検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

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項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

09936
3C016

シスタチンC

腎糸球体濾過量(GFR)を反映する検査である。筋肉量の影響を受けないため性差が小さい。

生化学検査
低分子窒素化合物

115

生Ⅰ

1~2日

26240
3F095

全脂質脂肪酸分画

EPAやDHAなど不飽和脂肪酸も含めた脂肪酸を、分画定量する検査である。動脈硬化性疾患の背景の探索に有用である。

生化学検査
脂質

405

生Ⅱ

14~21日

27200
3F040

脂肪酸4分画

EPAやDHAなど不飽和脂肪酸も含めた脂肪酸を、分画定量する検査である。動脈硬化性疾患の背景の探索に有用である。

生化学検査
脂質

405

生Ⅱ

4~5日

01565
3G040

ビタミンB12
(シアノコバラミン)

欠乏により巨赤芽球性貧血をもたらす水溶性の造血ビタミンである。

生化学検査
ビタミン

140

生Ⅰ

2~3日

00521
3H045

浸透圧 〈血清〉

脱水や昏睡状態時に必須の体液恒常性の指標であり、水分摂取や尿濃縮能を反映する。尿量、発汗量により調節される。

生化学検査
その他

15

血液

2~3日

03816
3L130

ジアゼパム

代表的なマイナートランキライザーである。中毒の予防とともに服薬コンプライアンスの把握のために血中濃度測定が行われる。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

3~5日

01167
3L865

ジソピラミド

心筋に直接作用する抗不整脈剤である。特に腎機能障害患者での中毒予防に血中濃度を測定する。

薬毒物検査
抗不整脈剤

管理料[470]

2~3日

05717
3L898

シベンゾリン

抗不整脈剤の一種である。頻脈性不整脈患者で他の抗不整脈剤が使用できない場合か無効の場合に使用される。

薬毒物検査
抗不整脈剤

管理料[470]

3~4日

01600
3L765

ジゴキシン

代表的なジギタリス性強心配糖体である。特に腎機能が低下した患者で至適投与量を知るために血中濃度を測定する。

薬毒物検査
強心剤

管理料[470]

2~3日

04479
3M805

シクロスポリン

代表的な免疫抑制剤であり、臓器移植や自己免疫疾患に用いられる。経口投与時の血中濃度には個人差が大きいため、濃度測定が行なわれる。

薬毒物検査
免疫抑制剤

管理料[470]

2~3日

26229
3M814

シロリムス

肺リンパ脈管筋腫症(LAM)の治療薬である。CYP3A4を介して代謝されるため併用薬を留意の上、血中濃度測定が推奨される。

薬毒物検査
免疫抑制剤

管理料[470]

4~10日

27041

ジヒドロコデイン

鎮咳作用のあるオピオイド系薬剤である。規制区分では麻薬に区分されておりスクリーニング検査で陰性が確定しなかった場合に確認検査が実施される。

薬毒物検査
規制薬・農薬

3~4日

01066
4F080

ヒト絨毛性ゴナドトロピン 〈血清〉
(HCG)

胎盤絨毛細胞から分泌される性腺刺激ホルモンである。妊娠の診断や絨毛性疾患の管理などに用いられる。

内分泌学検査
胎盤

包括134

生Ⅱ

2~3日

05609
3B200

子宮頸管粘液中顆粒球エラスターゼ

切迫流産や前期破水の早期診断マーカーである。子宮頚管炎や腟炎でも上昇する。

内分泌学検査
胎盤

119

尿便

2~3日

03922
4Z270

ヒト心房性Na利尿ペプチド
(hANP)

主に心房で合成、貯蔵され血中に分泌されるホルモンである。各種心疾患および腎疾患で重症度に平行して高値となる。

内分泌学検査
その他

包括221

生Ⅱ

2~3日

01500
5D175

シアリルLeX-i抗原
(SLX)

肺腺癌をはじめとする腺癌で高値を示す腫瘍マーカーであるが、胆のう癌や膵癌、卵巣癌に有用である。膵癌の鑑別においてはLewis血液型の影響を受けないとされる。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括144

生Ⅱ

2~4日

01181
5D410

神経特異エノラーゼ
(NSE)

小細胞肺癌、神経芽細胞腫、神経内分泌系腫瘍の診断と経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括142

生Ⅱ

2~3日

05120
5D325

シフラ
(サイトケラチン19フラグメント)

肺の扁平上皮癌および腺癌の診断、経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括158

生Ⅱ

2~3日

03611
5D153

シアリルTn抗原
(STN)

特に卵巣癌と再発性胃癌に有用な腫瘍マーカーである。卵巣癌全体では陽性率が低いものの、粘液性嚢胞腺癌では高値を示す。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括146

生Ⅱ

3~8日

13181
4F090

遊離HCG-β
(HCG-βサブユニット)

ヒト絨毛性ゴナドトロピンに特異的な構造部分を測定する検査である。胞状奇胎や絨毛癌、睾丸腫瘍で高値になる。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括132

生Ⅱ

2~3日

12589
6B649

消化管マルチスクリーニング

消化管感染症において起因となる複数種の細菌、寄生虫、ウイルス核酸を迅速かつ一度に検出する検査である。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

2~3日

03855
5C092

心室筋ミオシン軽鎖Ⅰ

心筋の収縮に働く心筋細胞の構造タンパク質である。心筋梗塞の病態把握に有用である。発症後3時間から1週間程度高値を示す。

免疫血清学検査
蛋白

184

生Ⅰ

2~5日

30323
5C094

高感度心筋トロポニンI

トロポニンIは、筋収縮を調節するタンパク質複合体である。高い心筋特異性を持つため急性心筋梗塞の診断に有用である。

免疫血清学検査
蛋白

112

生Ⅰ

2~3日

08049
5C091

ヒト心臓由来脂肪酸結合蛋白
(H-FABP)

遊離脂肪酸の細胞内輸送に関与する低分子タンパク質である。心筋に特異的で、早期における急性心筋梗塞の診断指標となる。

免疫血清学検査
蛋白

135

生Ⅰ

2~8日

26914
5G420

抗糸球体基底膜抗体
(抗GBM抗体)

急速進行性腎炎やGoodpasture症候群の患者血清から検出される自己抗体である。

免疫血清学検査
自己免疫関連

262

免疫

2~3日

45416
8C059

消化管間葉系腫瘍(GIST)KIT変異解析
KIT(c-kit)

GISTの原因となる遺伝子変異を調べる検査である。治療抵抗性の遺伝子変異や治療後の2次耐性変異などが存在することから、投薬治療前にこれら遺伝子変異の確認が重要となる。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括2100

遺染

11~17日

45419
8C041

消化管間葉系腫瘍(GIST)PDGFRA変異解析

GISTの原因となる遺伝子変異を調べる検査である。治療抵抗性の遺伝子変異や治療後の2次耐性変異などが存在することから、投薬治療前にこれら遺伝子変異の確認が重要となる。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

11~17日

04480
8C831

デュシェンヌ型/ベッカー型筋ジストロフィー DMD解析[その他遺伝学的検査]
ジストロフィン遺伝子解析

DMDおよびBMDの病因であるジストロフィン遺伝子の欠失や重複を調べる検査である。

遺伝子関連検査
その他遺伝学的検査

3880

遺染

8~21日

04480
8C831

デュシェンヌ型/ベッカー型筋ジストロフィー DMD解析[先天異常染色体検査]
ジストロフィン遺伝子解析

DMDおよびBMDの病因であるジストロフィン遺伝子の欠失や重複を調べる検査である。

染色体検査
先天異常染色体検査

3880

遺染

8~21日

04955
6A105

真菌塗抹[一般細菌・真菌検査]

微生物学検査
一般細菌・真菌検査

64

微生

2~3日

12289
6C105

迅速発育抗酸菌薬剤感受性検査(RGM)

多剤併用化学療法による長期間の治療を必要とする非結核性抗酸菌症の薬剤感受性を検出する検査である。

微生物学検査
抗酸菌検査

400

微生

15~18日

00710
1B060

消化状態[糞便検査]

糞便の染色などを行って肉眼的に観察し、消化器系機能や疾患を調べる検査である。

一般臨床検査
糞便検査

20

尿便

2~3日

27657
5J011

腫瘍壊死因子-α
(TNF-α)

腫瘍壊死作用を持つサイトカインである。炎症性疾患で高値となる。

研究検査
増殖因子・サイトカイン

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