WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

五十音順 > ふ

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

01970

(IgE)ファディアトープ(特異的吸入性アレルゲン)

5A100

吸入抗原12種類への感作を一括スクリーニングする検査である。アレルゲンの特定はできない。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

FEIA

陰性(-)

194

D015 21

免疫

2~3日

26652

フィコンパ→ペランパネル

3L245

AMPA受容体拮抗剤であり、既存の抗てんかん剤とは異なる作用機序を持つ。

血液
1

遠心

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

06515

ブイフェンド→ボリコナゾール

3M698

トリアゾール系抗真菌剤で様々な難治性深在性真菌症に効果を示す。肝機能障害などの重篤な副作用を発現することがあるので注意が必要である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

1~2 以上
4~5 以上の場合に肝障害に注意する
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

00559

フィブリノーゲン(FIB)

2B100

血栓を形成するフィブリンの前駆体である。炎症で増加し、重度の肝機能障害、DICなどでは減少する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

トロンビン法

mg/dL

155~415

23

D006 4

血液

2~3日

00560

(血中)フィブリン・フィブリノゲン分解産物(FDP)

2B120

線溶亢進状態の把握に用いられる検査である。特にDIC、血栓溶解療法のモニタリングに有用である。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

LPIA

μg/mL

5.0 未満

80

D006 11

血液

2~3日

00075

(可溶性)フィブリンモノマー(SF)

2B110

血液凝固において早い段階から生成されるため、早期の凝固亢進の指標となる検査である。

血液
1.8

遠心

クエン酸血漿
0.3

15

02

 

 

ラテックス凝集法

μg/mL

5 未満

93

D006 12

血液

2~5日

04198

(可溶性)フィブリンモノマー複合体(SFMC)定量

2B110

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.4

15

 

02

 

 

8週

LA(ラテックス凝集比濁法)

μg/mL

6.1 以下

包括221

D006 29

血液

2~5日

05496

(頸管腟分泌液中癌胎児性)フィブロネクチン

5C111

切迫流産や早産で腟頚管中に検出される胎児由来物質である。切迫早産の早期診断に有用な検査である。

 

 

頸管腟分泌液

指定容器 

 

90

 

4週

EIA

陰性(-)

204

D015 23

免疫

2~4日

00286

風疹《HI》

5F395

三日はしかといわれる発疹性感染症を引き起こすウイルスである。妊娠初期の感染は先天性風疹症候群の原因となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

または

 

髄液
0.4

 

 

 

01

 

 

02

 

 

4週

冷蔵

 

4週

冷蔵

HI

血清 8 倍
髄液 原液

79

D012 11

免疫

3~4日

11793

風疹 IgG《CLIA》

5F395

三日はしかといわれる発疹性感染症を引き起こすウイルスである。妊娠初期の感染は先天性風疹症候群の原因となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

14日

冷蔵

CLIA

IU/mL

陰性(-)
5.0 未満

206

D012 42

免疫

2~3日

00687

風疹 IgG《EIA》

5F395

三日はしかといわれる発疹性感染症を引き起こすウイルスである。妊娠初期の感染は先天性風疹症候群の原因となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

EIA

陰性(-)
EIA価 2.0 未満

206

D012 42

免疫

3~5日

00688

風疹 IgM《EIA》

5F395

三日はしかといわれる発疹性感染症を引き起こすウイルスである。妊娠初期の感染は先天性風疹症候群の原因となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

EIA

陰性(-)
index 0.80 未満

206

D012 42

免疫

3~5日

01585

FAX

フェニトイン

3L185

ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤であり、血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用の予防が可能である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

成人・小児 10~20
新生児 8~15
経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01584

FAX

フェノバルビタール

3L175

催眠・鎮静、抗てんかん作用を持つバルビタール系薬剤であり、肝機能低下で血中半減期が大幅に延長する。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA

μg/mL

10~40
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

01859

フェリチン

5C095

鉄の貯蔵および血清鉄濃度の維持を行うタンパク質である。鉄の貯蔵状態を反映し、貧血や悪性腫瘍の病態把握に有用である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 9.0~275
F 4.0~87.0

105

D007 25

生Ⅰ

2~3日

26788

フェンタニル

がんや術後の疼痛、麻酔における鎮痛に使用される医療用のオピオイド鎮痛剤である。過剰投与により重篤な換気低下が起こる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

5~11日

27105

フォスファチジルセリン依存性抗プロトロンビン抗体(aPS/PT抗体)

フォスファチジルセリンに結合したプロトロンビンに対する自己抗体を測定する検査である。不育症や血栓症との関連が示唆されている。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

3カ月

EIA

units

IgG: 30.0 以下
IgM: 30.0 以下
(参考基準値)

5~16日

04686

フォン・ウィルブランド因子活性(リストセチンコファクター)

2B480

凝固第Ⅷ因子のキャリアータンパク質の活性を測定する検査である。凝固および血小板機能調節に関わり、フォン・ウィルブランド病で低下しネフローゼ症候群で上昇する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.4

15

 

02

 

 

2週

固定血小板凝集法

%

50~150

包括129

D006 16

血液

2~5日

01131

フォン・ウィルブランド因子定量(第Ⅷ因子様抗原)

2B450

止血機構および凝固亢進調節に関わる高分子タンパク質の定量測定である。フォン・ウィルブランド病では低値となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

LA(ラテックス凝集比濁法)

%

50~150

包括147

D006 21

血液

2~5日

00256

不規則性抗体

5H180

妊娠や輸血などで産生が惹起され、溶血を起こす不規則性抗体の同定検査である。Rh式血液型不適合妊娠や頻回輸血時で測定される。

単独検体複数検体

血液
10

遠心

血清
5

および

EDTA加血液(2Kまたは2Na)
1

 

 

 

01

 

13

 

 

 

冷蔵

 

常温

カラム凝集法(クームス法、酵素法)

159

D011 4

免疫

2~3日

01112

副甲状腺ホルモンintact(PTH-intact)

4C025

血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンであり、副甲状腺疾患や骨疾患の鑑別に用いられる検査である。

血液
2

冷遠

 

EDTA血漿
0.5

14

 

02

 

 

6カ月

ECLIA

pg/mL

10~65

包括165

D008 33

生Ⅱ

2~3日

27559

副甲状腺ホルモンwhole(whole PTH)

4C026

血中カルシウム濃度を上昇させるホルモンであり、副甲状腺疾患や骨疾患の鑑別に用いられる検査である。

血液
2

冷遠

 

EDTA血漿
0.4

14

 

02

 

 

6カ月

ECLIA

pg/mL

14.9~56.9

包括165

D008 33

生Ⅱ

2~3日

04789

副甲状腺ホルモン関連蛋白intact(PTHrP-intact)

4C034

悪性腫瘍から産生され、高カルシウム血症をもたらすタンパク質である。

血液
2

冷遠

 

血漿
0.5

08

 

02

 

 

4カ月

IRMA(ビーズ固相法)

pmol/L

1.1 未満

包括189

D008 38

生Ⅱ

5~7日

02997

副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

4A025

視床下部の刺激で分泌され、副腎皮質のステロイド合成を促す下垂体前葉ホルモンである。朝高く、夜低いという明瞭な日内変動がみられる。

血液
1

冷遠

 

EDTA血漿
0.3

14

 

02

 

 

10週

ECLIA

pg/mL

7.2~63.3
(早朝安静時)

包括189

D008 38

生Ⅱ

2~3日

ブドウ糖(グルコース)負荷試験

ブドウ糖液を内服して、一定時間ごとに血糖値を測定する検査である。空腹時血糖とともに、糖尿病診断のための基本的な検査である。

複数検体

NaF加血液
2

 

04

 

冷蔵凍結不可

酵素法

mg/dL

正常域 空腹時値 110 未満
2時間値 140 未満
糖尿病域 空腹時値 126 以上
2時間値 200 以上

管理料[200]

D288 1

1~2日

27317

(感染性)ぶどう膜炎マルチスクリーニング

ぶどう膜炎の原因を調べる検査である。感染性か非感染性かの情報を得ることが可能である。

単独検体開栓厳禁

眼内液
75μL

指定容器 

87

 

マルチプレックスリアルタイムPCR法

検出せず

2~4日

27317

(感染性)ぶどう膜炎マルチスクリーニング

ぶどう膜炎の原因を調べる検査である。感染性か非感染性かの情報を得ることが可能である。

単独検体開栓厳禁

眼内液
75μL

指定容器 

87

 

マルチプレックスリアルタイムPCR法

検出せず

2~4日

00117

不飽和鉄結合能(UIBC)《比色法》

3I020

トランスフェリンなどの血中Fe輸送タンパク質上でFeが結合していない部分であり、Fe結合予備能を表し、血清Feとの和がTIBCに相当する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

比色法

μg/dL

M 140~330
F 150~385

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00573

プラスミノーゲン活性(PLG)

2B260

線維素を溶解するプラスミンの前駆物質である。肝臓で合成され、重症の肝疾患、DICなどで低値を示す。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

合成基質法

%

71~128

100

D006 13

血液

2~3日

00574

プラスミンインヒビター(アンチプラスミン活性)

2B270

線溶系活性の指標となる検査である。プラスミンと特異的に結合し、線溶系を抑制するタンパク質の活性を測定する検査である。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

合成基質法

%

85~118

包括128

D006 15

血液

2~3日

03259

曜日指定倫理対象遺伝学依頼書

プラダー・ウィリ症候群/アンジェルマン症候群 DNAメチル化解析

8C861

プラダー・ウィリ症候群およびアンジェルマン症候群の病因である15番染色体の過剰メチル化を調べる検査である。

開栓厳禁

EDTA加血液
3

 

13

 

冷蔵

Methylation-Specific PCR法

5000

D006-4 2

遺染

10~14日

01587

FAX

プリミドン

3L190

抗けいれん作用を有するてんかんの治療薬であり、血中半減期には個人差が大きいため、血中濃度測定が有用である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EMIT

μg/mL

5~12
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

04586

フルニトラゼパム

ベンゾジアゼピン系の催眠鎮静・抗不安剤である。効き目や安全性が高く、麻酔前投薬にも用いられる。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

01141

プレアルブミン

5C010

肝臓で合成されるタンパク質である。半減期が短いため栄養状態および肝臓のタンパク質合成能把握に有用である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

TIA

mg/dL

22~40

104

D015 12

免疫

2~3日

05309

フレカイニド

3L905

強い作用を持つ頻脈性不整脈の治療剤である。主として肝臓のCYP2D6で代謝され、相互作用に注意を要するため、血中薬物濃度測定が行われる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

200~1,000

管理料[470]

B001 2イ

3~4日

12392

プレガバリン

神経障害性疼痛や線維筋痛症に伴う疼痛に効果を示す薬剤である。腎機能が低下している場合には血中濃度が高くなるので注意が必要である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

μg/mL

3~5日

01063

プレグナンジオール(P2)

4F055

プロジェステロンの尿中代謝物として測定される検査である。黄体期におけるプロジェステロン産生能をあらわし、妊娠中は胎盤機能を反映する。

 

蓄尿
2

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

M 0.12~0.93
F 卵胞期 0.16~1.28
黄体期 0.69~4.70
閉経後 1.00 以下

包括213

D008 43

生Ⅱ

5~7日

01064

プレグナントリオール(P3)

4F060

17α-OHPの尿中代謝物として測定される検査である。先天性副腎皮質過形成に伴い高値となる。

 

蓄尿
2

 

25

4週

冷蔵

LC-MS/MS

mg/day

M 0.25~1.48
F 卵胞期 0.07~1.24
黄体期 0.25~1.58
閉経後 1.00 以下

包括232

D008 48

生Ⅱ

5~7日

27103

プレセプシン

5C216

主に単球やマクロファージの膜上に存在するCD14分子の断片で、敗血症のマーカーである。

単独検体

血液
2

冷遠

 

ヘパリン血漿
0.4

 

10

 

02

 

 

 

12週

CLEIA

pg/mL

500
(敗血症(細菌性)診断の
カットオフ値)

301

D007 59

生Ⅰ

2~3日

27625

曜日指定

フローサイトクロスマッチ検査

5K210

フローサイトメトリーを用いてドナー特異抗体(抗リンパ球抗体)を陽性反応として検出する検査である。

単独検体複数検体

(レシピエント)全血
2

および

(ドナー)EDTA加血液
7

 

03

 

89

 

冷蔵

 

冷蔵

フローサイトメトリー法

4~7日

01605

FAX

プロカインアミド

3L890

心臓の刺激伝導を抑制する抗不整脈剤である。心機能が低下した患者では血中半減期が延長する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

HEIA

μg/mL

4~8
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

08007

プロカルシトニン(PCT)

5C215

細菌性敗血症で上昇するポリペプチドを測定する検査である。ウイルスや真菌感染、膠原病、腫瘍熱などとの鑑別や重症度判定に有用である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

13カ月

ECLIA

ng/mL

0.05 以下

284

D007 58

生Ⅰ

2~3日

05534

プログラフ→タクロリムス

3M810

FK506とも呼ばれる免疫抑制剤である。シクロスポリンと比べ選択的にT細胞の活性化を抑える。主に肝臓・腎臓・骨髄の移植時で拒絶反応の抑制に有効である。

 

 

EDTA加血液
1

指定容器 

 

07

 

7日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

5~20
経口 投与直前(トラフ)
静注 投与直前(トラフ)
必要に応じて投与直後(ピーク)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

02921

プロコラーゲンⅢペプチド(P-Ⅲ-P)

5C130

コラーゲンが生成される際、プロコラーゲンから遊離するペプチドである。肝炎から肝硬変への進行時の肝線維化を示す指標となる。

血液
2

遠心

血清
0.4

 

 

01

 

 

冷蔵

IRMA(チューブ固相法)

U/mL

0.3~0.8

136

D007 37

生Ⅰ

3~6日

01061

プロジェステロン(P4)

4F045

卵巣と胎盤から分泌され、黄体機能や妊娠に深く関わる性ホルモンで黄体ホルモンと呼ばれる。月経の周期異常や不妊症の診断に有用な検査である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

包括147

D008 24

生Ⅱ

2~3日

03123

プロジェステロンレセプター(PgR)《IHC法》

7B020

未染標本スライド
4枚(4μm厚)

または

パラフィンブロック(腫瘍組織)

20

 

 

常温

 

常温

免疫組織化学染色

690

N002 2

病理

6~10日

04688

ブロチゾラム

チエノトリアゾロジアゼピン系の催眠剤である。催眠、抗不安、抗痙攣作用が強い。併用薬剤により血中濃度が増減するので注意が必要である。

血液
3

遠心

 

血清
1

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

01186

プロテインC《抗原量》

2B700

血管内皮細胞で活性化され、抗凝固作用を発揮するビタミンK依存性のタンパク質である。減少により血栓傾向となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.3

15

 

02

 

 

2週

LPIA

%

62~131

包括232

D006 31

血液

2~5日

01139

プロテインC《活性》

2B700

血管内皮細胞で活性化され、抗凝固作用を発揮するビタミンK依存性のタンパク質である。減少により血栓傾向となる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

合成基質法

%

64~135

包括234

D006 32

血液

2~3日

15074

プロテインS《活性》

2B710

肝臓由来の凝固阻害因子プロテインCの補酵素である。主に下肢静脈血栓などの遺伝性血栓症の診断に用いられる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.4

15

 

02

 

 

2週

凝固時間法

%

64~149

包括163

D006 24

血液

2~5日

04205

プロテインS《遊離型抗原量》

2B711

肝臓由来の凝固阻害因子プロテインCの補酵素である。主に下肢静脈血栓などの遺伝性血栓症の診断に用いられる。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.3

15

 

02

 

 

2週

LA(ラテックス凝集比濁法)

%

M 74~132
F 60~127

包括158

D006 23

血液

2~3日

04005

(赤血球)プロトポルフィリン

3J055

骨髄や肝臓に存在するポルフィリン体の一種であり、ポルフィリン症の鑑別、鉛中毒のスクリーニングに用いられる検査である。

 

ヘパリン加血液
0.5

 

64
遮光

3週

冷蔵

HPLC

μg/dL 全血

272

D007 56

生Ⅰ

4~10日

07934

FAX

プロトロンビン時間(PT)

2B030

外因系の凝固活性を総合的に判定するスクリーニング検査である。肝不全、凝固因子欠乏症で遅延し、血栓性静脈炎で短縮する。

血液
1.8

遠心

 

クエン酸血漿
0.5

15

 

02

 

 

2週

透過光

%

70~100
INR 0.85~1.15

18

D006 2

血液

2~3日

04896

プロパフェノン

3L897

Naチャネル遮断薬で、頻脈性不整脈の治療薬である。代謝速度の個人差が大きいため血中濃度測定が有用である。

血液
2

遠心

 

ヘパリン血漿
0.5

10

 

02

 

 

4週

冷蔵

LC-MS/MS

ng/mL

50~1500
経口 投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

3~5日

26780

ブロマゼパム

3L110

抗不安作用のある中時間作用型のベンゾジアゼピン系薬剤である。妊婦、産婦、授乳婦などへの投与には注意が必要である。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

03

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

05374

ブロムペリドール

3L302

抗幻覚、抗妄想作用を有するブチロフェノン系向精神薬である。過剰投与で血圧降下、頻脈、錐体外路症状となる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

03

 

02

 

 

4週

冷蔵

EIA(CEDIA)

ng/mL

15 以下
投与直前(トラフ)

管理料[470]

B001 2イ

2~3日

25516

プロメタジン

3M265

パーキンソニズム、アレルギー性鼻炎、麻酔前投与に用いられるフェノチアジン系薬剤である。過剰投与により中枢神経抑制や低血圧、呼吸障害、錐体外路症状などが起こる。

血液
3

遠心

血清
1

03

02

 

 

LC-MS/MS

ng/mL

4~6日

00910

プロラクチン(PRL)

4A020

下垂体前葉から分泌され乳腺に作用する乳汁分泌ホルモンである。性腺機能低下症や乳汁漏出無月経症候群の診断に用いられる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

12週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 3.58~12.78
F 6.12~30.54

98

D008 6

生Ⅱ

2~3日

分子疫学解析POT法

POT法は、マルチプレックスPCRにより複数の特定遺伝子を同時に増幅し、増幅されたバンドパターンの解析を行って数値化(POT値)することで菌体間の相同性を客観的に比較することが可能な検査である。

菌株

 

冷蔵

リアルタイムPCR法/POT法

14~21日

13410

分子疫学解析POT法(C. ディフィシル)

菌株

 

冷蔵

リアルタイムPCR法/POT法

14~21日

13409

分子疫学解析POT法(E. クロアカcomplex)

菌株

 

冷蔵

リアルタイムPCR法/POT法

14~21日

13408

分子疫学解析POT法(アシネトバクター属菌)

菌株

 

冷蔵

リアルタイムPCR法/POT法

14~21日

13405

分子疫学解析POT法(黄色ブドウ球菌)

菌株

 

冷蔵

リアルタイムPCR法/POT法

14~21日

13407

分子疫学解析POT法(大腸菌)

菌株

 

冷蔵

リアルタイムPCR法/POT法

14~21日

13406

分子疫学解析POT法(緑膿菌)

菌株

 

冷蔵

リアルタイムPCR法/POT法

14~21日

00707

糞便アメーバ検査

1B080

アメーバ赤痢をひき起こす原虫を糞便を用いて鏡検にて調べる検査である。

 

糞便
親指頭大

指定容器 

60

 

常温

直接塗抹法(ヨード法)

(-)

64

D017 3

微生

2~3日

02941

糞便中ヘモグロビン

1B040

免疫学的測定により下部消化管の出血を調べる検査である。ヒトのヘモグロビンに特異的に反応し消化管の出血を知ることができる。炎症性腸疾患や大腸癌などのスクリーニングに有用である。

 

糞便

指定容器 

31

 

冷蔵

ラテックス凝集法

(-)

37

D003 5

尿便

2~3日

00710

糞便塗抹顕微鏡検査(消化状態)

1B060

糞便の染色などを行って肉眼的に観察し、消化器系機能や疾患を調べる検査である。

糞便
親指頭大

29

冷蔵

ズダンⅢ染色法ヨード染色法

20

D003 2

尿便

2~3日

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