検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

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項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

00021
3A010

総蛋白
(TP)

栄養状態と肝・腎機能の指標となる検査である。肝硬変やネフローゼ症候群による低蛋白血症で低下する。

生化学検査
蛋白

包括11

生Ⅰ

1~2日

00001
3J010

総ビリルビン
(T-BIL)

ヘモグロビンやポルフィリン体の分解産物である総ビリルビンを測定する検査である。肝疾患の診断、黄疸の鑑別に有用である。

生化学検査
生体色素

包括11

生Ⅰ

1~2日

05383
3C047

総分岐鎖アミノ酸/チロシンモル比
(BTR)

肝疾患におけるアミノ酸代謝異常の重症度を判定する検査である。

生化学検査
低分子窒素化合物

283

生Ⅱ

2~3日

26312
3C070

総ホモシステイン

先天性アミノ酸代謝異常症の一種であるホモシスチン尿症で高値となる他、メタボリックシンドロームで高値となり動脈硬化のマーカーのひとつとなる。

生化学検査
低分子窒素化合物

279

生Ⅱ

3~4日

00044
3F010

総脂質
(TL)

生化学検査
脂質

1~2日

00039
3F050

総コレステロール
(T-Cho)

原発性・続発性高コレステロール血症のスクリーニング検査として用いられる。

生化学検査
脂質

包括17

生Ⅰ

1~2日

00270
3F110

総胆汁酸 〈血清〉
(TBA)

肝細胞で産生され、脂質の消化吸収に関与する肝臓・胆道疾患に特異的なマーカーである。

生化学検査
脂質

47

生Ⅰ

1~2日

00054
3I015

総鉄結合能
(TIBC)

赤血球ヘモグロビンの原材料であるFeの血中総運搬能である。貧血の診断指標として、血清鉄・UIBCとともに測定される。

生化学検査
電解質・微量金属

包括11

生Ⅰ

1~2日

総三塩化物
(TTC)

塗装、洗浄、ドライクリーニングなどに使用される塩素系有機溶剤の暴露指標となる検査である。

生化学検査
産業衛生関連検査

4~5日

03840
3L210

ゾニサミド

主として肝臓で代謝されるベンゾイソキサゾール系抗てんかん剤である。肝障害時の投与量調節や服薬コンプライアンスを把握する目的で血中濃度測定が行われる。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

2~3日

04687

アルプラゾラム

心身症に広く用いられるベンゾジアゼピン系のマイナートランキライザーである。相互に血中濃度の変化が起こるので併用薬剤には注意が必要である。腎障害では排泄が遅延する恐れがある。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

04688

ブロチゾラム

チエノトリアゾロジアゼピン系の催眠剤である。催眠、抗不安、抗痙攣作用が強い。併用薬剤により血中濃度が増減するので注意が必要である。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

26889

ゾルピデム

非ベンゾジアゼピン系構造を持ち、半減期が短い短期作用型の精神・神経系用薬である。肝機能の低下により作用が強くあらわれる恐れがある。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

26890

ゾピクロン

睡眠障害の改善や麻酔前投与に使用される非ベンゾジアゼピン系薬剤である。効果には個人差が認められる。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

25715
3L801

ソタロール

比較的重症な心室細動や心室頻拍で経口投与される抗不整脈剤である。用量依存的にQT延長とTorsades de pointesを招きやすいため血中濃度が測定される。

薬毒物検査
抗不整脈剤

管理料[470]

3~6日

27558
4A015

ソマトメジン-C
(IGF-Ⅰ)

GHの働きにより肝臓で産生される物質である。測定意義はGHとほぼ同様であるが、血中濃度が生理的変動に左右されにくく安定している。

内分泌学検査
下垂体

包括212

生Ⅱ

2~3日

00922
4B030

総サイロキシン
(T4)

基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの一種である。血中T4からT3に代謝されるが、活性はT3の方が強い。

内分泌学検査
甲状腺

108

生Ⅱ

2~3日

27611
4B030

総サイロキシン
(T4)《ECLIA》

基礎代謝を高める甲状腺ホルモンの一種である。血中T4からT3に代謝されるが、活性はT3の方が強い。

内分泌学検査
甲状腺

108

生Ⅱ

2~3日

26551
5D320

組織ポリペプチド抗原
(TPA)

臓器特異性は低く、さまざまながんにおいて高値となる。がんの増殖活性を反映するため、治療経過の把握に有用な指標である。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括110

生Ⅱ

2~3日

12488
5D115

組織因子経路インヒビター2
(TFPI2)

卵巣癌の診断補助マーカーであり、CA125との相関性を持たない。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括190

生Ⅱ

2~4日

01813
5A090

IgE(非特異的)

Ⅰ型アレルギーに関与する免疫グロブリンである。アレルギー体質の診断、経過観察の目的でIgEの総量が測定される。

免疫血清学検査
アレルギー検査

100

免疫

2~3日

07299

白血病・リンパ腫解析
(LLA)《FSC-SSC法》

FSC-SSC法を用いて細胞の同定やその存在比を分析し、白血病やリンパ腫の解析を行う検査である。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

1940

血液

2~3日

12840
8C222

肺癌 KRAS p.G12C変異解析
(ソトラシブ)

非小細胞肺癌患者に対して、ソトラシブの適応を判定するための補助検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括2500

遺染

4~10日

12541

組織トランスグルタミナーゼ抗体-IgA

全身性の自己免疫疾患であるセリアック病との関連が示唆されている抗体を測定する検査である。

研究検査
アレルギー・炎症

07966
3B401

ヘキソサミニダーゼA&総ヘキソサミニダーゼ

海外委託検査

14~21日

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