WEB総合検査案内 掲載内容は、2024 年 12 月 2 日時点の情報です。
『急性骨髄性白血病』に関連する検査項目
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01549 |
リゾチーム 〈血清〉 |
遠心
|
01 ↓
02 |
4週 凍 |
比濁法 | μg/mL 4.2~11.5 |
3~6日 |
|
01550 |
リゾチーム 〈尿〉 |
|
25 |
4週 凍 |
比濁法 | μg/mL 1.0 未満 |
3~6日 |
|
Single-color解析による細胞表面マーカー検査 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | % |
185 D016 2 免疫 |
2~3日 |
|
07500 |
CD34陽性細胞数定量 〈血液〉CD345I164 モノクローナル抗体で染色される造血幹細胞の表面マーカーである。 |
単独検体
|
13 |
24時間 常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率:% |
2~3日 |
|
07500 |
CD34陽性細胞数定量 〈採取液〉CD345I164 モノクローナル抗体で染色される造血幹細胞の表面マーカーである。 |
単独検体
|
27 |
24時間 冷蔵 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率:% |
2~3日 |
|
08286 |
T細胞系 CD7 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
07617 |
T細胞系 CD38 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
07725 |
骨髄球系 CD13 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
07720 |
骨髄球系 CD14 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
05701 |
骨髄球系 CD15 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
07705 |
骨髄球系 CD16 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
07730 |
骨髄球系 CD33 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
05706 |
骨髄球系 CD34CD345I164 モノクローナル抗体で染色される造血幹細胞の表面マーカーである。 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
07883 |
NK細胞系 CD56 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
06836 |
その他 抗グリコホリンAglycophorin5I690 モノクローナル抗体で検索される赤血球と赤血球前駆細胞の表面抗原マーカーである。AML M6の診断に有用である。 |
|
13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | 陽性細胞百分率 |
2~3日 |
|
07778 |
WT1 mRNA定量 〈血液〉WT1 (Wilms tumor 1)8C505 AMLやMDSにおいて高い発現量を示すWT1遺伝子を定量する検査である。モニタリングマーカーとして早期の再発診断や予後判定に有用である。 |
開栓厳禁
|
89 |
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA |
2520 D006-9 遺染 |
3~5日 |
07985 |
WT1 mRNA定量 〈骨髄液〉WT1 (Wilms tumor 1)8C505 AMLやMDSにおいて高い発現量を示すWT1遺伝子を定量する検査である。モニタリングマーカーとして早期の再発診断や予後判定に有用である。 |
開栓厳禁
|
指定容器 22 |
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA |
2520 D006-9 遺染 |
3~5日 |
45612 |
白血病キメラ遺伝子スクリーニング造血器腫瘍の病型診断や治療方針の決定、予後予測の有力な指標となる。 |
開栓厳禁
|
指定容器 22 |
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | 検出せず |
3~5日 |
|
45826 |
白血病キメラ遺伝子スクリーニング/定量解析各種造血器腫瘍において出現頻度の高い融合遺伝子の有無を一括判定する検査である。 |
開栓厳禁
|
指定容器 22 |
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | 検出せず |
3~5日 |
|
45838 |
RUNX1::RUNX1T1 mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45854 |
DEK::NUP214 mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45870 |
KMT2A::MLLT11 mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45874 |
KMT2A::AFF1 mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45878 |
KMT2A::AFDN mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45882 |
KMT2A::MLLT3 mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45886 |
KMT2A::MLLT1 mRNA定量解析 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
45894 |
Major BCR::ABL1 mRNA定量解析major BCR-ABL18C125 AMLやALL、CMLに認められる変異であるBCR::ABL1融合遺伝子を調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
|
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムRT-PCR法 | コピー/μg RNA 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~7日 |
12223 |
KIT変異解析(AML/SM)KIT (KIT proto-oncogene receptor tyrosine kinase)8C059 AMLに認められるExon8,10,11,17のアミノ酸置換を伴う遺伝子変異を検出する検査である。 |
開栓厳禁
|
指定容器 22 |
冷蔵 |
ダイレクトシークエンス法 | 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
9~15日 |
45634 |
NPM1変異解析NPM1 (nucleophosmin 1)8C565 AMLの分類に有用なNPM1遺伝子の変異を調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
|
13
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~10日 |
45564 |
FLT3-ITD変異解析FLT3 (fms related tyrosine kinase 3)8C071 FLT3は主に幼若造血細胞表面に発現する受容体型チロシンキナーゼの一種で、本変異はAMLにおける予後不良因子である。 |
開栓厳禁
または
|
13
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵 |
PCR法 | 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
4~10日 |
45829 |
AML FLT3変異解析(FLT3阻害剤) |
開栓厳禁
または
または
|
10
89
指定容器 22 |
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
PCR法/キャピラリー電気泳動法 | 検出せず |
4200 D006-14 遺染 |
4~10日 |
05174 |
RUNX1 [21q22転座解析] |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
03827 |
KMT2A [11q23転座解析] |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
45586 |
GATA2::MECOM |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
00460 |
7染色体 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
00476 |
8染色体 [8トリソミー]chromosome 88B380 先天性異常の他にAMLやMDS、CMLに高頻度に認められる8番染色体の数的異常を、FISH法で調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
05579 |
IRF1 [5q31欠失解析]del(5q31) : IRF18B353 がん抑制遺伝子のひとつである。MDSやAMLでは高頻度で異常が認められ、その座位である5番染色体の長腕欠失(5q-)を調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
00501 |
白血球数 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
フローサイトメトリー法 | /μL 3,300~9,000 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00550 |
血液塗抹標本 ペルオキシダーゼ染色peroxidase stain2A230 血液または骨髄塗抹標本を用いてペルオキシダーゼ染色を行う検査である。顆粒球・単球系細胞は陽性となり、急性白血病の病型分類に必須である。 |
|
20 |
常温 |
DAB法 | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
03118 |
血液塗抹標本 エステラーゼ染色esterase stain2A190 血液または骨髄塗抹標本を用いてエステラーゼ染色を行う検査である。単球、マクロファージ系細胞や巨核球系細胞の大部分は、びまん性に強陽性に染色される。 |
|
20 |
常温 |
αNBエステラーゼ法 | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
01306 |
血液塗抹標本 ALP染色leukocyte alkaline phosphatase stain2A180 末梢血の塗抹標本を用いてALP染色し、NAPスコアを算出する検査である。成熟好中球で陽性となりCMLで低値をとる。 |
|
20 |
常温 |
朝長法 | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
|
04169 |
骨髄液塗抹標本 ペルオキシダーゼ染色peroxidase stain2A230 血液または骨髄塗抹標本を用いてペルオキシダーゼ染色を行う検査である。顆粒球・単球系細胞は陽性となり、急性白血病の病型分類に必須である。 |
|
20 |
常温 |
DAB法 | 各60加算 D005 14注 血液 |
2~4日 |
|
04172 |
骨髄液塗抹標本 エステラーゼ染色esterase stain2A190 血液または骨髄塗抹標本を用いてエステラーゼ染色を行う検査である。単球、マクロファージ系細胞や巨核球系細胞の大部分は、びまん性に強陽性に染色される。 |
|
20 |
常温 |
αNBエステラーゼ法 | 各60加算 D005 14注 血液 |
2~4日 |
|
05252 |
インターロイキン-1β |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 0.928 以下 |