WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

免疫グロブリン

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00251

免疫電気泳動
(抗ヒト全血清による定性)
immunoelectrophoresis (anti-human whole serum)

5A135

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要なタンパク質の増減を半定量的に分析する検査である。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

免疫電気泳動法 (IEP法)

170

D015 17

免疫

4~7日

00252

免疫電気泳動
(免疫固定法によるM蛋白同定)
immunoelectrophoresis (anti-human whole serum)

5A135

M蛋白の有無とクラス判定を行うほか、蛋白分画では同定できない主要なタンパク質の増減を半定量的に分析する検査である。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

免疫固定電気泳動法 (IFE法)

検出せず

218

D015 24

免疫

3~5日

00312

尿中免疫電気泳動
(免疫固定法によるベンス・ジョーンズ蛋白(BJP)同定)
Bence-Jones protein identification

5A145

特異な熱凝固性を有する免疫グロブリンのL鎖を測定する検査である。定性試験より鋭敏かつκ、λのクラス判定が可能である。

酸性蓄尿不可

尿
5

 

25

 

冷蔵

免疫固定電気泳動法 (IFE法)

検出せず

201

D015 22

免疫

3~5日

30417

遊離L鎖κ/λ比
(FLC)
free light chains kappa/lambda ratio

5A141

免疫グロブリンの構成成分軽鎖のうち血中に遊離したk、λ鎖を定量する検査である。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

κ鎖 3.3~19.4 mg/L
λ鎖 5.7~26.3 mg/L
κ/λ比 0.26~1.65

388

D015 29

免疫

2~3日

20061

IgG インデックスIgG index

5A120

血清と髄液中のIgGとアルブミン濃度から、多発性硬化症の鑑別診断を行う検査である。

複数検体

血液
3

遠心

血清
0.7

および

髄液
0.7

 

 

 

01

 

02

 

 

 

冷蔵

 

冷蔵

TIA/ネフェロメトリー法

インデックス
0.73 以下

390

D004 10

尿便

2~3日

02869

オリゴクローナルバンド《等電点電気泳動法》oligoclonal bands

5A150

代表的な脱髄疾患である多発性硬化症の診断に有用な検査である。等電点電気泳動法で疾患特異性が向上した。

複数検体

血液
2

遠心

 

血清
0.4

および

 

髄液
0.4

 

 

 

 

01

 

 

02

 

 

 

4週

冷蔵

 

4週

冷蔵

等電点電気泳動法

陰性:バンド数 0~1 本

522

D004 11

尿便

5~8日

27000

抗アクアポリン4抗体
(抗AQP4抗体)
anti-aquaporin 4 antibody

5G821

Devic病ともいわれる視神経脊髄炎で血中に認められる自己抗体である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

2週

EIA

U/mL

3.0 未満

1000

D014 47

免疫

3~9日

00235

IgG 〈血清〉IgG

5A010

血中に最も多く存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類される。胎盤通過性を持つ唯一の免疫グロブリンであり、慢性炎症性疾患などで増加する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

870~1,700

38

D015 4

免疫

1~2日

20040

IgG 〈尿〉IgG

5A010

 

尿
0.4

 

25

2週

冷蔵

TIA

mg/dL

38

D015 4

免疫

2~3日

20112

IgGサブクラス分画IgG subclasses

5A050

免疫グロブリンで最も量が多いIgGのサブクラス4種を個別に定量する検査である。易感染性の小児や、IgG4関連疾患患者での測定が有効である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)およびTIA

mg/dL

IgG1 351~962
IgG2 239~838
IgG3 8.5~140
IgG4 4.5~117

2~5日

20121

IgGサブクラスIgG2IgG2

5A056

IgGの中でおよそ3割を占めるグロブリンである。IgG2欠損症は小児に多く易感染性により中耳炎や下気道感染を繰り返す。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

TIA

mg/dL

239~838

239

D014 31

免疫

2~5日

20133

IgGサブクラスIgG4IgG4

5A058

自己免疫性膵炎で著増が認められるIgGのサブクラスを測定する検査である。IgG4関連疾患として他疾患との関連も示唆されている。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

2週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/dL

11~121

377

D014 41

免疫

2~3日

12509

鳥特異的IgGIgG, allergen-specific

5A110

鳥関連過敏性肺炎の診断補助検査である。セキセイインコおよびハトに対する血液中のIgGを測定する検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

21日

冷蔵

FEIA

mgA/L

陰性(-)
セキセイインコ 8 未満
ハト 24 未満

873

D012 65

免疫

3~6日

00234

IgAIgA

5A015

IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリンである。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

110~410

38

D015 4

免疫

1~2日

00236

IgMIgM

5A020

免疫グロブリンの中で最大の分子量を持ち、感染症で最も早期に増加する抗体である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

M 33~190
F 46~260

38

D015 4

免疫

1~2日

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