WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
五十音順 > い
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
25396 |
イーケプラ→レベチラセタムlevetiracetam3L230 部分発作に対する主要薬の一種である抗てんかん剤である。神経終末のシナプス小胞蛋白2A(SV2A)との結合で、発作抑制作用を発揮する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 12~46 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
26788 |
イーフェンバッカル→フェンタニルがんや術後の疼痛、麻酔における鎮痛に使用される医療用のオピオイド鎮痛剤である。過剰投与により重篤な換気低下が起こる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
5~11日 |
|
50113 |
(CLDN18) 胃癌《IHC法》5D630 胃癌組織中のCLDN18の発現を確認する。治癒切除不能な進行・再発の胃癌患者に対するゾルベツキシマブの適応を判定するための検査である。 |
|
20 |
常温 |
免疫組織化学染色 | 2700 N005-3 病理 |
6~10日 |
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50018 |
胃癌HER2/neu《FISH法》ERBB2 (erb-b2 receptor tyrosine kinase 2)8C053 胃癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブの適応を判定するための補助検査である。 |
または
|
20
|
常温
常温 |
FISH法 | 2700 N005 1 病理 |
9~13日 |
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50017 |
胃癌HER2/neu《IHC法》HER2/neu protein5D590 胃癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブの適応を判定するための補助検査である。 |
または
|
20
|
常温
常温 |
免疫組織化学染色 | 690 N002 3 病理 |
6~10日 |
|
胃がんリスク層別化検査(ABC分類)ABCD classification(ABCD method)3B347 ペプシノゲンとヘリコバクター・ピロリ抗体の血中濃度を同時に測定することで、萎縮性胃炎と胃癌のリスクを調べる検査である。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
ペプシノゲン LA(ラテックス凝集比濁法)ヘリコバクター・ピロリ抗体 LA(ラテックス凝集比濁法) | 1~2日 |
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05171 |
異性間骨髄移植(BMT)chromosome X, chromosome Y assessment of sex-mismatched BMT8B550 異性間のBMTにおいて、性染色体を指標とし、異性間骨髄移植後のドナー細胞の生着確認や、微小残存クローンの存在などを調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
13160 |
(結核菌群リファンピシン/)イソニアジド耐性遺伝子同時検出6B627 結核の治療薬であるリファンピシンおよびイソニアジドの薬剤耐性を検出する検査である。 |
単独検体開栓厳禁
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指定容器
55 |
7日 冷蔵 |
リアルタイムPCR法 | リファンピシン耐性遺伝子 検出せず |
963 D023 22 微生 |
2~3日 |
25904 |
イノベロン→ルフィナミドrufinamide3L240 Lennox-Gastaut症候群において他の抗てんかん剤と併用して使用される薬である。薬剤により相互作用が異なるため、血中濃度測定が有用である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
01834 |
(抗)胃壁細胞抗体(抗パリエタル細胞抗体)anti-parietal cell antibody5G185 胃壁細胞の原形質に対する自己抗体である。悪性貧血患者の血中で高頻度に検出される。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
FAT | 倍 10 未満 |
4~6日 |
|
25717 |
イマチニブimatinib3M750 チロシンキナーゼを阻害する抗がん剤である。CMLや一部のALL、GISTの治療に用いられる。腫瘍崩壊症候群に注意し、血清中電解質濃度および腎機能検査を行う。 |
遠心
または
遠心
|
14 ↓
02
03 ↓
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL |
管理料[470] B001 2イ |
3~6日 |
03235 |
イミドール→イミプラミンimipramine & desipramine3L310 イミプラミンは三環系抗うつ剤の一種である。活性代謝物のデシプラミンを同時測定する。過剰投与により抗コリン作用が主症状として出現する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
03235 |
イミプラミンimipramine & desipramine3L310 イミプラミンは三環系抗うつ剤の一種である。活性代謝物のデシプラミンを同時測定する。過剰投与により抗コリン作用が主症状として出現する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
26204 |
イムラン→6-チオグアニンヌクレオチド6-thioguanine nucleotide(6-TGN)3M817 抗悪性腫瘍剤6-メルカプトプリンや免疫抑制剤アザチオプリンの代謝産物である。副作用回避を目的に血中濃度が測定される。 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
LC-MS/MS | pmol/8×108RBC 6-TGN 235~450 |
6~8日 |
|
27839 |
インジウム(In)indium3K121 血中のインジウムを測定する検査である。取り扱い従事者は特殊健康診断の一次健診で測定が義務付けられている。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
ICP-MS | μg/L |
5~11日 |
|
01220 |
インスリン(IRI)insulin4G010 糖代謝ならびにアミノ酸、脂質代謝などに関与する膵臓由来のホルモンである。糖尿病の診断・病態把握、膵機能の診断に有用である。 |
溶血不可
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | μU/mL 1.7~10.4 |
100 D008 8 生Ⅱ |
2~3日 |
13137 |
インスリン抗体insulin autoantibody5G360 糖尿病のインスリン療法時の治療抵抗性を見るために行われる検査である。インスリンが異常値の場合も存在が疑われる。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
RIA | U/mL 0.4 未満 |
107 D014 6 免疫 |
3~6日 |
13137 |
インスリン抗体insulin autoantibody5G360 糖尿病のインスリン療法時の治療抵抗性を見るために行われる検査である。インスリンが異常値の場合も存在が疑われる。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
RIA | U/mL 0.4 未満 |
107 D014 6 免疫 |
3~6日 |
02216 |
インターフェロン-γ(IFN-γ)interferon-gamma5J050 抗ウイルス活性を持つタンパク質である。炎症における生体反応の指標となる。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 20.6 以下 |
3~17日 |
|
49009 |
インターフェロン-γ遊離試験(T-SPOT.TB)interferon-gamma release assay5E301 末梢血を用いて結核菌感染と感染既往を調べる検査である。クォンティフェロン(R)(QFT)と同じくBCGの影響を受けない。 |
開栓厳禁
|
10 |
54時間 常温 |
ELISPOT(Enzyme LinkedImmunospot)法 | 陰性 |
593 D015 30 免疫 |
3~4日 |
49009 |
インターフェロン-γ遊離試験(T-SPOT.TB)interferon-gamma release assay5E301 末梢血を用いて結核菌感染と感染既往を調べる検査である。クォンティフェロン(R)(QFT)と同じくBCGの影響を受けない。 |
開栓厳禁
|
10 |
54時間 常温 |
ELISPOT(Enzyme LinkedImmunospot)法 | 陰性 |
593 D015 30 免疫 |
3~4日 |
12290 |
インターフェロン-λ3(IFN-λ3)interferon-lambda35J053 Ⅲ型IFNのひとつで、抗ウイルス活性と免疫応答の調整を行っている。COVID-19において重症化リスクを判断する有用な検査である。 |
遠心
|
01 |
7日 冷蔵 |
CLEIA | pg/mL 13.6 未満 |
340 D015 28 免疫 |
2~8日 |
05252 |
インターロイキン-1β(IL-1β)interleukin-1 beta5J062 主に単球・マクロファージ系の細胞から産生されるサイトカインである。多くの免疫担当細胞に多彩な生理活性を及ぼす。炎症性疾患で高値となる。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 0.928 以下 |
||
02502 |
インターロイキン-2(IL-2)interleukin-25J070 抗原刺激によりT細胞から分泌されるサイトカインである。さまざまな自己免疫疾患や骨髄増殖性疾患で上昇する。血中濃度が高くなる病態は少ない。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 15.6 未満 |
||
26718 |
(可溶性)インターロイキン-2レセプター(sIL-2R)soluble interleukin-2 receptor5J095 免疫機構活性化の一指標である。造血器悪性腫瘍、ウイルス感染、リウマチなどにおいて上昇する。 |
遠心
|
01 |
14日 冷蔵 |
CLEIA | U/mL 121~613 |
包括438 D009 36 生Ⅱ |
2~3日 |
05255 |
インターロイキン-6(IL-6)interleukin-65J130 B細胞の分化誘導因子として発見された。さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与しており高値となる。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
CLEIA | pg/mL 2.41 以下 |
||
12271 |
インターロイキン-6(IL-6)《ECLIA》interleukin-65J130 炎症早期に産生されるサイトカインで、臓器障害の発生を予測することが可能である。SIRSの重症度判定に有用な検査である。COVID-19の重症度マーカーとしても注目を浴びている。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
24カ月 凍 |
ECLIA | pg/mL 7.0 以下 |
170 D015 17 免疫 |
2~3日 |
04165 |
インターロイキン-8(IL-8)interleukin-85J140 炎症性サイトカインなどの刺激により産生される白血球遊走因子である。非感染性の炎症性疾患とも関連する。血中で高値となる病態は非常に少ない。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 8.0 未満 |
||
27109 |
インターロイキン-10(IL-10)interleukin-105J150 Th2細胞で産生される抗炎症性のサイトカインである。Th1細胞のサイトカイン産生を抑制する働きを持つ。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 2.03 以下 |
||
00037 |
インドシアニングリーン(ICG)ICG retention rate8A010 肝機能や肝予備能を知るための色素負荷試験であり、肝機能が低下するほどR15(15分血中停滞率)は高値になる。 |
複数検体
遠心
|
01 ↓ 65 |
冷蔵 |
比色法 | % 0~10 |
管理料[100] D289 2 |
2~3日 |
26366 |
インフルエンザ《HI》influenza virus type A & B5F399 臨床的に重要とされるA,B型の抗体測定を行う検査である。抗原性が毎年変化するため、既感染による免疫では感染防御が不十分で流行をみる。 |
遠心
または
|
01
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
HI | 血清 10 倍 |
79+79 D012 11 免疫 |
3~5日 |
00257 |
インフルエンザA型《CF》influenza virus type A5F400 臨床的に重要とされるA,B型の抗体測定を行う検査である。抗原性が毎年変化するため、既感染による免疫では感染防御が不十分で流行をみる。 |
遠心
または
|
01
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
CF | 血清 4 倍 |
各79 D012 11 免疫 |
3~5日 |
00258 |
インフルエンザB型《CF》influenza virus type B5F410 臨床的に重要とされるA,B型の抗体測定を行う検査である。抗原性が毎年変化するため、既感染による免疫では感染防御が不十分で流行をみる。 |
遠心
または
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01
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
CF | 血清 4 倍 |
各79 D012 11 免疫 |
3~5日 |
05374 |
インプロメン→ブロムペリドールbromperidal3L302 抗幻覚、抗妄想作用を有するブチロフェノン系向精神薬である。過剰投与で血圧降下、頻脈、錐体外路症状となる。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA(CEDIA) | ng/mL 15 以下 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |