WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
五十音順 > し
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
03816 |
ジアゼパムdiazepam3L130 代表的なマイナートランキライザーである。中毒の予防とともに服薬コンプライアンスの把握のために血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 有効治療濃度 200~500 |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
13703 |
シアノコバラミン(ビタミンB12)vitamin B123G040 欠乏により巨赤芽球性貧血をもたらす水溶性の造血ビタミンである。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
CLEIA | pg/mL 180~914 |
136 D007 39 生Ⅰ |
2~3日 |
03816 |
ジアパックス→ジアゼパムdiazepam3L130 代表的なマイナートランキライザーである。中毒の予防とともに服薬コンプライアンスの把握のために血中濃度測定が行われる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 有効治療濃度 200~500 |
管理料[470] B001 2イ |
3~5日 |
01500 |
シアリルLeX-i抗原(SLX)sialyl Lewis X-i antigen5D175 肺腺癌をはじめとする腺癌で高値を示す腫瘍マーカーであるが、胆のう癌や膵癌、卵巣癌に有用である。膵癌の鑑別においてはLewis血液型の影響を受けないとされる。 |
溶血不可
遠心
|
01 |
3週 冷蔵 |
IRMA(ビーズ固相法) | U/mL 38.0 以下 |
包括140 D009 13 生Ⅱ |
2~4日 |
03611 |
シアリルTn抗原(STN)sialyl Tn antigen5D153 特に卵巣癌と再発性胃癌に有用な腫瘍マーカーである。卵巣癌全体では陽性率が低いものの、粘液性嚢胞腺癌では高値を示す。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
12週 凍 |
RIA(ビーズ固相法) | U/mL 45.0 以下 |
包括146 D009 16 生Ⅱ |
3~8日 |
05609 |
子宮頸管粘液中顆粒球エラスターゼneutrophil elastase3B200 切迫流産や前期破水の早期診断マーカーである。子宮頚管炎や腟炎でも上昇する。 |
|
指定容器
71 |
12週 凍 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | μg/mL 1.60 以下 |
116 D004 8 尿便 |
2~3日 |
26914 |
(抗)糸球体基底膜抗体(抗GBM抗体)anti-glomerular basement membrane antibody5G420 急速進行性腎炎やGoodpasture症候群の患者血清から検出される自己抗体である。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
FEIA | U/mL 陰性(-) |
262 D014 34 免疫 |
2~3日 |
04479 |
シクロスポリンciclosporin3M805 代表的な免疫抑制剤であり、臓器移植や自己免疫疾患に用いられる。経口投与時の血中濃度には個人差が大きいため、濃度測定が行なわれる。 |
|
指定容器
07 |
7日 冷蔵 |
ECLIA | ng/mL 経口 投与直前(トラフ) |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01600 |
ジゴキシンdigoxin3L765 代表的なジギタリス性強心配糖体である。特に腎機能が低下した患者で至適投与量を知るために血中濃度を測定する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | ng/mL 0.5~1.5 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01600 |
ジゴシン→ジゴキシンdigoxin3L765 代表的なジギタリス性強心配糖体である。特に腎機能が低下した患者で至適投与量を知るために血中濃度を測定する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | ng/mL 0.5~1.5 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
09936 |
シスタチンCcystatinC3C016 腎糸球体濾過量(GFR)を反映する検査である。筋肉量の影響を受けないため性差が小さい。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/L M 0.61~1.00 |
112 D007 30 生Ⅰ |
1~2日 |
04480 |
ジストロフィン遺伝子解析《MLPA法》DMD (dystrophin)8C831 DMDおよびBMDの病因であるジストロフィン遺伝子の欠失や重複を調べる検査である。 |
開栓厳禁
|
13 |
冷蔵 |
MLPA法 | 3880 D006-4 1 遺染 |
8~21日 |
|
04480 |
ジストロフィン遺伝子解析《MLPA法》DMD (dystrophin)8C831 DMDおよびBMDの病因であるジストロフィン遺伝子の欠失や重複を調べる検査である。 |
開栓厳禁
|
13 |
冷蔵 |
MLPA法 | 3880 D006-4 1 遺染 |
8~21日 |
|
01167 |
ジソピラミドdisopyramide3L865 心筋に直接作用する抗不整脈剤である。特に腎機能障害患者での中毒予防に血中濃度を測定する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 2~5 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
05120 |
シフラ(サイトケラチン19フラグメント)cytokeratin 19 fragment5D325 肺の扁平上皮癌および腺癌の診断、経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
CLIA | ng/mL 3.5 以下 |
包括154 D009 18 生Ⅱ |
2~3日 |
05717 |
シベノール→シベンゾリンcibenzoline succinate3L898 抗不整脈剤の一種である。頻脈性不整脈患者で他の抗不整脈剤が使用できない場合か無効の場合に使用される。 |
遠心
|
10 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 70~250 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
05717 |
シベンゾリンcibenzoline succinate3L898 抗不整脈剤の一種である。頻脈性不整脈患者で他の抗不整脈剤が使用できない場合か無効の場合に使用される。 |
遠心
|
10 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 70~250 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
27200 |
脂肪酸4分画non-esterified fatty acids, 4-fractionation3F040 EPAやDHAなど不飽和脂肪酸も含めた脂肪酸を、分画定量する検査である。動脈硬化性疾患の背景の探索に有用である。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | μg/mL |
393 D010 7 生Ⅱ |
4~5日 |
26240 |
(全脂質)脂肪酸分画total fatty acids, fractionation3F095 EPAやDHAなど不飽和脂肪酸も含めた脂肪酸を、分画定量する検査である。動脈硬化性疾患の背景の探索に有用である。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | μg/mL, weight % |
393 D010 7 生Ⅱ |
14~21日 |
01066 |
(ヒト)絨毛性ゴナドトロピン(HCG)chorionic gonadotropin4F080 胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモンである。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | mIU/mL |
包括130 D008 18 生Ⅱ |
2~3日 |
13181 |
(ヒト)絨毛性ゴナドトロピン-βサブユニット(遊離HCG-β)chorionic gonadotropin beta-subunit4F090 ヒト絨毛性ゴナドトロピンに特異的な構造部分を測定する検査である。胞状奇胎や絨毛癌、睾丸腫瘍で高値になる。 |
遠心
|
01 |
14日 冷蔵 |
CLIA | ng/mL 1.00 未満 |
包括129 D008 17 生Ⅱ |
2~3日 |
27657 |
腫瘍壊死因子-α(TNF-α)tumor necrosis factor-alpha5J011 腫瘍壊死作用を持つサイトカインである。炎症性疾患で高値となる。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
CLEIA | pg/mL 2.27~11.2 |
||
45416 |
消化管間葉系腫瘍(GIST) KIT変異解析KIT (KIT proto-oncogene receptor tyrosine kinase)8C059 GISTの原因となる遺伝子変異を調べる検査である。治療抵抗性の遺伝子変異や治療後の2次耐性変異などが存在することから、投薬治療前にこれら遺伝子変異の確認が重要となる。 |
または
|
30
27 |
常温
凍-70℃以下 |
PCR法/ダイレクトシークエンス法 | 検出せず |
包括2100 D004-2 1イ(2) 遺染 |
11~17日 |
45419 |
消化管間葉系腫瘍(GIST) PDGFRA変異解析PDGFRA (platelet derived growth factor receptor alpha)8C041 GISTの原因となる遺伝子変異を調べる検査である。治療抵抗性の遺伝子変異や治療後の2次耐性変異などが存在することから、投薬治療前にこれら遺伝子変異の確認が重要となる。 |
または
|
30
27 |
常温
凍-70℃以下 |
PCR法/ダイレクトシークエンス法 | 検出せず |
11~17日 |
|
12589 |
消化管マルチスクリーニング6B649 消化管感染症において起因となる複数種の細菌、寄生虫、ウイルス核酸を迅速かつ一度に検出する検査である。 |
単独検体開栓厳禁
|
38 |
4日 冷蔵凍結不可 |
マイクロアレイ法 | 検出せず |
2~3日 |
|
00710 |
消化状態intestinal absorption test [feces]1B060 糞便の染色などを行って肉眼的に観察し、消化器系機能や疾患を調べる検査である。 |
|
29 |
冷蔵 |
ズダンⅢ染色法ヨード染色法 | 20 D003 2 尿便 |
2~3日 |
|
26229 |
シロリムスsirolimus3M814 肺リンパ脈管筋腫症(LAM)の治療薬である。CYP3A4を介して代謝されるため併用薬を留意の上、血中濃度測定が推奨される。 |
|
指定容器
07 |
7日 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 投与直前(トラフ) |
管理料[470] B001 2イ |
4~10日 |
04955 |
真菌塗抹microscopic examination (fungus)6A105 |
|
※ |
常温 |
KOH法 | 67 D017 3 微生 |
2~3日 |
|
30323 |
心筋トロポニンItroponin I5C094 トロポニンIは、筋収縮を調節するタンパク質複合体である。高い心筋特異性を持つため急性心筋梗塞の診断に有用である。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
1カ月 凍 |
CLIA | pg/mL 26.2 以下 |
109 D007 29 生Ⅰ |
2~3日 |
01181 |
神経特異エノラーゼ(NSE)neuron-specific enolase5D410 小細胞肺癌、神経芽細胞腫、神経内分泌系腫瘍の診断と経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。 |
溶血不可
遠心
|
01 |
5日 冷蔵 |
ECLIA | ng/mL 16.3 以下 |
包括142 D009 14 生Ⅱ |
2~3日 |
03855 |
心室筋ミオシン軽鎖Ⅰmyosin light chainⅠ5C092 心筋の収縮に働く心筋細胞の構造タンパク質である。心筋梗塞の病態把握に有用である。発症後3時間から1週間程度高値を示す。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
12週 凍 |
EIA | ng/mL 2.5 以下 |
184 D007 48 生Ⅰ |
2~5日 |
08049 |
(ヒト)心臓由来脂肪酸結合蛋白(H-FABP)heart type fatty acid-binding protein5C091 遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与する低分子タンパク質である。心筋に特異的で、早期における急性心筋梗塞の診断指標となる。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
1カ月 凍 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | ng/mL 5.0 以下 |
131 D007 36 生Ⅰ |
2~8日 |
迅速発育抗酸菌薬剤感受性検査(RGM)6C105 多剤併用化学療法による長期間の治療を必要とする非結核性抗酸菌症の薬剤感受性を検出する検査である。 |
または
|
※
|
冷蔵凍結不可
常温 |
液体培地希釈法 | 400 D022 微生 |
15~18日 |
||
00521 |
浸透圧osmotic pressure3H045 脱水や昏睡状態時に必須の体液恒常性の指標であり、水分摂取や尿濃縮能を反映する。尿量、発汗量により調節される。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
氷点降下法 | mOsm/kg・H2O 275~290 |
15 D005 3 血液 |
2~3日 |
03922 |
(ヒト)心房性Na利尿ペプチド(hANP)atrial natriuretic polypeptide4Z270 主に心房で合成、貯蔵され血中に分泌されるホルモンである。各種心疾患および腎疾患で重症度に平行して高値となる。 |
溶血不可
冷遠
|
08 ↓
02 |
12週 凍 |
FEIA | pg/mL 43.0 以下 |
包括221 D008 46 生Ⅱ |
2~3日 |