

434~930

05071

可溶性腫瘍壊死因子レセプター-Ⅱ
(sTNFR-Ⅱ)
soluble tumor necrosis factor receptor 2

5J016

TNFの作用を阻害するタンパク質である。悪性腫瘍や白血病患者の血清中に多くみられTNF拮抗因子の把握に有用である。

血液
1

遠心

EDTA血漿
0.3

14

02

 

 

EIA

pg/mL

1,020~2,120

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