WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
五十音順 > に
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01629 |
ニッケル(Ni)nickel3K130 ニッケル中毒の発見や暴露のモニタリングとして行われる検査である。 |
単独検体
遠心
|
指定容器
68 |
3週 冷蔵 |
原子吸光法 | μg/dL 0.6 以下 |
6~11日 |
|
01591 |
ニトラゼパムnitrazepam3L165 ベンゾジアゼピン系の催眠作用を持つ抗てんかん剤である。血中濃度測定により中毒を予防する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
3週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 20~100 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
00284 |
日本脳炎《CF》Japanese encephalitis virus5F385 蚊が媒介するウイルス感染症である。発病すると致命率が高く、後遺症は重大である。治療可能な脳炎、髄膜炎との鑑別目的で測定する。 |
遠心
または
|
01
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
CF | 血清 4 倍 |
79 D012 11 免疫 |
3~5日 |
05548 |
日本脳炎《HI》Japanese encephalitis virus5F385 蚊が媒介するウイルス感染症である。発病すると致命率が高く、後遺症は重大である。治療可能な脳炎、髄膜炎との鑑別目的で測定する。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
HI | 血清 10 倍 |
79 D012 11 免疫 |
6~9日 |
26779 |
ニメタゼパムnimetazepam中時間作用型の催眠鎮静作用のあるベンゾジアゼピン系薬剤である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
04802 |
ニューモシスチス・イロベチイ(カリニ)核酸同定genetic detection, Pneumocystis jirovecii6B614 ニューモシスチス肺炎の起因菌として知られているニューモシスチス・イロベチイ(カリニ)の核酸を同定する検査である。 |
単独検体
|
指定容器 55 |
凍-20℃以下 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
4~7日 |
|
50111 |
乳癌HER2/neu(4B5)《IHC法》5D590 乳癌組織からHER2タンパクを検出する検査である。 |
または
|
20
|
常温
常温 |
免疫組織化学染色 | 690 N002 3 病理 |
6~10日 |
|
02303 |
乳癌HER2/neu《FISH法》ERBB2 (erb-b2 receptor tyrosine kinase 2)8C053 乳癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブの適応を判定するための補助検査である。 |
または
|
20
|
常温
常温 |
FISH法 | 2700 N005 1 病理 |
9~13日 |
|
01015 |
乳癌HER2/neu《IHC法》HER2/neu protein5D590 乳癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブの適応を判定するための補助検査である。 |
または
|
20
|
常温
常温 |
免疫組織化学染色 | 690 N002 3 病理 |
6~10日 |
|
01528 |
乳酸lactate3E010 LDHによりピルビン酸から産生される解糖系の最終代謝産物であり、乳酸アシドーシスで高値になる。 |
遠心
|
指定容器
06 |
4週 凍 |
酵素法 | mg/dL 3.7~16.3 |
47 D007 13 生Ⅰ |
2~3日 |
20136 |
乳酸脱水素酵素(LD, LDH)lactate dehydrogenase3B050 多くの組織や臓器に分布する酵素である。貧血、炎症、腫瘍など汎用的なスクリーニング検査として用いられる。 |
遠心
|
01 |
2日 冷蔵 |
IFCC標準化対応法(UV) | U/L 124~222 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00056 |
乳酸脱水素酵素(LD)アイソザイムlactate dehydrogenase isoenzymes3B055 LDH高値の際に由来臓器を推定する検査である。サブユニット欠損症では特定のアイソザイムが異常低値になる。 |
遠心
|
01 |
4日 冷蔵 |
アガロースゲル電気泳動法 | % |
48 D007 14 生Ⅰ |
2~3日 |
00081 |
尿アミラーゼ(AMY/U)amylase3B160 膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素を測定する検査である。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値の場合はアイソザイムにより由来臓器を推定する。 |
|
25 |
3日 冷蔵 |
酵素法(Et-G7-PNP法)JSCC標準化対応法 | U/L 65~840 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00036 |
尿酸(UA)uric acid3C020 腎臓から排泄される核酸の最終代謝産物であり、UA量は体内のプリン体代謝を反映している。高値の場合は、痛風や痛風腎、尿路結石症を発症する。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
酵素法 | mg/dL M 3.8~7.0 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00522 |
尿浸透圧osmotic pressure3H045 |
|
25 |
4週 冷蔵 |
氷点降下法 | mOsm/kg・H2O 50~1,300 |
16 D001 3 尿便 |
2~3日 |
00638 |
尿潜血反応occult blood reaction [urine]1A100 尿中への血液混入を判定する検査である。尿路系の炎症、結石、腫瘍や糸球体腎炎で陽性となる。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
|
03151 |
尿素呼気試験《IR》(ユービット(R))13C-urea breath test6Z100 胃十二指腸潰瘍の起因菌であるヘリコバクター・ピロリ菌の感染を、呼気中の成分から診断する検査である。 |
複数検体
|
指定容器 32 |
常温 |
IR(赤外吸収スペクトロメトリー) | ‰ 2.5 未満 |
70 D023-2 2 微生 |
2~3日 |
08166 |
尿素呼気試験(ピロニック(R))13C-urea breath test6Z100 胃十二指腸潰瘍の起因菌であるヘリコバクター・ピロリ菌の感染を、呼気中の成分から診断する検査である。 |
複数検体
|
指定容器 42 |
常温 |
GC-MS | ‰ 3.0 未満 |
70 D023-2 2 微生 |
5~12日 |
00035 |
尿素窒素(UN)urea nitrogen3C025 血液中に含まれる尿素窒素を測定する検査である。腎機能の指標として広く利用され、腎不全、熱傷、消化管出血や高タンパク質食摂取で上昇する。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
ウレアーゼ-GlDH法 | mg/dL 8.0~20.0 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00602 |
尿蛋白定量protein, quantitative [urine]1A015 尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。 |
または
|
25
25 |
冷蔵
冷蔵 |
ピロガロールレッド法 | mg/day 20~120 |
7 D001 1 尿便 |
1~2日 |
27299 |
尿中CMV核酸同定(新生児尿)cytomegalovirus5F194 胎児に先天性疾患をもたらす危険性があるウイルスである。出生後の早期治療で予後改善の見込みがあり、新生児尿を用い迅速診断が行われる。 |
単独検体
|
指定容器
55 |
6週 凍-20℃以下 |
等温核酸増幅法 | 検出せず |
801 D023 20 微生 |
3~9日 |
00582 |
尿中FDPfibrin and fibrinogen degradation products2B120 腎臓局所における凝固線溶状態を反映する指標である。腎疾患の病態鑑別に有用な検査である。 |
|
指定容器 18 |
冷蔵 |
LPIA | ng/mL 100 以下 |
72 D001 7 尿便 |
2~3日 |
20040 |
尿中IgGIgG5A010 |
|
25 |
2週 冷蔵 |
TIA | mg/dL |
38 D015 4 免疫 |
2~3日 |
26654 |
尿中L型脂肪酸結合蛋白(L-FABP)liver type fatty acid-binding protein5C100 近位尿細管上皮細胞に発現し、細胞内で脂質輸送を担うタンパク質である。腎障害の重症度に比例して尿中に排泄される。 |
|
25 |
凍 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | μg/g・Cr 8.4 以下 |
210 D001 19 尿便 |
2~3日 |
27030 |
尿中NGALneutrophil gelatinase-associated lipocalin5C230 急性腎障害の尿中バイオマーカーである。急性腎障害発症後に数時間で尿中に認められる鋭敏な検査である。 |
遠心
|
25 |
冷蔵 |
CLIA | 30.5 以下 ng/mL |
210 D001 19 尿便 |
2~4日 |
04107 |
尿中アルブミンalbumin3A015 試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量する。腎糸球体障害、特に糖尿病性腎症の早期発見に有用である。 |
|
25 |
8週 冷蔵 |
TIA | mg/day 22.0 以下 |
99 D001 9 尿便 |
2~3日 |
00601 |
尿中一般物質定性半定量検査protein, qualitative [urine]1A010 尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
|
00653 |
尿中ケトン体ketone bodies, qualitative [urine]1A060 糖尿病患者の高血糖状態で生じるケトアシドーシスで陽性を示す。また飢餓状態時にも陽性になる。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
|
27299 |
尿中サイトメガロウイルス核酸同定(新生児尿)cytomegalovirus5F194 胎児に先天性疾患をもたらす危険性があるウイルスである。出生後の早期治療で予後改善の見込みがあり、新生児尿を用い迅速診断が行われる。 |
単独検体
|
指定容器
55 |
6週 凍-20℃以下 |
等温核酸増幅法 | 検出せず |
801 D023 20 微生 |
3~9日 |
34206 |
尿中蛋白分画proteins, fractionation3A020 |
|
25 |
1週 冷蔵 |
アガロースゲル電気泳動法 | 包括18 D007 4 生Ⅰ |
2~3日 |
|
12224 |
尿中銅copper3I025 ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。 |
単独検体
または
|
指定容器
59
指定容器
59 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
原子吸光法 | 1日量 13 μg/day 以下 |
包括23 D007 5 生Ⅰ |
3~6日 |
04821 |
尿中トランスフェリンtransferrin5C060 アルブミンより荷電量が少ないため、より軽度の糸球体障害でも尿中に出現する。特に早期の糖尿病性腎症の検出に有用である。 |
|
25 |
冷蔵凍結不可 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/g・Cr 1.0 以下 |
98 D001 8 尿便 |
2~3日 |
27829 |
尿中ヘリコバクター・ピロリ抗体5E064 |
|
25 |
3カ月 冷蔵 |
EIA | (-) |
70 D012 9 免疫 |
3~6日 |
27837 |
尿中メチルイソブチルケトン(MIBK)methyl isobutyl ketone3K043 メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査である。 |
単独検体
|
25 |
4週 冷蔵 |
GC | mg/L 1 以下 |
5~11日 |
|
27837 |
尿中メチルイソブチルケトン(MIBK)methyl isobutyl ketone3K043 メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査である。 |
単独検体
|
25 |
4週 冷蔵 |
GC | mg/L 1 以下 |
5~11日 |
|
00312 |
尿中免疫電気泳動(ベンス・ジョーンズ蛋白同定)Bence-Jones protein identification5A145 特異な熱凝固性を有する免疫グロブリンのL鎖を測定する検査である。定性試験より鋭敏かつκ、λのクラス判定が可能である。 |
酸性蓄尿不可
|
25 |
冷蔵 |
免疫固定電気泳動法 (IFE法) | 検出せず |
201 D015 22 免疫 |
3~5日 |
00612 |
尿沈渣sediment [urine]1A105 尿中の細胞や結晶成分を分析して泌尿器系疾患を調べる基本的な検査であり、病態解析に役立つ。 |
|
25 |
冷蔵 |
フローサイトメトリー法/遠沈鏡検法 | 1~2日 |
||
00605 |
尿糖定性glucose, qualitative [urine]1A020 糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
試験紙法 | (-) |
1~2日 |
|
00606 |
尿糖定量glucose, quantitative [urine]1A025 糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。 |
または
|
25
25 |
冷蔵
冷蔵 |
ヘキソキナーゼ法 | 20 mg/dL 以下 |
9 D001 2 尿便 |
1~2日 |
27706 |
尿毒症物質3分画uremic toxins 3F生体内で腸内細菌による代謝を受けて生成する尿毒素であるフェニル硫酸、パラクレシル硫酸、インドキシル硫酸を質量分析法により定量する検査である。 |
遠心
|
14 ↓
02 |
6カ月 凍 |
LC-MS/MS | μg/mL フェニル硫酸 |
16~49日 |
|
00639 |
尿比重specific gravity [urine]1A030 尿の比重から、濃縮能や希釈能を推定し、腎機能を調べる検査である。 |
|
25 66 |
冷蔵 冷蔵 |
屈折計法 | 1.006~1.030 |
1~2日 |