検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

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項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

20141
3F088

small dense LDL-コレステロール
(健診)

生化学検査
脂質

2~3日

01147
3I035

セレン
(Se)

至適血中濃度幅が狭いため、欠乏から中毒へ転じやすい必須微量金属である。

生化学検査
電解質・微量金属

144

生Ⅰ

3~4日

12513
4Z335

sFlt-1/PlGF比

妊娠高血圧腎症の発症を予測する指標となる検査である。

内分泌学検査
その他

340

免疫

2~5日

03819
5D220

SPan-1抗原

膵癌をはじめとする消化器の腫瘍マーカーである。良性疾患での偽陽性率が低いといわれる。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括144

生Ⅱ

2~4日

01500
5D175

シアリルLeX-i抗原
(SLX)

肺腺癌をはじめとする腺癌で高値を示す腫瘍マーカーであるが、胆のう癌や膵癌、卵巣癌に有用である。膵癌の鑑別においてはLewis血液型の影響を受けないとされる。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括144

生Ⅱ

2~4日

01152
5D300

SCC抗原

子宮頸癌、肺癌、食道癌の他、扁平上皮癌で高値となる腫瘍マーカーである。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括104

生Ⅱ

2~3日

03611
5D153

シアリルTn抗原
(STN)

特に卵巣癌と再発性胃癌に有用な腫瘍マーカーである。卵巣癌全体では陽性率が低いものの、粘液性嚢胞腺癌では高値を示す。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括146

生Ⅱ

3~8日

26718
5J095

可溶性インターロイキン-2レセプター
(sIL-2R)

免疫機構活性化の一指標である。造血器悪性腫瘍、ウイルス感染、リウマチなどにおいて上昇する。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括438

生Ⅱ

2~3日

06982
5F630

ノロウイルス(SRSV)-RNA同定

経口感染を主感染経路とする冬期の代表的な胃腸炎・食中毒の原因ウイルスであるノロウイルスの核酸検出検査である。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

2~4日

13036

STDマイコプラズマ核酸同定

非クラミジア性非淋菌性の性感染症の原因とされるマイコプラズマ属、ウレアプラズマ属の菌を検出する。

免疫血清学検査
感染症血清反応

2~3日

12627
5C080

アミロイドA
(SAA)

炎症マーカーとして用いられる検査である。CRPが大きく変動しないウイルス感染、SLE、腎移植後の拒絶反応などでも上昇する。

免疫血清学検査
蛋白

47

免疫

2~3日

12292
5C250

SCCA2

アトピー性皮膚炎の重症度指標となる検査である。15歳以下の小児を対象にした検査である。

免疫血清学検査
蛋白

300

免疫

12~25日

26126
3F250

肺サーファクタントプロテインA
(SP-A)

肺胞のⅡ型上皮細胞で産生されるサーファクタントタンパク質である。間質性肺炎や肺線維症で高値となる。

免疫血清学検査
蛋白

130

生Ⅰ

2~4日

12445
3F253

肺サーファクタントプロテインD
(SP-D)

肺胞サーファクタントに含まれるアポ蛋白である。間質性肺炎や肺胞蛋白症で高値となる。

免疫血清学検査
蛋白

136

生Ⅰ

2~3日

25961
5G026

抗ss DNA抗体IgG

1本鎖DNAに対する抗体をクラス別に測定する検査である。IgGはSLE、IgMはリウマチ性疾患で高値となる。

免疫血清学検査
自己免疫関連

163

免疫

2~3日

30252
5G065

抗Sm抗体

非ヒストン核タンパク抗原に対する抗核抗体のひとつである。SLEに対して疾患特異性が高い自己抗体である。

免疫血清学検査
自己免疫関連

包括151

免疫

2~3日

30253
5G076

抗SS-A抗体
(抗SS-A/Ro抗体)

抗SS-A抗体、抗SS-B抗体ともシェーグレン症候群で高値となる自己抗体である。A抗体は他の膠原病でも高頻度で検出され、B抗体はシェーグレン症候群に対して特異性が高い。

免疫血清学検査
自己免疫関連

包括161

免疫

2~3日

30254
5G077

抗SS-B抗体
(抗SS-B/La抗体)

抗SS-A抗体、抗SS-B抗体ともシェーグレン症候群で高値となる自己抗体である。A抗体は他の膠原病でも高頻度で検出され、B抗体はシェーグレン症候群に対して特異性が高い。

免疫血清学検査
自己免疫関連

包括158

免疫

2~3日

30255
5G085

抗Scl-70抗体
(抗トポイソメラーゼⅠ抗体)

ENA抗体のひとつでSScで特異的にみられる自己抗体である。

免疫血清学検査
自己免疫関連

包括157

免疫

2~3日

Single-color解析による細胞表面マーカー検査
(リンパ球サブセット検査)

リンパ球、単球、顆粒球などの細胞表面抗原をモノクローナル抗体により特異的に解析する一連の検査である。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

185

免疫

2~3日

07560
5I021

B細胞表面免疫グロブリン Sm-IgG
(Sm-Ig)

B細胞表面の免疫グロブリンのクラスパターンを調べる検査である。モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

157

免疫

2~3日

07565
5I022

B細胞表面免疫グロブリン Sm-IgA
(Sm-Ig)

B細胞表面の免疫グロブリンのクラスパターンを調べる検査である。モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

157

免疫

2~3日

07570
5I023

B細胞表面免疫グロブリン Sm-IgM
(Sm-Ig)

B細胞表面の免疫グロブリンのクラスパターンを調べる検査である。モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

157

免疫

2~3日

07575
5I024

B細胞表面免疫グロブリン Sm-IgD
(Sm-Ig)

B細胞表面の免疫グロブリンのクラスパターンを調べる検査である。モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

157

免疫

2~3日

07580
5I025

B細胞表面免疫グロブリン Sm-Ig κ(カッパ)鎖
(Sm-Ig)

B細胞表面の免疫グロブリンのクラスパターンを調べる検査である。モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

157

免疫

2~3日

07585
5I026

B細胞表面免疫グロブリン Sm-Ig λ(ラムダ)鎖
(Sm-Ig)

B細胞表面の免疫グロブリンのクラスパターンを調べる検査である。モノクロナリティーやB細胞性白血病、リンパ腫の細胞分化度を判定できる。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

157

免疫

2~3日

45850
8C465

STIL::TAL1 mRNA定量解析
STIL(SIL)-TAL1

小児T-ALLでしばしば認められる変異であるSTIL::TAL1融合遺伝子を調べる検査である。

遺伝子関連検査
白血病関連遺伝子

2100

遺染

4~7日

45432
8C560

悪性骨軟部組織腫瘍 SS18::SSX2 mRNA解析
SS18(SYT)-SSX2(SSX)

病理組織学的分類において70種類以上あるため診断が困難とされる骨軟部腫瘍の補助診断に有用な検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括2100

遺染

8~12日

09747
8C834

球脊髄性筋萎縮症 AR解析
SBMA(Kennedy病)

SBMAの原因遺伝子であるアンドロゲン受容体遺伝子の伸長(トリプレットリピート)を調べる検査である。

遺伝子関連検査
トリプレット・リピート病遺伝子解析

3880

遺染

11~17日

02078
8C871

脊髄小脳変性症 SCA1 ATXN1解析

SCA1の病因であるATXN1遺伝子の伸長(トリプレットリピート)を調べる検査である。

遺伝子関連検査
トリプレット・リピート病遺伝子解析

8000

遺染

11~17日

02079
8C872

脊髄小脳変性症 SCA2 ATXN2解析

SCA2の病因であるATXN2遺伝子の伸長(トリプレットリピート)を調べる検査である。

遺伝子関連検査
トリプレット・リピート病遺伝子解析

8000

遺染

11~17日

02080
8C873

脊髄小脳変性症 SCA3 ATXN3解析
(MJD)

SCA3の病因であるATXN3遺伝子の伸長(トリプレットリピート)を調べる検査である。

遺伝子関連検査
トリプレット・リピート病遺伝子解析

8000

遺染

11~17日

02081
8C874

脊髄小脳変性症 SCA6 CACNA1A解析

SCA6の病因であるCACNA1A遺伝子の伸長(トリプレットリピート)を調べる検査である。

遺伝子関連検査
トリプレット・リピート病遺伝子解析

8000

遺染

11~17日

00446
8B551

X/Y染色体 SHOX
(Xp22.3/Yp11.2欠失解析)

成長決定遺伝子と考えられるSHOX遺伝子の欠失を、FISH法により調べる検査である。

染色体検査
先天異常染色体検査

2553

遺染

8~10日

00453
8B543

Y染色体 SRY
(Yp11.2転座/欠失解析)

睾丸決定因子であるSRY遺伝子(Yp11.2)の転座・欠失を、FISH法により調べる検査である。

染色体検査
先天異常染色体検査

2553

遺染

8~10日

04565
8B355

5染色体
Sotos症候群(5q35欠失解析)

Sotos症候群の病因である5番染色体(5q35)の欠失を、FISH法を用いて調べる検査である。

染色体検査
先天異常染色体検査

2553

遺染

8~10日

01992
8B531

X染色体 STS
(Xp22.3欠失解析)

XLIの病因であるX染色体短腕遠位(Xp22.3)の欠失を、FISH法を用いて調べる検査である。

染色体検査
先天異常染色体検査

2553

遺染

8~10日

00075
2B110

可溶性フィブリンモノマー
(SF)

血液凝固において早い段階から生成されるため、早期の凝固亢進の指標となる検査である。

血液学検査
出血凝固検査

93

血液

2~5日

04198
2B110

可溶性フィブリンモノマー複合体(SFMC)定量

血液学検査
出血凝固検査

包括221

血液

2~5日

35168
6C105

非結核性抗酸菌薬剤感受性検査(SGM)

多剤併用化学療法による長期間の治療を必要とする非結核性抗酸菌症の薬剤感受性を検出する検査である。

微生物学検査
抗酸菌検査

400

微生

8~11日

07179
5A125

唾液中sIgA

唾液中のコルチゾールは慢性ストレスの指標として有用との報告があり、唾液中sIgAは急性ストレスの指標として有用との報告がある。

研究検査
ホルモン・神経伝達物質

05070
5J015

可溶性腫瘍壊死因子レセプター-Ⅰ
(sTNFR-Ⅰ)

TNFの作用を阻害するタンパク質である。悪性腫瘍や白血病患者の血清中に多くみられTNF拮抗因子の把握に有用である。

研究検査
可溶性膜蛋白・接着分子

05071
5J016

可溶性腫瘍壊死因子レセプター-Ⅱ
(sTNFR-Ⅱ)

TNFの作用を阻害するタンパク質である。悪性腫瘍や白血病患者の血清中に多くみられTNF拮抗因子の把握に有用である。

研究検査
可溶性膜蛋白・接着分子

04114
5J454

可溶性ICAM-1
(sICAM-1)

免疫系細胞の相互作用を調節する接着分子の可溶型を測定する検査である。常時、血管内皮や線維芽細胞に発現しており、炎症性サイトカイン刺激で増強する。

研究検査
可溶性膜蛋白・接着分子

05064
5J506

可溶性VCAM-1
(sVCAM-1)

血管内皮細胞に発現する接着分子の可溶型を測定する検査である。炎症性サイトカインの刺激によりはじめて誘導される糖タンパクである。

研究検査
可溶性膜蛋白・接着分子

27043

可溶性PD-L1
(sPD-L1)

PD-L1は腫瘍細胞に発現しており、PD-1にPD-L1が結合するとT細胞の活性および免疫機能が抑制される。本検査は可溶型を測定する検査である。

研究検査
可溶性膜蛋白・接着分子

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