WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

AML患者に対して、キザルチニブ塩酸塩およびギルテリチニブフマル酸塩の適応を判定するための補助検査である。

骨髄および幹細胞移植後のレシピエントにおけるドナー細胞の生着状況を把握する検査である。

SBMAの原因遺伝子であるアンドロゲン受容体遺伝子の伸長（トリプレットリピート）を調べる検査である。

プロトロンビンとも呼ばれるトロンビンの前駆物質の活性を測定する検査である。先天性異常による欠乏症のほか、ビタミンKの不足時に低値となる。

内因系および外因系凝固反応に関わる凝固因子であり、プロトロンビンをCaイオンの存在下で活性化するタンパク質である。

外因系の凝固過程において組織トロンボプラスチンおよび第Ⅹ因子を活性化する糖タンパクである。ビタミンK依存性のため、ビタミンK欠乏症で低値になる。

血液凝固因子である第Ⅷ因子もしくは第Ⅸ因子に対する抗体である。凝固因子製剤投与中の血友病患者で失活因子となる。

vWFと結合して存在する内因系凝固タンパク質である。先天的欠乏で血友病Aを来す。

血液凝固因子である第Ⅷ因子もしくは第Ⅸ因子に対する抗体である。凝固因子製剤投与中の血友病患者で失活因子となる。

内因系の凝固機序に関与するビタミンK依存性の凝固因子である。代表的な欠乏症として血友病Bが知られている。

内因系・外因系両方の凝固反応に関わるビタミンK依存性の凝固因子である。出血傾向および血栓傾向を知るための指標である。

内因性凝固の初期段階に関与する凝固因子の活性を測定する検査である。欠乏症で低値となり、DICや肝硬変などで出血傾向の指標となる。

凝固系機序の最も初期の段階に関連する凝固因子である。PT正常、APTT異常で出血傾向がない場合に第ⅩⅡ因子欠乏を疑う。

凝固系機序の最終段階で働く因子である。フィブリン安定化因子とも呼ばれ、出血性素因のスクリーニング検査として用いられる。

止血機構および凝固亢進調節に関わる高分子タンパク質の定量測定である。フォン・ウィルブランド病では低値となる。

筋強直性ジストロフィーの病因であるDMPK遺伝子の伸長（トリプレットリピート）を調べる検査である。

神経筋接合部の筋肉側に存在する膜貫通タンパク質に対する自己抗体である。抗アセチルコリン受容体抗体が陰性の重症筋無力症の診断に有用である。