WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
五十音順 > く
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
00253 |
クームス試験(抗グロブリン試験)direct antiglobulin test5H121 溶血性疾患の原因である不完全抗体を検出する検査である。体内で血球に不完全抗体が結合していることを証明する検査である。 |
単独検体
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13 |
常温 |
カラム凝集法 | (-) |
34 D011 2イ 免疫 |
2~3日 |
27629 |
グアナーゼguanase3B125 肝疾患のスクリーニング検査である。肝炎の急性増悪期でASTやALTに先立って上昇し、高値を示す。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
酵素法 | IU/L 0.4~1.1 |
35 D007 12 生Ⅰ |
4~5日 |
25700 |
クラミジア核酸同定(うがい液)《TaqManPCR法》Chlamydia trachomatis genetic detection5E021 |
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指定容器
86 |
3カ月 冷蔵 |
ロシュ・リアルタイムPCR法 | 検出せず |
188 D023 1 微生 |
2~3日 |
05190 |
クラミジア・トラコーマチス核酸同定《TaqManPCR法》Chlamydia trachomatis genetic detection5E021 STDを起こすクラミジア・トラコーマチスに特異的な遺伝子をリアルタイムPCR法で増幅する検査である。 |
または
|
指定容器
86
指定容器
85 |
1年 冷蔵
1年 冷蔵 |
ロシュ・リアルタイムPCR法 | 検出せず |
188 D023 1 微生 |
2~3日 |
04216 |
クラミジア・トラコーマチス抗体 IgA&IgGChlamydia trachomatis antibody-IgG & IgA5E020 STDの代表的な原因病原体のクラミジア・トラコマーチスの抗体検査である。特異性が高くIgAは感染性・活動性、IgGは感染の既往の指標となる。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
EIA | 陰性(-) |
200 D012 43 免疫 |
3~5日 |
00285 |
クラミドフィラ(クラミジア)・シッタシ抗体Chlamydophila psittaci antibody5E026 鳥類の排泄物などから感染し、間質性肺炎を引き起こす病原菌C. psittaciの抗体検査である。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
CF | 倍 血清 4 |
79 D012 11 免疫 |
3~5日 |
27560 |
クラミドフィラ(クラミジア)・ニューモニエ抗体IgAChlamydophila pneumoniae antibody-IgA5E032 急性呼吸器感染症を引き起こす病原体であるクラミドフィラ・ニューモニエの抗体検査である。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA | 陰性(-) |
75 D012 10 免疫 |
3~5日 |
27563 |
クラミドフィラ(クラミジア)・ニューモニエ抗体IgGChlamydophila pneumoniae antibody-IgG5E031 急性呼吸器感染症を引き起こす病原体であるクラミドフィラ・ニューモニエの抗体検査である。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA | 陰性(-) |
70 D012 9 免疫 |
3~5日 |
27566 |
クラミドフィラ(クラミジア)・ニューモニエ抗体IgMChlamydophila pneumoniae antibody-IgM5E033 急性呼吸器感染症を引き起こす病原体であるクラミドフィラ・ニューモニエの抗体検査である。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA | 陰性(-) |
152 D012 29 免疫 |
3~5日 |
00429 |
(抗)グリアジン抗体-IgA&IgGanti-gliadine antibody5G413 |
遠心
|
01 ↓ 02 |
凍 |
ELISA | U 陰性 <20.0 |
14~21日 |
|
00311 |
クリオグロブリンcryoglobulin5A160 冷却により可逆的な沈降性を示す異常タンパク質である。クリオグロブリン血症および膠原病などの免疫疾患で検出される。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
ゲル内拡散法 | (-) |
42 D015 5 免疫 |
4~5日 |
05121 |
グリコアルブミン(GA)albumin, glycated3D055 過去1~2週間の血糖コントロール指標となる糖化タンパクである。共存物質や低蛋白血症の影響を受けにくい。 |
溶血不可
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | % 12.3~16.5 |
55 D007 17 生Ⅰ |
1~2日 |
クリプトコッカス(目的菌) |
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※ |
冷蔵凍結不可 |
培養・同定 | ◎ |
|||
25717 |
グリベック→イマチニブimatinib3M750 チロシンキナーゼを阻害する抗がん剤である。CMLや一部のALL、GISTの治療に用いられる。腫瘍崩壊症候群に注意し、血清中電解質濃度および腎機能検査を行う。 |
遠心
または
遠心
|
14 ↓
02
03 ↓
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~6日 |
27660 |
(膵)グルカゴンpancreatic glucagon4G030 膵臓から分泌され、インスリンと拮抗して血糖値を上げるホルモンである。グルカゴノーマの診断や糖尿病の病態把握に用いられる。 |
溶血不可
冷遠
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08 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 5.4~55.0 |
包括150 D008 23 生Ⅱ |
3~9日 |
01370 |
グルコース(GLU)glucose3D010 血糖と呼ばれる糖尿病の基本的な検査である。食事の前後で変動が大きく注意が必要である。 |
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04 |
1週 冷蔵凍結不可 |
酵素法 | mg/dL 70~109 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
グルコース負荷試験ブドウ糖液を内服して、一定時間ごとに血糖値を測定する検査である。空腹時血糖とともに、糖尿病診断のための基本的な検査である。 |
複数検体
|
04 |
冷蔵凍結不可 |
酵素法 | mg/dL 正常域 空腹時値 110 未満 |
管理料[200] D288 1 |
1~2日 |
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00032 |
クレアチニン(CRE)creatinine3C015 筋肉内でクレアチンから非酵素的脱水反応により産生される非タンパク質性の窒素化合物である。食事など外的因子の影響を受けない腎機能の優れた指標である。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | mg/dL M 0.61~1.04 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00142 |
クレアチニンクリアランスcreatinine clearance8A020 |
複数検体
遠心
および
|
01
25 |
冷蔵
冷蔵 |
酵素法 | mL/min 82~183 |
2~3日 |
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00016 |
クレアチンキナーゼ(CK, CPK)creatine kinase3B010 骨格筋や心筋の崩壊を反映して逸脱する酵素を測定する検査である。急性心筋梗塞や多発性筋炎で上昇する。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
JSCC標準化対応法 | U/L M 60~270 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00069 |
クレアチンキナーゼ(CK)アイソザイムcreatine kinase isoenzymes3B025 CKが高値の場合に由来臓器を調べる検査である。脳、骨格筋、心筋の由来別にCK-BB、MM、MBに分けられる。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
アガロースゲル電気泳動法 | % BB 0~2 |
55 D007 17 生Ⅰ |
2~3日 |
00049 |
クロール(Cl)chloride3H020 酸塩基平衡異常の診断に有用な検査である。血中の代表的な陰イオンで陽イオンであるNaとともに測定し両者のバランスにより診断される。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
電極法 | mEq/L 98~108 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00778 |
クロール定量〈髄液〉chloride3H020 髄液中の無機物の主要成分である。血中のクロールに比例して増減する。結核性髄膜炎に有用である。 |
|
27 |
冷蔵 |
電極法 | mEq/L 120~125 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
2~3日 |
12901 |
クロザピン3L304 クロザピンは、治療抵抗性統合失調症に有効性を示す抗精神病薬である。血中動態は個人差が大きいため血中濃度が測定される。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
12901 |
クロザリル→クロザピン3L304 クロザピンは、治療抵抗性統合失調症に有効性を示す抗精神病薬である。血中動態は個人差が大きいため血中濃度が測定される。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
13008 |
クロストリジオイデス・ディフィシル GDH抗原・毒素検出5E110 抗菌薬関連下痢症・腸炎の主要な原因菌であるクロストリジオイデス・ディフィシルの糞便中のtoxin Aおよびtoxin Bに加えてC. difficile抗原とよばれるグルタミン酸脱水素酵素(GDH)を検出する検査である。 |
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29 |
3日 冷蔵 |
イムノクロマトグラフィー法 | 80 D012 12 免疫 |
2~3日 |
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27460 |
クロストリジオイデス・ディフィシル毒素遺伝子検出genetic detection, Clostridioides difficile6B642 ディフィシル菌が産生するToxin Bの遺伝子をリアルタイムPCR法で検出する検査である。CDIの見逃しによる重症化の防止にも有用である。 |
単独検体開栓厳禁
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指定容器
55 |
5日 冷蔵凍結不可 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
450 D023-2 5 微生 |
2~3日 |
04585 |
クロチアゼパム心身症、自律神経失調症に用いられるベンゾジアゼピン系の抗不安剤である。連用により薬物依存を生じることがあるので、用量用法には注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
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01594 |
クロナゼパムclonazepam3L125 ベンゾジアゼピン系の抗てんかん剤である。副作用に呼吸抑制、筋緊張低下、情動不安などが知られている。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
2週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 10~70 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
03918 |
クロバザムclobazam3L145 他剤で効果が十分に認められない場合に併用される抗てんかん剤である。一部の薬剤と相互作用を持つため注意が必要である。 |
遠心
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03 ↓
02 |
3週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL クロバザム 30~300 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
07410 |
クロム(Cr)chromium3K115 欠乏により脂質やタンパク質代謝系に障害を生じる微量必須金属を測定する検査である。 |
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10 |
3週 冷蔵 |
原子吸光法 | μg/dL |
6~12日 |
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01597 |
クロルプロマジンchlorpromazine3L265 統合失調症や双極性障害に用いられる向精神薬である。血中動態は個人差が大きく、血中濃度測定が有用とされる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL 30~350 |
4~6日 |