WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
アルファベット順 > I
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
27364 |
(抗)IA-2抗体anti-IA-2/ICA512 antibody5G342 膵ランゲルハンス島関連自己抗体の一種である。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率を示す。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
EIA | U/mL 0.6 未満 |
包括213 D008 43 生Ⅱ |
3~9日 |
27364 |
(抗)IA-2抗体anti-IA-2/ICA512 antibody5G342 膵ランゲルハンス島関連自己抗体の一種である。若年発症型の1型糖尿病で高い陽性率を示す。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
EIA | U/mL 0.6 未満 |
包括213 D008 43 生Ⅱ |
3~9日 |
00002 |
I-BIL(間接ビリルビン)bilirubin, unconjugated3J020 グルクロン酸抱合を受ける前のビリルビンで黄疸鑑別の指標である。崩壊したヘモグロビンに由来し、溶血性貧血で上昇する。 |
遠心
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01 |
1週 冷蔵 |
計算法 | mg/dL 0.2~1.0 |
1~2日 |
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00037 |
ICGICG retention rate8A010 肝機能や肝予備能を知るための色素負荷試験であり、肝機能が低下するほどR15(15分血中停滞率)は高値になる。 |
複数検体
遠心
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01 ↓ 65 |
冷蔵 |
比色法 | % 0~10 |
管理料[100] D289 2 |
2~3日 |
02216 |
IFN-γ(インターフェロン-γ)interferon-gamma5J050 抗ウイルス活性を持つタンパク質である。炎症における生体反応の指標となる。 |
遠心
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14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 20.6 以下 |
3~17日 |
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12290 |
IFN-λ3(インターフェロン-λ3)interferon-lambda35J053 Ⅲ型IFNのひとつで、抗ウイルス活性と免疫応答の調整を行っている。COVID-19において重症化リスクを判断する有用な検査である。 |
遠心
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01 |
7日 冷蔵 |
CLEIA | pg/mL 13.6 未満 |
340 D015 28 免疫 |
2~8日 |
00234 |
IgAIgA5A015 IgGに次ぎ高濃度で血中に存在する免疫グロブリンである。2つのサブクラスに分類され、二量体の分泌型IgAは局所免疫を担う。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 110~410 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
07179 |
(唾液中)(s)IgAsecretory IgA5A125 唾液中のコルチゾールは慢性ストレスの指標として有用との報告があり、唾液中sIgAは急性ストレスの指標として有用との報告がある。 |
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49 |
6カ月 凍-20℃以下 |
EIA | μg/mL |
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25576 |
IgA-HEV抗体hepatitis E virus5F370 主として獣肉の摂取で経口感染する肝炎ウイルスである。不顕性が多いが、妊婦が感染すると重症化することがある。 |
遠心
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01 ↓ 02 |
凍 |
EIA | 陰性(-) |
包括210 D013 10 免疫 |
3~9日 |
30010 |
IgE-CAP16(特異的アレルゲン16種)IgE, allergen-specific5A100 特定の抗原を認識するIgEを対象とした検査で、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | UA /mL 0.35 未満 |
1430 D015 13 免疫 |
2~3日 |
IgE(特異的)IgE, allergen-specific5A100 特定の抗原を認識するIgEを対象とした検査で、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | UA /mL 0.35 未満 |
各110 D015 13 免疫 |
2~3日 |
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01813 |
IgE(非特異的)IgE5A090 Ⅰ型アレルギーに関与する免疫グロブリンである。アレルギー体質の診断、経過観察の目的でIgEの総量が測定される。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | IU/mL 170 以下 |
100 D015 11 免疫 |
2~3日 |
01970 |
IgEファディアトープ(特異的吸入性アレルゲン)IgE, allergen-specific5A100 吸入抗原12種類への感作を一括スクリーニングする検査である。アレルゲンの特定はできない。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | 陰性(-) |
194 D015 21 免疫 |
2~3日 |
27558 |
IGF-Ⅰ(ソマトメジン-C)somatomedinC4A015 GHの働きにより肝臓で産生される物質である。測定意義はGHとほぼ同様であるが、血中濃度が生理的変動に左右されにくく安定している。 |
遠心
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01 ↓
02 |
4週 凍 |
ECLIA | ng/mL |
包括212 D008 42 生Ⅱ |
2~3日 |
00235 |
IgGIgG5A010 血中に最も多く存在する免疫グロブリンで4つのサブクラスに分類される。胎盤通過性を持つ唯一の免疫グロブリンであり、慢性炎症性疾患などで増加する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 870~1,700 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
08641 |
IgG-FcR+T細胞百分率percentage of T cell bearing receptors for IgG Fc portion5I040 免疫グロブリンのFc部分に対するレセプターを有したT細胞の割合を調べる検査である。本細胞は抗原非特異的に抗体産生を抑制する。 |
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13 |
常温 |
フローサイトメトリー法 | % 5~20 |
193 D016 3 免疫 |
2~3日 |
09782 |
IgG-HA抗体hepatitis A virus5F350 A型肝炎ウイルス感染の既往と病態把握のための検査である。初感染の診断にはIgM-HA抗体が有用である。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
20061 |
IgG インデックスIgG index5A120 血清と髄液中のIgGとアルブミン濃度から、多発性硬化症の鑑別診断を行う検査である。 |
複数検体
遠心
および
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01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
TIA/ネフェロメトリー法 | インデックス |
390 D004 10 尿便 |
2~3日 |
04463 |
IgG型リウマチ因子rheumatoid factor-IgG5G161 IgGクラスのRFを検出する検査である。関節リウマチで病態の把握や治療効果の判定に有用である。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
EIA | 2.0 未満 |
198 D014 26 免疫 |
3~5日 |
20121 |
IgGサブクラスIgG2IgG25A056 IgGの中でおよそ3割を占めるグロブリンである。IgG2欠損症は小児に多く易感染性により中耳炎や下気道感染を繰り返す。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 239~838 |
239 D014 31 免疫 |
2~5日 |
20133 |
IgGサブクラスIgG4IgG45A058 自己免疫性膵炎で著増が認められるIgGのサブクラスを測定する検査である。IgG4関連疾患として他疾患との関連も示唆されている。 |
遠心
|
01 |
2週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/dL 11~121 |
377 D014 41 免疫 |
2~3日 |
20112 |
IgGサブクラス分画IgG subclasses5A050 免疫グロブリンで最も量が多いIgGのサブクラス4種を個別に定量する検査である。易感染性の小児や、IgG4関連疾患患者での測定が有効である。 |
遠心
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01 |
2週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法)およびTIA | mg/dL IgG1 351~962 |
2~5日 |
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07157 |
IGH [14q32転座解析]t(14q32) : IGH8B444 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
06879 |
IGH::BCL2 [t(14;18)転座解析]t(14;18) : BCL2-IGH8B443 FLで80~90 %を占める変異であるIGH::BCL2融合遺伝子を調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
06708 |
IGH::BCL2再構成BCL2 (BCL2, apoptosis regulator)8C453 FLで80~90 %を占める変異であるIGH::BCL2融合遺伝子を調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
13
指定容器 22
27 |
冷蔵
冷蔵
凍-70℃以下 |
PCR法 | 検出せず |
2100 D006-2 遺染 |
8~14日 |
07152 |
IGH::CCND1 [t(11;14)転座解析]t(11;14) : CCND1-IGH8B414 非ホジキン悪性リンパ腫瘍であるMCLやMM、CLLについて、転座先の遺伝子を限定せずCCND1遺伝子の検出が可能な検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
05539 |
IGH::FGFR3 [t(4;14)転座解析]t(4;14) : FGFR3-IGH8B344 MMでみられるt(4;14)をFISH法により調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
05282 |
IGH::MAF [t(14;16)転座解析]t(14;16) : MAF-IGH8B445 MMにみられるt(14;16)をFISH法により調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
07280 |
IGH::MYC [t(8;14)転座解析]t(8;14) : MYC-IGH8B384 Burkittリンパ腫などにみられるt(8;14)をFISH法により調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
09930 |
IGH (免疫グロブリンH鎖) 再構成 《PCR法》IGH (immunoglobulin heavy locus)8C701 悪性リンパ腫やリンパ性白血病において腫瘍細胞のクロナリティを調べる検査で病型の鑑別に有用である。 |
開栓厳禁
または
または
|
13
指定容器 22
27 |
冷蔵
冷蔵
凍-70℃以下 |
PCR法/キャピラリー電気泳動法 | 再構成を認めない |
2373 D006-6 遺染 |
8~11日 |
09931 |
IGK (免疫グロブリンL鎖κ) 再構成 《PCR法》IGK (immunoglobulin kappa locus)8C731 悪性リンパ腫やリンパ性白血病において腫瘍細胞のクロナリティを調べる検査で病型の鑑別に有用である。 |
開栓厳禁
または
または
|
13
指定容器 22
27 |
冷蔵
冷蔵
凍-70℃以下 |
PCR法/キャピラリー電気泳動法 | 再構成を認めない |
2373 D006-6 遺染 |
8~11日 |
09932 |
IGL (免疫グロブリンL鎖λ) 再構成 《PCR法》IGL (immunoglobulin lambda locus)8C733 悪性リンパ腫やリンパ性白血病において腫瘍細胞のクロナリティを調べる検査で病型の鑑別に有用である。 |
開栓厳禁
または
または
|
13
指定容器 22
27 |
冷蔵
冷蔵
凍-70℃以下 |
PCR法/キャピラリー電気泳動法 | 再構成を認めない |
2373 D006-6 遺染 |
8~11日 |
00236 |
IgMIgM5A020 免疫グロブリンの中で最大の分子量を持ち、感染症で最も早期に増加する抗体である。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 33~190 |
38 D015 4 免疫 |
1~2日 |
09785 |
IgM-HA抗体hepatitis A virus5F350 A型肝炎ウイルス感染の既往と病態把握のための検査である。初感染の診断にはIgM-HA抗体が有用である。 |
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
02238 |
IgM-HBc抗体HBc5F018 HBVのコア蛋白に対する抗体である。感染早期より出現し長期間陽性を示しキャリアは特に高値となる。IgM-HBc抗体は感染初期のみ出現する。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | 陰性(-) |
包括146 D013 8 免疫 |
2~3日 |
05252 |
IL-1β(インターロイキン-1β)interleukin-1 beta5J062 主に単球・マクロファージ系の細胞から産生されるサイトカインである。多くの免疫担当細胞に多彩な生理活性を及ぼす。炎症性疾患で高値となる。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 0.928 以下 |
||
02502 |
IL-2(インターロイキン-2)interleukin-25J070 抗原刺激によりT細胞から分泌されるサイトカインである。さまざまな自己免疫疾患や骨髄増殖性疾患で上昇する。血中濃度が高くなる病態は少ない。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 15.6 未満 |
||
05255 |
IL-6(インターロイキン-6)interleukin-65J130 B細胞の分化誘導因子として発見された。さまざまな炎症性疾患や自己免疫疾患に関与しており高値となる。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
CLEIA | pg/mL 2.41 以下 |
||
12271 |
IL-6(インターロイキン-6)《ECLIA》interleukin-65J130 炎症早期に産生されるサイトカインで、臓器障害の発生を予測することが可能である。SIRSの重症度判定に有用な検査である。COVID-19の重症度マーカーとしても注目を浴びている。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
24カ月 凍 |
ECLIA | pg/mL 7.0 以下 |
170 D015 17 免疫 |
2~3日 |
04165 |
IL-8(インターロイキン-8)interleukin-85J140 炎症性サイトカインなどの刺激により産生される白血球遊走因子である。非感染性の炎症性疾患とも関連する。血中で高値となる病態は非常に少ない。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 8.0 未満 |
||
27109 |
IL-10(インターロイキン-10)interleukin-105J150 Th2細胞で産生される抗炎症性のサイトカインである。Th1細胞のサイトカイン産生を抑制する働きを持つ。 |
遠心
|
14 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 2.03 以下 |
||
27839 |
In(インジウム)indium3K121 血中のインジウムを測定する検査である。取り扱い従事者は特殊健康診断の一次健診で測定が義務付けられている。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
ICP-MS | μg/L |
5~11日 |
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13160 |
(結核菌群RFP/)INH耐性遺伝子同時検出6B627 結核の治療薬であるリファンピシンおよびイソニアジドの薬剤耐性を検出する検査である。 |
単独検体開栓厳禁
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指定容器
55 |
7日 冷蔵 |
リアルタイムPCR法 | リファンピシン耐性遺伝子 検出せず |
963 D023 22 微生 |
2~3日 |
45586 |
inv(3)逆位、t(3;3)転座解析[GATA2::MECOM]inv(3) : RPN1-MECOM8B336 inv(3)またはt(3;3)はAMLやMDSで認められ、治療方針の決定や予後の予測に有用である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
01487 |
inv(16)逆位、t(16;16)転座解析[CBFB]inv(16) : MYH11-CBFB8B463 CBFB::MYH11融合遺伝子は、inv(16)、t(16;16)によって形成される遺伝子であり、AMLで3~8 %を占める変異である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
05579 |
IRF1 [5q31欠失解析]del(5q31) : IRF18B353 がん抑制遺伝子のひとつである。MDSやAMLでは高頻度で異常が認められ、その座位である5番染色体の長腕欠失(5q-)を調べる検査である。 |
開栓厳禁
または
または
|
10
指定容器 22
|
冷蔵
冷蔵
冷蔵 |
FISH法 | 2477 D006-5 1 遺染 |
5~7日 |
|
27660 |
IRG(膵グルカゴン)pancreatic glucagon4G030 膵臓から分泌され、インスリンと拮抗して血糖値を上げるホルモンである。グルカゴノーマの診断や糖尿病の病態把握に用いられる。 |
溶血不可
冷遠
|
08 ↓ 02 |
凍 |
EIA | pg/mL 5.4~55.0 |
包括150 D008 23 生Ⅱ |
3~9日 |
01220 |
IRI(インスリン)insulin4G010 糖代謝ならびにアミノ酸、脂質代謝などに関与する膵臓由来のホルモンである。糖尿病の診断・病態把握、膵機能の診断に有用である。 |
溶血不可
遠心
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01 |
12週 冷蔵 |
CLIA | μU/mL 1.7~10.4 |
100 D008 8 生Ⅱ |
2~3日 |