WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 5 月 1 日時点の情報です。

『多発性筋炎』に関連する検査項目

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

00016

FAX

CK
(CPK)

3B010

骨格筋や心筋の崩壊を反映して逸脱する酵素を測定する検査である。急性心筋梗塞や多発性筋炎で上昇する。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

JSCC標準化対応法

U/L

M 60~270
F 40~150

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

00019

アルドラーゼ
(ALD)

3B100

細胞の崩壊や壊死、代謝障害で高値となる解糖系酵素である。組織崩壊をリアルタイムで反映する一方、臓器特異性が低いため補助診断に用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

3~4日

冷蔵

UV法

IU/L

2.7~5.9

包括11

D007 1

生Ⅰ

1~2日

01640

亜鉛 〈血清〉
(Zn)

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

溶血不可

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

 

01

 

 

 

18日

冷蔵

比色法

μg/dL

80~130

136

D007 37

生Ⅰ

2~3日

01641

亜鉛 〈尿〉
(Zn)

3I030

代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。

単独検体

 

尿
5

指定容器 

 

59

 

4週

冷蔵

原子吸光法

μg/L

64~947

136

D007 37

生Ⅰ

3~6日

01843

ミオグロビン 〈血清〉

5C090

筋肉中へ酸素を取り込むヘム蛋白である。心筋梗塞などにおいて早期に血中へ逸脱する。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

1週

冷蔵

CLIA

ng/mL

M 154.9 以下
F 106.0 以下

135

D007 36

生Ⅰ

2~3日

12748

ミオグロビン 〈尿〉

5C090

筋肉中へ酸素を取り込むヘム蛋白である。心筋梗塞などにおいて早期に血中へ逸脱する。

 

 

尿
6

指定容器 

 

73

 

10日

冷蔵

CLEIA

ng/mL

2.0 未満

135

D007 36

生Ⅰ

2~4日

03855

心室筋ミオシン軽鎖Ⅰ

5C092

心筋の収縮に働く心筋細胞の構造タンパク質である。心筋梗塞の病態把握に有用である。発症後3時間から1週間程度高値を示す。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

12週

EIA

ng/mL

2.5 以下

184

D007 45

生Ⅰ

2~5日

13010

抗核抗体
(ANA)

5G010

細胞の核内に含まれる抗原性物質に対する抗体群を検出する検査である。それぞれの抗核抗体の存在を調べるスクリーニング検査として用いられる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

FAT

40 未満

102

D014 5

免疫

2~4日

30251

抗RNP抗体
(抗U1-RNP抗体)

5G066

広く自己免疫疾患で陽性となる自己抗体である。抗Sm抗体陰性で抗RNP抗体が陽性であれば、混合性結合組織病が疑われる。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

CLEIA

U/mL

10.0 未満

包括144

D014 11

免疫

2~3日

25954

抗Jo-1抗体

5G120

PM/DM患者で高頻度に検出される自己抗体である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

 

 

 

01

 

 

1カ月

冷蔵

CLEIA

U/mL

10.0 未満

包括140

D014 9

免疫

2~4日

26054

抗ARS抗体

5G121

骨格筋に特異的な自己抗体8種のうち、5種類を網羅的に測定する検査である。抗Jo-1抗体を含み、PM/DMの25~30 %で陽性を示す。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

18日

冷蔵

EIA

陰性(-)
index 25.0 未満

包括190

D014 22

免疫

3~9日

26595

抗MDA5抗体
(抗CADM-140抗体)

5G122

筋症状のみられないDMの診断に有用な検査である。陽性の場合、難治性の急速進行性間質性肺炎を併発することが多い。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

EIA

陰性(-)
index 32 未満

包括270

D014 34

免疫

2~5日

26892

抗Mi-2抗体

5G123

DMの補助診断に用いられる検査である。本抗体陽性のDM患者は、ゴットロン徴候やヘリオトロープ疹などの典型的な皮膚症状が認められ、治療反応性はよい。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

EIA

陰性(-)
index 53 未満

包括270

D014 34

免疫

2~5日

26895

抗TIF1-γ抗体

5G124

皮膚筋炎の補助診断に用いられる検査である。成人では陽性の場合、悪性腫瘍の合併率が高い。

血液
1

遠心

血清
0.3

 

 

01

 

 

冷蔵

EIA

陰性(-)
index 32 未満

包括270

D014 34

免疫

2~5日

04825

抗カルジオリピン・β2GPⅠ複合体抗体
(抗CL-β2GP1抗体)

5G504

代表的な抗リン脂質抗体であり、リン脂質抗体症候群の診断に有用である。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

02

 

 

EIA

U/mL

3.5 以下

223

D014 27

免疫

2~4日

12700

抗カルジオリピン抗体IgG

5G508

代表的な抗リン脂質抗体であり、リン脂質抗体症候群の診断に有用である。

血液
2

遠心

血清
0.4

01

02

 

 

EIA

U/mL

12.3 以下

226

D014 28

免疫

3~6日

12635

抗カルジオリピン抗体IgM

5G510

代表的な抗リン脂質抗体であり、リン脂質抗体症候群の診断に有用である。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

1カ月

EIA

U/mL

20.8 以下

226

D014 28

免疫

3~9日

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