WEB総合検査案内 掲載内容は、2025 年 4 月 1 日時点の情報です。
五十音順 > あ
項目 コード |
検査項目 | 採取量(mL)
遠心 提出量(mL) |
容器 | 安定性 保存 方法 |
検査方法 | 基準値 (単位) |
実施料 診療報酬区分 判断料区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
01640 |
亜鉛(Zn)zinc3I030 代表的な必須微量金属であり、欠乏すると皮膚炎や味覚障害を来す。亜鉛欠乏症の診断に重要な検査である。 |
溶血不可
遠心
|
01 |
18日 冷蔵 |
比色法 | μg/dL 80~130 |
132 D007 37 生Ⅰ |
1~2日 |
27000 |
(抗)アクアポリン4抗体anti-aquaporin 4 antibody5G821 Devic病ともいわれる視神経脊髄炎で血中に認められる自己抗体である。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
2週 凍 |
EIA | U/mL 3.0 未満 |
1000 D014 47 免疫 |
3~9日 |
13127 |
悪性黒色腫 BRAF変異解析(ダブラフェニブ、エンコラフェニブ)BRAF (B-Raf proto-oncogene, serine/threonine kinase)8C155 悪性黒色腫患者に対して、ダブラフェニブメシル酸塩およびエンコラフェニブの適応を判定するための補助検査である。 |
|
30 |
常温 |
PCR-rSSO法 | 検出せず |
包括5000 D004-2 1ロ 遺染 |
4~10日 |
45366 |
悪性黒色腫 BRAF変異解析(ベムラフェニブ)BRAF (B-Raf proto-oncogene, serine/threonine kinase)8C155 悪性黒色腫患者に対して、ベムラフェニブの適応を判定するための補助検査である。 |
|
30 |
常温 |
リアルタイムPCR法 | 検出せず |
包括5000 D004-2 1ロ 遺染 |
4~10日 |
45664 |
悪性中皮腫 CDKN2A欠失解析del(9p21) : CDKN2A8B393 中皮腫において高頻度で認められるCDKN2A遺伝子の欠失をFISH法にて調べる検査である。 |
|
30 |
常温 |
FISH法 | 14~21日 |
||
03458 |
悪性リンパ腫解析/CD45(MLA)《CD45ゲーティング法》 |
または
|
10
指定容器
22 |
24時間 常温
24時間 常温 |
フローサイトメトリー法 | % |
1940 D005 15 血液 |
2~3日 |
悪性リンパ腫総合解析(READsystem(R)/WSI)悪性リンパ腫の診断システムである。 |
||||||||
アクチノミセス(放線菌)(目的菌) |
|
※ |
冷蔵凍結不可 |
嫌気培養・同定 | 9~14日 |
|||
26204 |
アザニン→6-チオグアニンヌクレオチド6-thioguanine nucleotide(6-TGN)3M817 抗悪性腫瘍剤6-メルカプトプリンや免疫抑制剤アザチオプリンの代謝産物である。副作用回避を目的に血中濃度が測定される。 |
|
13 |
冷蔵凍結不可 |
LC-MS/MS | pmol/8×108RBC 6-TGN 235~450 |
6~8日 |
|
01354 |
(α1)アシドグリコプロテイン(α1AG)alpha1-acid glycoprotein5C025 急性相反応物質に属する糖タンパクである。半減期、急性期変動率が異なるCRPなどと同時測定し、炎症性疾患などの病態把握に用いる。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
TIA | mg/dL 42~93 |
2~5日 |
|
03990 |
アスコルビン酸(ビタミンC)vitamin C (L-ascorbic acid)3G060 強い還元作用を持つ水溶性ビタミンである。欠乏すると壊血病となる。 |
遠心
|
指定容器 ※ ↓
58 |
4週 凍-70℃以下 |
HPLC | μg/mL 5.5~16.8 |
296 D007 60 生Ⅰ |
5~7日 |
02942 |
アスピリン(サリチル酸)salicylic acid3M205 代表的な解熱・鎮痛剤である。胃粘膜障害や出血傾向の副作用に注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
酵素法 | μg/mL 抗リウマチ薬として |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
03722 |
アスペノン→アプリンジンaprindine3L855 頻脈性不整脈の治療剤で、他の薬剤に抵抗性を持つ場合にも用いられる。肝臓で代謝されるため肝機能障害では高値となるので注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 0.25~1.25 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
アスペルギルス(目的菌) |
|
※ |
冷蔵凍結不可 |
培養・同定 | 4~6日 |
|||
02954 |
アスペルギルス抗原Aspergillus antigen5E148 アスペルギルス属真菌を測定する検査である。免疫不全患者の増加に伴い日和見感染症であるアスペルギルス症も増加している。 |
遠心
|
01 ↓
02 |
5週 凍 |
EIA | 陰性(-) |
157 D012 30 免疫 |
2~4日 |
12972 |
アスペルギルス抗体IgG5E146 慢性肺アスペルギルス症に用いられる検査である。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
EIA | AU/mL 陰性(-) |
390 D012 42 免疫 |
3~6日 |
13727 |
(抗)アセチルコリンレセプター抗体《EIA》anti acetylcholine receptor antibody5G385 |
遠心
|
01 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | nmol/L 陰性(-) |
775 D014 45 免疫 |
3~6日 |
04826 |
(抗)アセチルコリンレセプター抗体《RIA》anti acetylcholine receptor antibody5G385 神経伝達物質であるアセチルコリンの受容体に対する自己抗体である。重症筋無力症に特異的な検査である。 |
遠心
|
01 ↓ 02 |
凍 |
RIA(抗ヒトIgG法) | nmol/L 陰性(-) |
775 D014 45 免疫 |
3~6日 |
00369 |
アセトアミノフェンacetaminophen3L005 解熱・鎮痛剤の血中濃度測定である。中枢神経に働き、痛みを緩和し解熱作用も持つ。副作用は少ないとされるが高容量の長期投与には肝障害に注意する必要がある。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
HEIA | μg/mL 中毒域 |
180 D007 47 生Ⅰ |
2~3日 |
01642 |
アセトンacetone3E060 飢餓・絶食、および糖尿病において、血中・尿中に増加するケトン体を測定する検査である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
15日 凍 |
GC | μg/mL 5 未満 |
4~6日 |
|
05719 |
アディポネクチンadiponectin4Z401 脂肪細胞から分泌されるタンパク質である。内臓脂肪量と負の相関を示し、メタボリックシンドロームの危険因子を減ずる可能性がある。 |
遠心
|
01 ↓ 02 |
凍 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | μg/mL 4.0 以上 |
2~5日 |
|
00265 |
アデノ《CF》adenovirus5F150 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
4週 冷蔵
4週 冷蔵 |
CF | 血清 4 倍 |
79 D012 11 免疫 |
3~5日 |
01170 |
アデノ 1型《NT》adenovirus type 15F151 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
01171 |
アデノ 2型《NT》adenovirus type 25F152 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
00302 |
アデノ 3型《NT》adenovirus type 35F153 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
02784 |
アデノ 4型《NT》adenovirus type 45F154 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
01172 |
アデノ 5型《NT》adenovirus type 55F155 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
02785 |
アデノ 6型《NT》adenovirus type 65F156 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
00303 |
アデノ 7型《NT》adenovirus type 75F157 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
00304 |
アデノ 8型《NT》adenovirus type 85F158 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
00305 |
アデノ 11型《NT》adenovirus type 115F161 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 8 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~21日 |
02151 |
アデノ 37型《NT》adenovirus type 375F177 結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
遠心
または
|
01
02 |
冷蔵
冷蔵 |
NT | 血清 4 倍 |
79 D012 11 免疫 |
9~22日 |
00184 |
アデノシンデアミナーゼ(ADA)adenosine deaminase3B130 核酸の代謝酵素を測定する検査である。血中濃度は免疫不全症で低値、血液系悪性腫瘍や肝炎で高値を示す。胸水では癌性胸膜炎や心不全と比べ結核性胸膜炎でより高値になる。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
酵素法 | U/L 8.6~20.5 |
32 D007 11 生Ⅰ |
2~3日 |
01970 |
アトピー鑑別試験(IgEファディアトープ)IgE, allergen-specific5A100 吸入抗原12種類への感作を一括スクリーニングする検査である。アレルゲンの特定はできない。 |
遠心
|
01 |
12週 冷蔵 |
FEIA | 陰性(-) |
194 D015 21 免疫 |
2~3日 |
25787 |
アフィニトール→エベロリムスeverolimus3M815 心臓・腎臓などの臓器移植に用いられる免疫抑制剤である。抗がん剤として用いられる場合もある。 |
|
指定容器
07 |
7日 冷蔵 |
ECLIA | ng/mL 免疫抑制剤としてシクロスポリンと |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
26788 |
アブストラル→フェンタニルがんや術後の疼痛、麻酔における鎮痛に使用される医療用のオピオイド鎮痛剤である。過剰投与により重篤な換気低下が起こる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
5~11日 |
|
03722 |
アプリンジンaprindine3L855 頻脈性不整脈の治療剤で、他の薬剤に抵抗性を持つ場合にも用いられる。肝臓で代謝されるため肝機能障害では高値となるので注意が必要である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LC-MS/MS | μg/mL 0.25~1.25 |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
05244 |
アヘン系麻薬検査opiates screening3L975 麻薬および向精神薬取締法で規制されているアヘンアルカロイド系麻薬を検出する検査である。 |
単独検体開栓厳禁
|
25 |
冷蔵 |
EMIT(スクリーニング)LC-MS/MS(確認検査) | 検出せず |
3~4日 |
|
00732 |
アポ蛋白A-Ⅰ(アポリポ蛋白A-Ⅰ)apolipoprotein A-13F180 脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。 |
遠心
|
01 |
2~3日 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 119~155 |
各31 D007 10 生Ⅰ |
1~2日 |
00733 |
アポ蛋白A-Ⅱ(アポリポ蛋白A-Ⅱ)apolipoprotein A-23F185 脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。 |
遠心
|
01 |
2~3日 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 25.9~35.7 |
各31 D007 10 生Ⅰ |
1~2日 |
00734 |
アポ蛋白B(アポリポ蛋白B)apolipoprotein B3F190 脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。 |
遠心
|
01 |
2~3日 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 73~109 |
各31 D007 10 生Ⅰ |
1~2日 |
00735 |
アポ蛋白C-Ⅱ(アポリポ蛋白C-Ⅱ)apolipoprotein C-23F195 脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。 |
遠心
|
01 |
2~3日 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 1.8~4.6 |
各31 D007 10 生Ⅰ |
1~2日 |
00736 |
アポ蛋白C-Ⅲ(アポリポ蛋白C-Ⅲ)apolipoprotein C-33F200 脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。 |
遠心
|
01 |
2~3日 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 5.8~10.0 |
各31 D007 10 生Ⅰ |
1~2日 |
00737 |
アポ蛋白E(アポリポ蛋白E)apolipoprotein E3F205 脂質と結合し血中運搬を行うタンパク質であり、脂質代謝異常の把握に用いられる。 |
遠心
|
01 |
2~3日 冷蔵 |
TIA | mg/dL M 2.7~4.3 |
各31 D007 10 生Ⅰ |
1~2日 |
05734 |
アミオダロンamiodarone3L800 強力な抗不整脈剤である。血中半減期がきわめて長いため、副作用や併用薬に注意が必要である。 |
遠心
|
10 ↓
02 |
3週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 投与直前(トラフ) |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
01612 |
アミカシンamikacin3M601 ゲンタマイシン耐性緑膿菌などに有効なアミノグリコシド系抗生物質である。血中濃度測定で腎毒性、聴神経障害を予防することが可能である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
KIMS | μg/mL グラム陰性菌感染症 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01612 |
アミカマイシン→アミカシンamikacin3M601 ゲンタマイシン耐性緑膿菌などに有効なアミノグリコシド系抗生物質である。血中濃度測定で腎毒性、聴神経障害を予防することが可能である。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
KIMS | μg/mL グラム陰性菌感染症 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01605 |
アミサリン→プロカインアミドprocainamide3L890 心臓の刺激伝導を抑制する抗不整脈剤である。心機能が低下した患者では血中半減期が延長する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
HEIA | μg/mL 4~8 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
03233 |
アミトリプチリンamitriptyline & nortriptyline3L255 アミノトリプチンは三環系抗うつ剤の一種であり、他の抗うつ剤での効果が低い場合にも投与される。活性代謝物のノルトリプチリンを同時測定する。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL アミトリプチリン+ノルトリプチリン |
4~6日 |
|
02468 |
アミノグリコシド誘発性難聴 m.1555変異解析aminoglycoside-induced deafness-related mitochondria DNA bp15558C808 アミノグリコシド誘発性難聴を引き起こす原因遺伝子であるmtDNAの1555塩基点突然変異を検出する検査である。 |
開栓厳禁
|
13 |
冷蔵 |
PCR-RFLP法 | 検出せず |
8000 D006-4 3 遺染 |
10~14日 |
28100 |
アミノ酸11分画amino acids, screening3C046 タンパク質代謝の異常を各アミノ酸の定量により推定する検査である。 |
冷遠
|
10 ↓
02 |
2週 凍 |
LC-MS/MS | 1107 D010 4ロ 生Ⅱ |
3~4日 |
|
28000 |
アミノ酸分画amino acids, fractionation3C045 タンパク質代謝の異常を各アミノ酸の定量により推定する検査である。 |
冷遠
|
10 ↓
02 |
2週 凍 |
LC-MS/MS | 1107 D010 4ロ 生Ⅱ |
4~5日 |
|
13720 |
(血清)アミラーゼ(AMY/S)amylase3B160 膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素を測定する検査である。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値の場合はアイソザイムにより由来臓器を推定する。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
酵素法(Et-G7-PNP法)JSCC標準化対応法 | U/L 44~132 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00081 |
(尿)アミラーゼ(AMY/U)amylase3B160 膵臓や唾液腺より分泌される消化酵素を測定する検査である。急性膵炎や耳下腺炎で上昇し、高値の場合はアイソザイムにより由来臓器を推定する。 |
|
25 |
3日 冷蔵 |
酵素法(Et-G7-PNP法)JSCC標準化対応法 | U/L 65~840 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
13800 |
(膵)アミラーゼpancreatic amylase3B175 膵臓、唾液腺から分泌される消化酵素を測定する検査である。膵臓、唾液腺の炎症性疾患の診断に重要である。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
阻害抗体法 | U/L 16~52 |
48 D007 14 生Ⅰ |
1~2日 |
12627 |
アミロイドA(SAA)serum amyloid A5C080 炎症マーカーとして用いられる検査である。CRPが大きく変動しないウイルス感染、SLE、腎移植後の拒絶反応などでも上昇する。 |
遠心
|
01 |
冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | mg/L 3 以下 |
47 D015 6 免疫 |
2~3日 |
25955 |
アミロイドβ(1-40)β-amyloid(1-40)5C205 アルツハイマー病患者の脳に蓄積する疎水性ペプチドである。血中濃度の測定には高感度化が求められる。 |
単独検体
遠心
|
13 ↓ 02 |
凍-20℃以下 |
EIA | pg/mL |
||
25956 |
アミロイドβ(1-42)β-amyloid(1-42)5C206 アルツハイマー病患者の脳に蓄積する疎水性ペプチドである。血中濃度の測定には高感度化が求められる。 |
単独検体
遠心
|
13 ↓ 02 |
凍-20℃以下 |
EIA | pg/mL |
||
00707 |
アメーバ検査amoeba, microscopic [feces]1B080 アメーバ赤痢をひき起こす原虫を糞便を用いて鏡検にて調べる検査である。 |
|
指定容器 60 |
常温 |
直接塗抹法(ヨード法) | (-) |
67 D017 3 微生 |
2~3日 |
26890 |
アモバン→ゾピクロン睡眠障害の改善や麻酔前投与に使用される非ベンゾジアゼピン系薬剤である。効果には個人差が認められる。 |
遠心
|
03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
|
20135 |
アルカリフォスファターゼ(ALP)alkaline phosphatase3B070 肝障害、胆汁うっ滞や骨疾患、妊娠などで上昇を示す酵素を測定する検査である。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
IFCC標準化対応法 | U/L 38~113 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
06945 |
アルカリフォスファターゼ(ALP)アイソザイムalkaline phosphatase isoenzymes3B080 ALP総活性が異常高値の場合、由来臓器の推定に用いられる検査である。健常成人では2型、小児は3型が主体となっている。 |
遠心
|
01 |
1週 冷蔵 |
アガロースゲル電気泳動法 | % |
48 D007 14 生Ⅰ |
2~3日 |
12630 |
アルドステロンaldosterone4D115 代表的な鉱質コルチコイドである。レニン-アンジオテンシン系により調節されているため、レニンとの同時測定が病態把握に有用である。 |
遠心
または
遠心
|
14 ↓ 02
01 ↓ 02 |
凍
凍 |
CLEIA | pg/mL 4.0~82.1 |
包括122 D008 15 生Ⅱ |
2~3日 |
12632 |
アルドステロン/レニン活性比aldosterone/renin activity ratio |
計算法 | 200 未満 |
3~4日 |
||||
12633 |
アルドステロン/レニン濃度比aldosterone/renin concentration ratio |
計算法 | 40 未満 |
2~3日 |
||||
00019 |
アルドラーゼ(ALD)aldolase3B100 細胞の崩壊や壊死、代謝障害で高値となる解糖系酵素である。組織崩壊をリアルタイムで反映する一方、臓器特異性が低いため補助診断に用いられる。 |
溶血不可
遠心
|
01 |
3~4日 冷蔵 |
UV法 | IU/L 2.7~5.9 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
00115 |
アルブミン(Alb)《改良BCP法》albumin3A015 肝臓で合成される血中の主たる輸送体タンパク質を測定する検査である。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。 |
遠心
|
01 |
4週 冷蔵 |
改良BCP法 | g/dL 3.8~5.2 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
1~2日 |
03841 |
アルブミン(Alb)《ネフェロメトリー法》albumin3A015 肝臓で合成される血中の主たる輸送体タンパク質を測定する検査である。栄養状態の悪化や肝障害の程度を反映して低下する。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
ネフェロメトリー法 | mg/dL 3,900~4,900 |
包括11 D007 1 生Ⅰ |
2~3日 |
04107 |
(尿中)アルブミンalbumin3A015 試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量する。腎糸球体障害、特に糖尿病性腎症の早期発見に有用である。 |
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25 |
8週 冷蔵 |
TIA | mg/day 22.0 以下 |
99 D001 9 尿便 |
2~3日 |
00022 |
アルブミン・グロブリン比(A/G)albumin/globulin ratio3A016 血清中のアルブミンとグロブリンの比を算出する検査である。アルブミン単独よりも肝機能低下や糸球体腎炎の病態を把握しやすい。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
ビューレット法/改良BCP法 | 1.1~2.0 |
1~2日 |
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04687 |
アルプラゾラム心身症に広く用いられるベンゾジアゼピン系のマイナートランキライザーである。相互に血中濃度の変化が起こるので併用薬剤には注意が必要である。腎障害では排泄が遅延する恐れがある。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 凍 |
LC-MS/MS | ng/mL |
4~6日 |
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06523 |
アルベカシンarbekacin3M613 メチシリン・セフェム耐性の黄色ブドウ球菌に有効なアミノグルコシド系抗生物質である。腎機能低下者での副作用に注意が必要である。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
LA(ラテックス凝集比濁法) | μg/mL ピーク 15~20 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
01638 |
アルミニウム(Al)alminium3K105 人工透析患者の透析環境管理や、アルミニウム脳症の予防に実施される検査である。 |
単独検体
遠心
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指定容器
68 |
3週 冷蔵 |
原子吸光法 | μg/dL 0.9 以下 |
109 D007 29 生Ⅰ |
4~5日 |
01585 |
アレビアチン→フェニトインphenytoin3L185 ヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤であり、血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用の予防が可能である。 |
遠心
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03 ↓
02 |
4週 冷蔵 |
EIA | μg/mL 成人・小児 10~20 |
管理料[470] B001 2イ |
2~3日 |
05734 |
アンカロン→アミオダロンamiodarone3L800 強力な抗不整脈剤である。血中半減期がきわめて長いため、副作用や併用薬に注意が必要である。 |
遠心
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10 ↓
02 |
3週 冷蔵 |
LC-MS/MS | ng/mL 投与直前(トラフ) |
管理料[470] B001 2イ |
3~4日 |
03259 |
(プラダー・ウィリ症候群/)アンジェルマン症候群 DNAメチル化解析Prader-Willi/Angelman syndrome related gene8C861 プラダー・ウィリ症候群およびアンジェルマン症候群の病因である15番染色体の過剰メチル化を調べる検査である。 |
開栓厳禁
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13 |
冷蔵 |
Methylation-Specific PCR法 | 5000 D006-4 2 遺染 |
10~14日 |
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01006 |
アンジオテンシンⅠ転換酵素(ACE)angiotensin 1 converting enzyme3B325 アンジオテンシンⅠをⅡに変換する酵素を測定する検査である。血圧との関連はないとされる。 |
遠心
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01 |
4週 冷蔵 |
笠原法 | IU/L 7.7~29.4 |
136 D007 39 生Ⅰ |
1~2日 |
00240 |
(α1)アンチトリプシン(α1AT)alpha1-antitrypsin5C020 代表的な急性相反応物質のひとつである。欠損症で若年性肺気腫を引き起こすタンパク質である。 |
遠心
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01 |
冷蔵 |
ネフェロメトリー法 | mg/dL 94~150 |
80 D006 10 血液 |
2~5日 |
00572 |
アンチトロンビン活性(AT)antithrombin2B200 主に肝臓で産生される糖タンパクで凝固亢進状態を把握する有用な検査である。DICで著しく減少する。 |
遠心
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15 ↓
02 |
2週 凍 |
合成基質法 | % 81~123 |
70 D006 9 血液 |
2~3日 |
00574 |
アンチプラスミン活性(α2PI)antiplasmin2B270 線溶系活性の指標となる検査である。プラスミンと特異的に結合し、線溶系を抑制するタンパク質の活性を測定する検査である。 |
遠心
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15 ↓
02 |
2週 凍 |
合成基質法 | % 85~118 |
包括128 D006 16 血液 |
2~3日 |
00034 |
(血中)アンモニア(NH3)ammonia3C040 劇症肝炎・肝硬変に伴う肝性昏睡の病態把握に必須の検査である。 |
遠心
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05 ↓ 02 |
凍 |
藤井・奥田変法 | μg/dL 30~86 |
50 D007 16 生Ⅰ |
2~3日 |