WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 11 月 1 日時点の情報です。

『錐体外路障害・異常運動』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01640

亜鉛 〈血清〉
(Zn)
zinc

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

 

01

 

 

 

18日

冷蔵

比色法

μg/dL

80~130

132

D007 37

生Ⅰ

2~3日

01641

亜鉛 〈尿〉
(Zn)
zinc

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

単独検体

 

尿
5

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

64~947

132

D007 37

生Ⅰ

3~6日

01603

ハロペリドールhaloperidol

3L300

統合失調症、双極性障害の治療に用いられるブチロフェノン系向精神薬である。過剰投与により低血圧,過度の鎮静,重症の錐体外路症状などが起こる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA(CEDIA)

ng/mL

3~17
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

05374

ブロムペリドールbromperidal

3L302

抗幻覚、抗妄想作用を有するブチロフェノン系向精神薬である。過剰投与で血圧降下、頻脈、錐体外路症状となる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA(CEDIA)

ng/mL

15 以下
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01597

クロルプロマジンchlorpromazine

3L265

統合失調症や双極性障害に用いられる向精神薬である。血中動態は個人差が大きく、血中濃度測定が有用とされる。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

30~350

4~6日

25515

レボメプロマジンlevomepromazine

3L315

フェノチアジン系の薬剤である。過剰投与により中枢神経系の抑制や血圧低下、錐体外路症状などが起こる。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

03233

アミトリプチリン・ノルトリプチリンamitriptyline & nortriptyline

3L255

アミノトリプチンは三環系抗うつ剤の一種であり、他の抗うつ剤での効果が低い場合にも投与される。活性代謝物のノルトリプチリンを同時測定する。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

アミトリプチリン+ノルトリプチリン
80~200
ノルトリプチリンのみ
50~150

4~6日

25516

プロメタジンpromethazine

3M265

パーキンソニズム、アレルギー性鼻炎、麻酔前投与に用いられるフェノチアジン系薬剤である。過剰投与により中枢神経抑制や低血圧、呼吸障害、錐体外路症状などが起こる。

血液
3

遠心

血清
1

03

02

 

 

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

12479

L-ドーパL-dopa

3L555

脳内でドーパミンに転換され、パーキンソン病の症状を改善する薬剤である。血中濃度測定で過剰投与を防止する。

血液
5

冷遠

EDTA血漿
2

14

02

 

 

LC-MS/MS

ng/mL

投与直前(トラフ)

3~5日

26981

ホモバニリン酸 〈尿〉
(HVA)
homovanillic acid

4E055

ドーパミンの最終代謝産物である。カテコールアミンの分泌状態を反映する検査である。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

1.6~5.5

69

D008 3

生Ⅱ

3~4日

26984

ホモバニリン酸 〈クレアチニン補正〉
(HVA)
homovanillic acid

4E055

ドーパミンの最終代謝産物である。カテコールアミンの分泌状態を反映する検査である。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

1.6~5.5

69

D008 3

生Ⅱ

3~4日

00969

ドーパミン・総dopamine

4E050

ノルアドレナリンの前駆物質である。通常は遊離型のみが測定されるが、本項目は抱合型も含む総ドーパミンを定量する。

血液
5

冷遠

EDTA血漿
2

14

02

 

 

HPLC

ng/mL

0.5~6.2

6~11日

26988

5-ハイドロキシインドール酢酸 〈尿〉
(5-HIAA)
5-hydroxyindole acetic acid

4E070

神経伝達物質であるセロトニンの代謝物を測定する検査である。偏頭痛やカルチノイド症候群の診断に用いられる。

 

酸性蓄尿
1

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

0.6~4.1

95

D008 5

生Ⅱ

3~4日

26991

5-ハイドロキシインドール酢酸 〈クレアチニン補正〉
(5-HIAA)
5-hydroxyindole acetic acid

4E070

神経伝達物質であるセロトニンの代謝物を測定する検査である。偏頭痛やカルチノイド症候群の診断に用いられる。

尿
1

25

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mg・Cr

0.4~3.5

95

D008 5

生Ⅱ

3~4日

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