検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

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項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

04107
3A015

尿中アルブミン

試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量する。腎糸球体障害、特に糖尿病性腎症の早期発見に有用である。

生化学検査
蛋白

99

尿便

2~3日

34206
3A020

尿中蛋白分画

生化学検査
蛋白

包括18

生Ⅰ

2~3日

20136
3B050

LD(LDH)
(乳酸脱水素酵素)

多くの組織や臓器に分布する酵素である。貧血、炎症、腫瘍など汎用的なスクリーニング検査として用いられる。

生化学検査
酵素

包括11

生Ⅰ

1~2日

00081
3B160

尿アミラーゼ
(AMY/U)

膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素を測定する検査である。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値の場合はアイソザイムにより由来臓器を推定する。

生化学検査
酵素

包括11

生Ⅰ

1~2日

00056
3B055

LDHアイソザイム

LDH高値の際に由来臓器を推定する検査である。サブユニット欠損症では特定のアイソザイムが異常低値になる。

生化学検査
アイソザイム

48

生Ⅰ

2~3日

00036
3C020

尿酸
(UA)

腎臓から排泄される核酸の最終代謝産物であり、UA量は体内のプリン体代謝を反映している。高値の場合は、痛風や痛風腎、尿路結石症を発症する。

生化学検査
低分子窒素化合物

包括11

生Ⅰ

1~2日

00035
3C025

尿素窒素
(UN) (BUN)

血液中に含まれる尿素窒素を測定する検査である。腎機能の指標として広く利用され、腎不全、熱傷、消化管出血や高タンパク質食摂取で上昇する。

生化学検査
低分子窒素化合物

包括11

生Ⅰ

1~2日

01528
3E010

乳酸

LDHによりピルビン酸から産生される解糖系の最終代謝産物であり、乳酸アシドーシスで高値になる。

生化学検査
糖・有機酸

47

生Ⅰ

2~3日

12224
3I025

尿中銅

ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。

生化学検査
電解質・微量金属

包括23

生Ⅰ

3~6日

01629
3K130

ニッケル
(Ni)

ニッケル中毒の発見や暴露のモニタリングとして行われる検査である。

生化学検査
電解質・微量金属

6~11日

00522
3H045

浸透圧 〈尿〉

生化学検査
その他

16

尿便

2~3日

27837
3K043

尿中メチルイソブチルケトン
(MIBK)

メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査である。

生化学検査
産業衛生関連検査

5~11日

27837
3K043

尿中メチルイソブチルケトン
(MIBK)[対象物質]メチルイソブチルケトン

メチルイソブチルケトンの暴露状態を把握するための検査である。

生化学検査
産業衛生関連補項目

5~11日

01591
3L165

ニトラゼパム

ベンゾジアゼピン系の催眠作用を持つ抗てんかん剤である。血中濃度測定により中毒を予防する。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

3~4日

26779

ニメタゼパム

中時間作用型の催眠鎮静作用のあるベンゾジアゼピン系薬剤である。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

05548
5F385

日本脳炎 《HI》

蚊が媒介するウイルス感染症である。発病すると致命率が高く、後遺症は重大である。治療可能な脳炎、髄膜炎との鑑別目的で測定する。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

79

免疫

6~9日

00284
5F385

日本脳炎 《CF》

蚊が媒介するウイルス感染症である。発病すると致命率が高く、後遺症は重大である。治療可能な脳炎、髄膜炎との鑑別目的で測定する。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

79

免疫

3~5日

27299
5F194

尿中CMV核酸同定(新生児尿)

胎児に先天性疾患をもたらす危険性があるウイルスである。出生後の早期治療で予後改善の見込みがあり、新生児尿を用い迅速診断が行われる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

825

微生

3~9日

27829
5E064

尿中ヘリコバクター・ピロリ抗体

免疫血清学検査
感染症血清反応

70

免疫

3~6日

03151
6Z100

尿素呼気試験 《IR》
(ユービット(R))

胃十二指腸潰瘍の起因菌であるヘリコバクター・ピロリ菌の感染を、呼気中の成分から診断する検査である。

免疫血清学検査
感染症血清反応

70

微生

2~3日

08166
6Z100

尿素呼気試験
(ピロニック(R))

胃十二指腸潰瘍の起因菌であるヘリコバクター・ピロリ菌の感染を、呼気中の成分から診断する検査である。

免疫血清学検査
感染症血清反応

70

微生

5~12日

04802
6B614

ニューモシスチス・イロベチイ(カリニ)核酸同定

ニューモシスチス肺炎の起因菌として知られているニューモシスチス・イロベチイ(カリニ)の核酸を同定する検査である。

免疫血清学検査
感染症血清反応

4~7日

04821
5C060

尿中トランスフェリン

アルブミンより荷電量が少ないため、より軽度の糸球体障害でも尿中に出現する。特に早期の糖尿病性腎症の検出に有用である。

免疫血清学検査
蛋白

101

尿便

2~3日

00942
5C134

尿中Ⅳ型コラーゲン

腎糸球体基底膜に分布している細胞外マトリックスの構成成分である。糖尿病性腎症で糸球体障害に伴い早期から尿中に出現する。

免疫血清学検査
蛋白

184

尿便

3~9日

26654
5C100

尿中L型脂肪酸結合蛋白
(L-FABP)

近位尿細管上皮細胞に発現し、細胞内で脂質輸送を担うタンパク質である。腎障害の重症度に比例して尿中に排泄される。

免疫血清学検査
蛋白

210

尿便

2~3日

27030
5C230

尿中NGAL
(好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン)

急性腎障害の尿中バイオマーカーである。急性腎障害発症後に数時間で尿中に認められる鋭敏な検査である。

免疫血清学検査
蛋白

210

尿便

2~4日

00312
5A145

尿中免疫電気泳動
(免疫固定法によるベンス・ジョーンズ蛋白(BJP)同定)

特異な熱凝固性を有する免疫グロブリンのL鎖を測定する検査である。定性試験より鋭敏かつκ、λのクラス判定が可能である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

201

免疫

3~5日

20040
5A010

IgG 〈尿〉

免疫血清学検査
免疫グロブリン

38

免疫

2~3日

00582
2B120

尿中FDP

腎臓局所における凝固線溶状態を反映する指標である。腎疾患の病態鑑別に有用な検査である。

血液学検査
出血凝固検査

72

尿便

2~3日

00601
1A010

尿中一般物質定性半定量検査 蛋白定性

尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。

一般臨床検査
尿検査

1~2日

00605
1A020

尿中一般物質定性半定量検査 糖定性

糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。

一般臨床検査
尿検査

1~2日

00653
1A060

尿中一般物質定性半定量検査 尿中ケトン体

糖尿病患者の高血糖状態で生じるケトアシドーシスで陽性を示す。また飢餓状態時にも陽性になる。

一般臨床検査
尿検査

1~2日

00638
1A100

尿中一般物質定性半定量検査 潜血反応

尿中への血液混入を判定する検査である。尿路系の炎症、結石、腫瘍や糸球体腎炎で陽性となる。

一般臨床検査
尿検査

1~2日

00639
1A030

比重[尿検査]

尿の比重から、濃縮能や希釈能を推定し、腎機能を調べる検査である。

一般臨床検査
尿検査

1~2日

00602
1A015

蛋白定量[尿検査]

尿中のタンパク質量を測定し、腎疾患の早期発見や治療効果を調べる検査である。

一般臨床検査
尿検査

7

尿便

1~2日

00606
1A025

糖定量[尿検査]

糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。

一般臨床検査
尿検査

9

尿便

1~2日

00612
1A105

沈渣[尿検査]

尿中の細胞や結晶成分を分析して泌尿器系疾患を調べる基本的な検査であり、病態解析に役立つ。

一般臨床検査
尿検査

1~2日

01015
5D590

乳癌HER2/neu
《IHC法》

乳癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブの適応を判定するための補助検査である。

病理学検査
病理組織検査

690

病理

6~10日

50111
5D590

乳癌HER2/neu(4B5)
《IHC法》

乳癌組織からHER2タンパクを検出する検査である。

病理学検査
病理組織検査

690

病理

6~10日

02303
8C053

乳癌HER2/neu
《FISH法》

乳癌組織中のHER2/neuの発現を確認する。抗HER2ヒト化モノクローナル抗体であるトラスツズマブの適応を判定するための補助検査である。

病理学検査
病理組織検査

2700

病理

9~13日

27706

尿毒症物質3分画

生体内で腸内細菌による代謝を受けて生成する尿毒素であるフェニル硫酸、パラクレシル硫酸、インドキシル硫酸を質量分析法により定量する検査である。

研究検査
有機酸

16~49日

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