WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。

ビタミン

項目
コード
検査項目 採取量(mL)

遠心

提出量(mL)
容器 安定性
保存
方法
検査方法 基準値
(単位)
実施料
診療報酬区分
判断料区分
所要日数

27630

ビタミンAvitamin A

3G015

視覚や生殖機能の維持、上皮組織の分化、骨形成などに不可欠な役割を果たす脂溶性ビタミンである。欠乏すると夜盲症となる。

血液
1

遠心

血清
0.3

01

65
遮光

 

 

HPLC

μg/dL

27.2~102.7

6~12日

26560

ビタミンB1
(サイアミン)
vitamin B1

3G025

欠乏すると脚気を引き起こす水溶性ビタミンである。

 

EDTA加血液
1

 

84
遮光

20日

LC-MS

μg/dL

2.6~5.8

239

D007 56

生Ⅰ

3~4日

01563

ビタミンB2
(リボフラビン)
vitamin B2

3G030

糖質や脂肪、タンパク質代謝などのエネルギー産生系に関与する水溶性ビタミンである。欠乏で口角炎、脂漏性皮膚炎となる。

 

EDTA加血液
1

 

84
遮光

20日

HPLC

μg/dL

12.8~27.6

235

D007 55

生Ⅰ

3~4日

02143

ビタミンB6vitamin B6, fractionation

3G036

アミノ酸代謝の補酵素として働く水溶性ビタミンである。欠乏すると脂漏性皮膚炎を来す。

血液
2

遠心

血清
0.5

01

65
遮光

 

 

冷蔵

HPLC

ng/mL

5~7日

01565

ビタミンB12
(シアノコバラミン)
vitamin B12

3G040

欠乏により巨赤芽球性貧血をもたらす水溶性の造血ビタミンである。

血液
2

遠心

 

血清
0.4

01

 

02

 

 

12週

CLIA

pg/mL

233~914

136

D007 39

生Ⅰ

2~3日

01566

葉酸folic acid

3G105

核酸、アミノ酸代謝に関わる水溶性ビタミンである。欠乏すると巨赤芽球性貧血を引き起こす。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

01

 

02

 

 

12週

CLIA

ng/mL

3.6~12.9

146

D007 41

生Ⅰ

2~3日

27246

カルニチンcarnitines, fractionation

3G055

細胞のエネルギー代謝に重要な役割を担っている水溶性アミンの一種である。カルニチン欠乏症の診断および補充療法の導入に関して検査される。

血液
2

遠心

血清
0.5

 

 

01

 

 

冷蔵

酵素サイクリング法

μmol/L

総カルニチン 45~91
遊離カルニチン 36~74
アシルカルニチン 6~23

95+95

D007 23

生Ⅰ

2~3日

03990

ビタミンC
(アスコルビン酸)
vitamin C (L-ascorbic acid)

3G060

強い還元作用を持つ水溶性ビタミンである。欠乏すると壊血病となる。

血清

遠心

 

 

除蛋白上清
0.5

指定容器 

 

58
遮光

 

 

 

4週

-70℃以下

HPLC

μg/mL

5.5~16.8

296

D007 60

生Ⅰ

5~7日

27769

25-OHビタミンD [ビタミン]
[くる病]
25-hydroxy vitamin D3

3G065

総ビタミンD量のことである。ヒトをはじめとする動物の骨代謝を司る重要な脂溶性ビタミンのひとつである。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

27425

25-OHビタミンD(Total) [ビタミン]
[骨粗鬆症]
25-hydroxy vitamin D3

3G065

骨粗鬆症患者の骨折・転倒・骨密度低下のリスク評価、薬剤治療方針の決定・効果予測に有用とされる検査である。

血液
2

遠心

 

血清
0.5

 

 

 

01

 

 

4日

冷蔵

ECLIA

ng/mL

ビタミンD欠乏 20.0 未満
ビタミンD不足 20.0~29.9

117

D007 31

生Ⅰ

2~3日

26225

25-OHビタミンD分画 [ビタミン]25-hydroxy vitamin D, fractionation

3G066

ビタミンDの代謝産物でありVD2とVD3に分画し測定される検査である。骨形成に関与し、不足するとくる病や骨軟化症となる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

01

 

02

 

 

4週

LC-MS/MS

ng/mL

D2 12.1 以下
D3 5.5~41.4

6~12日

00869

1α,25-(OH)2ビタミンD [ビタミン]1,25-dihydroxy vitamin D3

3G070

最も生理活性が強いビタミンDである。血中カルシウム濃度を上げる働きを持つ。

血液
3

遠心

血清
1

01

02

 

 

RIA(二抗体法)

pg/mL

20~60

388

D007 63

生Ⅰ

3~6日

01572

ビタミンE
(トコフェロール)
vitamin E

3G080

抗酸化作用と生体膜安定化作用を持つ脂溶性ビタミンである。

血液
2

遠心

血清
0.5

01

65
遮光

 

 

蛍光法

mg/dL

0.75~1.41

3~9日

01142

レチノール結合蛋白
(RBP)
retinol binding protein

5C030

血中レチノールの特異的輸送タンパク質である。肝胆道疾患や腎疾患の病態把握、栄養状態の把握に用いる。

血液
1

遠心

 

血清
0.3

 

 

 

01

 

 

4週

冷蔵

LA(ラテックス凝集比濁法)

mg/dL

M 2.7~6.0
F 1.9~4.6

132

D015 15

免疫

2~3日

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