WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
五十音順 > け
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
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05496 |
頸管腟分泌液中癌胎児性フィブロネクチンoncofetal fibronectin5C111 切迫流産や早産で腟頚管中に検出される胎児由来物質である。切迫早産の早期診断に有用な検査である。 |
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指定容器
90 |
4週 凍 |
EIA | 陰性(-) |
204 D015 23 免疫 |
2~4日 |
蛍光抗体染色 |
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凍-70℃以下 |
FITC標識直接法 | 400 N002 8 病理 |
7~14日 |
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00521 |
血液浸透圧osmotic pressure3H045 脱水や昏睡状態時に必須の体液恒常性の指標であり、水分摂取や尿濃縮能を反映する。尿量、発汗量により調節される。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
氷点降下法 | mOsm/kg・H2O 275~290 |
15 D005 3 血液 |
2~3日 |
00550 |
血液特殊染色peroxidase stain2A230 血液または骨髄塗抹標本を用いてペルオキシダーゼ染色を行う検査である。顆粒球・単球系細胞は陽性となり、急性白血病の病型分類に必須である。 |
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20 |
常温 |
DAB法 | 各37加算 D005 6注 血液 |
2~4日 |
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49009 |
結核菌インターフェロン-γ遊離試験(T-SPOT.TB)interferon-gamma release assay5E301 末梢血を用いて結核菌感染と感染既往を調べる検査である。クォンティフェロン(R)(QFT)と同じくBCGの影響を受けない。 |
開栓厳禁
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10 |
54時間 常温 |
ELISPOT(Enzyme LinkedImmunospot)法 | 陰性 |
593 D015 30 免疫 |
3~4日 |
49009 |
結核菌インターフェロン-γ遊離試験(T-SPOT.TB)interferon-gamma release assay5E301 末梢血を用いて結核菌感染と感染既往を調べる検査である。クォンティフェロン(R)(QFT)と同じくBCGの影響を受けない。 |
開栓厳禁
|
10 |
54時間 常温 |
ELISPOT(Enzyme LinkedImmunospot)法 | 陰性 |
593 D015 30 免疫 |
3~4日 |
09596 |
結核菌群核酸同定genetic detection, Mycobacterium tuberculosis complex6B620 結核菌群を核酸増幅法(PCR法)を用いて臨床材料から迅速に同定する検査である。 |
単独検体開栓厳禁
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指定容器
55 |
7日 冷蔵 |
ロシュ・リアルタイムPCR法 | 検出せず |
410 D023 14 微生 |
2~3日 |
35013 |
結核菌群核酸同定・菌株genetic detection, Mycobacterium tuberculosis complex6B620 |
単独検体開栓厳禁
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常温 |
ロシュ・リアルタイムPCR法 | 検出せず |
410 D023 14 微生 |
2~3日 |
07239 |
結核菌群抗原M. tuberculosis complex-specific antigen6B325 |
または
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※
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冷蔵凍結不可
常温 |
イムノクロマトグラフィー法 | 291 D012 56 免疫 |
2~3日 |
|
結核菌群薬剤感受性検査drug susceptibility test, mycobacteria6C105 |
または
|
※
|
冷蔵凍結不可
常温 |
液体培地希釈法 | 400 D022 微生 |
8~11日 |
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13160 |
結核菌群リファンピシン(RFP)/イソニアジド(INH)耐性遺伝子同時検出6B627 結核の治療薬であるリファンピシンおよびイソニアジドの薬剤耐性を検出する検査である。 |
単独検体開栓厳禁
|
指定容器
55 |
7日 冷蔵 |
リアルタイムPCR法 | リファンピシン耐性遺伝子 検出せず |
963 D023 22 微生 |
2~3日 |
05448 |
血管内皮増殖因子(VEGF)vascular endothelial growth factor4Z305 血管内皮細胞に特異的に作用して、増殖や新生にあずかり、がん細胞に血流を与える因子である。固形腫瘍患者で増加する。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 38.3 以下 |
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00503 |
血色素量(ヘモグロビン)hemoglobin2A030 血液中の血色素であるヘモグロビンを測定する検査である。貧血などの血液疾患のスクリーニング検査として用いられる。 |
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13 |
冷蔵凍結不可 |
SLS-Hb法 | g/dL M 13.5~17.5 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
00226 |
(抗)血小板抗体anti platelet antibody5G520 血小板の膜抗原に対する抗体を測定する検査である。血小板表面IgGと同様に特発性血小板減少性紫斑病(ITP)で陽性を示す。 |
遠心
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01 ↓
02 |
8週 凍 |
MPHA | (-) |
261 D011 8 免疫 |
3~5日 |
00554 |
血小板数(PLT)platelet count2A050 止血機構の中心を担う血小板の数を調べる検査である。自己抗体やDICなどによる消費の亢進、骨髄疾患や肝硬変で減少をみる。 |
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13 |
冷蔵凍結不可 |
電気抵抗検出法 | ×104/μL 14.0~34.0 |
21 D005 5 血液 |
1~2日 |
01348 |
血小板第4因子(PF-4)platelet factor 42B620 血小板活性化の指標であり、血栓症の推定や、抗血小板剤のモニタリングに有用な検査である。採血条件や検体の取り扱いに注意が必要である。 |
冷遠
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19 ↓
02 |
4週 凍 |
EIA | ng/mL 20 以下 |
包括173 D006 25 血液 |
3~9日 |
15028 |
血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体platelet factor4-heparin complex antibody-IgG, IgM, IgA5G530 抗凝固薬であるヘパリン投与で惹起される血小板減少症の診断マーカーである。陽性の場合、ヘパリン使用は禁忌とされる。 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
ラテックス凝集法 | U/mL 1.0 未満 |
390 D011 10 免疫 |
2~3日 |
15028 |
血小板第4因子-ヘパリン複合体抗体platelet factor4-heparin complex antibody-IgG, IgM, IgA5G530 抗凝固薬であるヘパリン投与で惹起される血小板減少症の診断マーカーである。陽性の場合、ヘパリン使用は禁忌とされる。 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
ラテックス凝集法 | U/mL 1.0 未満 |
390 D011 10 免疫 |
2~3日 |
03928 |
血小板表面IgG(PA-IgG)platelet associated IgG5G525 血小板減少症を引き起こす抗血小板抗体のうち、血小板表面に結合しているIgGを測定する検査である。 |
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指定容器
52 |
24時間 冷蔵 |
EIA | ng/107 cells 30.2 以下 |
190 D011 6 免疫 |
2~3日 |
03928 |
血小板表面IgG(PA-IgG)platelet associated IgG5G525 血小板減少症を引き起こす抗血小板抗体のうち、血小板表面に結合しているIgGを測定する検査である。 |
|
指定容器
52 |
24時間 冷蔵 |
EIA | ng/107 cells 30.2 以下 |
190 D011 6 免疫 |
2~3日 |
26580 |
血漿レニン活性(PRA)plasma renin activity4Z010 昇圧作用を持つアンジオテンシンⅠを生成するタンパク質である。産生されたアンジオテンシンⅠの量からレニンの動態把握が行われる検査である。 |
溶血不可
冷遠
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14 ↓
02 |
4週 凍 |
EIA | ng/mL/hr 臥位 0.2~2.3 |
100 D008 8 生Ⅱ |
3~4日 |
13720 |
血清アミラーゼ(AMY/S)amylase3B160 膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素を測定する検査である。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値の場合はアイソザイムにより由来臓器を推定する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
酵素法(Et-G7-PNP法)JSCC標準化対応法 | U/L 44~132 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00053 |
血清鉄(Fe)iron3I010 貧血の病態把握を行うための基本的な検査である。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
比色法 | μg/dL M 50~200 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00055 |
血清銅(Cu)copper3I025 ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
比色法 | μg/dL 70~132 |
包括23 D007 5 生Ⅰ |
1~2日 |
00227 |
血清補体価(CH50)50% hemolytic complement activity5B010 感作赤血球を50 %溶血させる補体の量を調べる検査である。C1~C9からなる補体の総活性を反映し、補体の産生低下や消費亢進で低値となる。 |
単独検体
遠心
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01 ↓ 02 |
凍-20℃以下 |
Mayer変法 | CH50/mL 30~46 |
38 D015 4 免疫 |
2~3日 |
01582 |
結石鑑別calculus3Z065 排出された胆石や尿路結石などの組成を分析する検査である。病態からみた再発予防の有用な情報となる。 |
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23 |
常温 |
IR(KBr Wafer法) | % 組成比率 |
117 D010 2 生Ⅱ |
5~7日 |
00560 |
血中FDPfibrin and fibrinogen degradation products2B120 線溶亢進状態の把握に用いられる検査である。特にDIC、血栓溶解療法のモニタリングに有用である。 |
遠心
|
15 ↓
02 |
2週 凍 |
LPIA | μg/mL 5.0 未満 |
80 D006 10 血液 |
2~3日 |
00034 |
血中アンモニア(NH3)ammonia3C040 劇症肝炎・肝硬変に伴う肝性昏睡の病態把握に必須の検査である。 |
遠心
|
05 ↓ 02 |
凍 |
藤井・奥田変法 | μg/dL 30~86 |
50 D007 16 生Ⅰ |
2~3日 |
01370 |
血糖値(グルコース)glucose3D010 血糖と呼ばれる糖尿病の基本的な検査である。食事の前後で変動が大きく注意が必要である。 |
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04 |
1週 冷蔵凍結不可 |
酵素法 | mg/dL 70~109 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00653 |
(尿中)ケトン体ketone bodies, qualitative [urine]1A060 糖尿病患者の高血糖状態で生じるケトアシドーシスで陽性を示す。また飢餓状態時にも陽性になる。 |
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25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
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01158 |
ケトン体分画ketone bodies, fractionation3E045 脂肪酸の分解産物であり、静脈血中では糖尿病の重症化に伴うケトアシドーシスで高値を示す。 |
冷遠
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01 ↓
02 |
4週 凍-70℃以下 |
酵素法 | μmol/L |
59 D007 19 生Ⅰ |
2~3日 |
25778 |
幻覚剤検査麻薬および向精神薬取締法で規制されている幻覚剤(MDA、MDMA、MDEA、フェンシクリジン)を検出する検査である。 |
単独検体開栓厳禁
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25 |
冷蔵 |
EMIT(スクリーニング)LC-MS/MS(確認検査) | 検出せず |
3~4日 |
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04920 |
嫌気性培養culture and identification (common bacteria)6B010 |
|
※ |
冷蔵凍結不可 |
122加算 D018 注1 微生 |
4~6日 |
||
01610 |
ゲンタシン→ゲンタマイシンgentamicin3M606 代表的なアミノグリコシド系抗生物質である。排泄は腎機能に依存し、血中濃度測定が重要である。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EMIT | μg/mL グラム陰性菌感染症 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01610 |
ゲンタマイシンgentamicin3M606 代表的なアミノグリコシド系抗生物質である。排泄は腎機能に依存し、血中濃度測定が重要である。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EMIT | μg/mL グラム陰性菌感染症 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
13467 |
原発性脂質異常症(14疾患)遺伝子解析発性脂質異常症14疾患の原因となる21遺伝子のエクソンおよびスプライス部位を測定する検査である。 |
開栓厳禁
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13 |
冷蔵 |
次世代シークエンス法 | 5~9週 |