検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

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項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

26560
3G025

ビタミンB1
(サイアミン)

欠乏すると脚気を引き起こす水溶性ビタミンである。

生化学検査
ビタミン

239

生Ⅰ

3~4日

04323
3L135

エトスクシミド

スクシミド系の抗てんかん剤である。代謝速度には個人差が大きく、適正血中濃度を維持する必要がある。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

2~3日

12391

ビガバトリン

点頭てんかんに特化した抗てんかん剤である。重大な副作用を持つため血中濃度測定が行われる。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

3~5日

04586

フルニトラゼパム

ベンゾジアゼピン系の催眠鎮静・抗不安剤である。効き目や安全性が高く、麻酔前投薬にも用いられる。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

03201

三・四環系抗うつ薬スクリーニング

三・四環系抗うつ薬のスクリーニング検査である。薬物中毒が疑われる場合に原因特定に役立つ。

薬毒物検査
精神神経用剤

4~6日

05092
3L896

ピルシカイニド

頻脈性不整脈治療剤である。腎排泄型の薬剤であり腎機能を把握しながら血中濃度測定が行われる。

薬毒物検査
抗不整脈剤

管理料[470]

3~4日

02942
3M205

サリチル酸
(アスピリン)

代表的な解熱・鎮痛剤である。胃粘膜障害や出血傾向の副作用に注意が必要である。

薬毒物検査
抗炎症・抗リウマチ剤

管理料[470]

2~3日

04479
3M805

シクロスポリン

代表的な免疫抑制剤であり、臓器移植や自己免疫疾患に用いられる。経口投与時の血中濃度には個人差が大きいため、濃度測定が行なわれる。

薬毒物検査
免疫抑制剤

管理料[470]

2~3日

25787
3M815

エベロリムス

心臓・腎臓などの臓器移植に用いられる免疫抑制剤である。抗がん剤として用いられる場合もある。

薬毒物検査
免疫抑制剤

管理料[470]

2~3日

05221
4B040

サイログロブリン
(Tg)

甲状腺濾胞内に貯蔵されている甲状腺ホルモンの前駆体である。臓器特異性は高いが疾患特異性は低い。

内分泌学検査
甲状腺

包括131

生Ⅱ

2~3日

30325
5G290

抗サイログロブリン抗体[甲状腺]
(Tg-Ab)

橋本病、バセドウ病の診断に有用な自己抗体を測定する検査である。抗TPO抗体と同時に測定することで陽性率が高くなる。

内分泌学検査
甲状腺

包括140

免疫

2~3日

27813
4B045

サイロキシン結合グロブリン
(TBG)

甲状腺ホルモンを輸送する役割を担うタンパク質である。血中の甲状腺ホルモンの大部分がTBGと結合して存在する。

内分泌学検査
甲状腺

包括130

生Ⅱ

2~5日

01122
4Z255

サイクリックAMP 〈血漿〉
(c-AMP)

細胞内で生成される情報伝達物質を測定する検査である。生理活性物質としてさまざまな作用を持つ。

内分泌学検査
その他

包括170

生Ⅱ

4~10日

05120
5D325

シフラ
(サイトケラチン19フラグメント)

肺の扁平上皮癌および腺癌の診断、経過観察に有用な血中腫瘍マーカーである。

腫瘍関連検査
腫瘍関連検査

包括158

生Ⅱ

2~3日

00264
5F194

サイトメガロ(CMV) 《CF》

肺炎や腸炎、網膜炎、肝炎などを引き起こすウイルスである。不顕性感染が多いが、免疫力の低下により再活性化する。臓器移植時の肺炎、胎児感染の起炎菌である。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

79

免疫

3~5日

27534
5F194

サイトメガロ(CMV) IgG《CLIA》

肺炎や腸炎、網膜炎、肝炎などを引き起こすウイルスである。不顕性感染が多いが、免疫力の低下により再活性化する。臓器移植時の肺炎、胎児感染の起炎菌である。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

206

免疫

2~3日

27537
5F194

サイトメガロ(CMV) IgM《CLIA》

肺炎や腸炎、網膜炎、肝炎などを引き起こすウイルスである。不顕性感染が多いが、免疫力の低下により再活性化する。臓器移植時の肺炎、胎児感染の起炎菌である。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

206

免疫

2~3日

05151
5F194

サイトメガロウイルス抗原
《アンチジェネミア法》

免疫不全患者で問題となるCMV感染症の早期診断および治療の効果判定に用いられる検査である。

ウイルス学検査
ウイルス抗原

366

免疫

2~3日

27299
5F194

尿中CMV核酸同定(新生児尿)

胎児に先天性疾患をもたらす危険性があるウイルスである。出生後の早期治療で予後改善の見込みがあり、新生児尿を用い迅速診断が行われる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

825

微生

3~9日

07504
5F194

サイトメガロウイルス(CMV) DNA定量〈リンパ球〉

肺炎や腸炎、網膜炎、肝炎などを引き起こすウイルスであり、免疫力の低下により再活性化する。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

3~5日

27770
5F194

サイトメガロウイルス(CMV)核酸定量
《TaqManPCR法》

血漿中のCMV-DNA量を高感度かつ定量的に測定する。免疫低下状態の患者におけるCMV感染管理に有用と考えられる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

450

微生

2~3日

26126
3F250

肺サーファクタントプロテインA
(SP-A)

肺胞のⅡ型上皮細胞で産生されるサーファクタントタンパク質である。間質性肺炎や肺線維症で高値となる。

免疫血清学検査
蛋白

130

生Ⅰ

2~4日

12445
3F253

肺サーファクタントプロテインD
(SP-D)

肺胞サーファクタントに含まれるアポ蛋白である。間質性肺炎や肺胞蛋白症で高値となる。

免疫血清学検査
蛋白

136

生Ⅰ

2~3日

30325
5G290

抗サイログロブリン抗体[自己免疫関連]
(Tg-Ab)

橋本病、バセドウ病の診断に有用な自己抗体を測定する検査である。抗TPO抗体と同時に測定することで陽性率が高くなる。

免疫血清学検査
自己免疫関連

包括140

免疫

2~3日

Single-color解析による細胞表面マーカー検査
(リンパ球サブセット検査)

リンパ球、単球、顆粒球などの細胞表面抗原をモノクローナル抗体により特異的に解析する一連の検査である。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

185

免疫

2~3日

04078
8B272

特定染色体サブテロメア領域解析

多くの遺伝子が存在するサブテロメア領域を解析し、微細欠失症候群などを見つける検査である。

染色体検査
先天異常染色体検査

2553

遺染

7~12日

00770
1C030

細胞数[髄液検査]

髄液を用いて髄膜炎や脳炎など、中枢神経系の感染症や炎症性疾患の診断・鑑別に有用な検査である。

一般臨床検査
髄液検査

62

尿便

2~3日

10590
1C035

細胞種類[髄液検査]
[単核球:多核球]

髄液を用いて髄膜炎や脳炎など、中枢神経系の感染症や炎症性疾患の診断・鑑別に有用な検査である。

一般臨床検査
髄液検査

62

尿便

2~3日

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