検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

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項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

04014
3K025

馬尿酸
(HA)

厚生労働省有機溶剤中毒予防規則で指定された、トルエン(馬尿酸)の作業従事者向けの検査である。

生化学検査
産業衛生関連検査

4~5日

01588
3L195

バルプロ酸

頻繁に用いられる抗てんかん剤の一種であり、他の薬剤との併用には注意が必要である。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

2~3日

26781
3L487

トリアゾラム

催眠鎮静作用のある超短時間作用型のベンゾジアゼピン系薬剤である。効果には個人差があり、依存性や離脱症状、健忘といった重大な副作用を持つ。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

26807
3L466

バルビツール酸スクリーニング 〈血清〉

抗てんかん剤や麻酔剤として用いられている薬剤である。本検査はバルビツール酸系薬物を誘導体別に測定する検査である。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

6~11日

01603
3L300

ハロペリドール

統合失調症、双極性障害の治療に用いられるブチロフェノン系向精神薬である。過剰投与により低血圧,過度の鎮静,重症の錐体外路症状などが起こる。

薬毒物検査
精神神経用剤

管理料[470]

2~3日

06523
3M613

アルベカシン

メチシリン・セフェム耐性の黄色ブドウ球菌に有効なアミノグルコシド系抗生物質である。腎機能低下者での副作用に注意が必要である。

薬毒物検査
抗生剤・抗ウイルス剤

管理料[470]

2~3日

04161
3M530

バンコマイシン

MRSAに有効なグリコペプチド系抗生物質である。腎機能障害患者で排泄率が低下するため血中濃度測定が有用である。

薬毒物検査
抗生剤・抗ウイルス剤

管理料[470]

2~3日

26783
3L700

モルヒネ

がん疼痛、咳発作、下痢症状の改善に使用される代表的なオピオイド鎮痛剤である。連用により耐性や依存性があらわれる。

薬毒物検査
鎮痛剤

5~11日

02942
3M205

サリチル酸
(アスピリン)

代表的な解熱・鎮痛剤である。胃粘膜障害や出血傾向の副作用に注意が必要である。

薬毒物検査
抗炎症・抗リウマチ剤

管理料[470]

2~3日

01328
3K190

パラコート

除草剤の一種であるパラコートを測定する検査である。酸化還元指示薬であり、中毒が引き起こされることがある。

薬毒物検査
規制薬・農薬

4~10日

26650
4A070

バゾプレシン
(AVP) (ADH)(抗利尿ホルモン)

視床下部で合成され下垂体後葉に蓄えられるホルモンである。腎尿細管で水の再吸収を促進し、欠乏すると下垂体性尿崩症となる。

内分泌学検査
下垂体

包括230

生Ⅱ

5~7日

26973
4E060

バニリルマンデル酸 〈尿〉
(VMA)

カテコールアミンの最終代謝産物である。カテコールアミン産生腫瘍(褐色細胞腫、神経芽細胞腫)の診断と経過観察に用いられる。

内分泌学検査
副腎髄質・交感神経・中枢神経

90

生Ⅱ

3~4日

02401
5F011

パルボウイルスB19 IgG《EIA》

伝染性紅斑(リンゴ病)の原因ウイルスである。春に流行し妊婦では流産や胎児水腫の原因になる。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

3~9日

02404
5F011

パルボウイルスB19 IgM《EIA》

伝染性紅斑(リンゴ病)の原因ウイルスである。春に流行し妊婦では流産や胎児水腫の原因になる。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

206

免疫

3~9日

02797
5F332

エコー 22型《NT》
(パレコウイルス1型)

エンテロウイルスに属するウイルスである。28の血清型が知られており、主に神経系の疾患を引き起こす。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

79

免疫

11~16日

00288
5F421

パラインフルエンザ 1型(HA-2)《HI》

パラミクソウイルス科に属するRNAウイルスである。4つの型のうち、1~3型に病原性があり、主に呼吸器疾患を引き起こすウイルスである。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

各79

免疫

3~5日

00289
5F422

パラインフルエンザ 2型(CA)《HI》

パラミクソウイルス科に属するRNAウイルスである。4つの型のうち、1~3型に病原性があり、主に呼吸器疾患を引き起こすウイルスである。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

各79

免疫

3~5日

00290
5F423

パラインフルエンザ 3型(HA-1)《HI》

パラミクソウイルス科に属するRNAウイルスである。4つの型のうち、1~3型に病原性があり、主に呼吸器疾患を引き起こすウイルスである。

ウイルス学検査
ウイルス抗体

各79

免疫

3~5日

00879
5F011

パルボウイルスB19核酸同定

伝染性紅斑(リンゴ病)の原因ウイルスである。春に流行し妊婦では流産や胎児水腫の原因になる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

2~8日

25483
5F100

HPV型別

尖圭コンジローマ、子宮頸癌と関連深いHPVのDNA型別検査である。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けられる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

5~10日

08129
5F101

HPV-DNA同定
[中~高リスク型]《ハイブリッドキャプチャー法》

尖圭コンジローマ、子宮頸癌と関連深いHPVのDNA診断である。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けられる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

350

微生

2~3日

25840
5F101

HPV-DNA簡易ジェノタイプ判定
《TaqManPCR法》

尖圭コンジローマ、子宮頸癌と関連深いHPVのジェノタイプ判定検査である。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けられる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

352

微生

3~4日

09794
5F101

HPV-DNA同定(LBC)
[中~高リスク型]《ハイブリッドキャプチャー法》

ウイルス学検査
ウイルス核酸

350

微生

3~4日

25527
5F101

HPVジェノタイプ判定

尖圭コンジローマ、子宮頸癌と関連深いHPVのジェノタイプ判定検査である。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けられる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

2000

微生

3~6日

08235
5F102

HPV-DNA同定
[低リスク型]《ハイブリッドキャプチャー法》

尖圭コンジローマ、子宮頸癌と関連深いHPVのDNA診断である。ウイルス型により低リスク型群と中・高リスク型群に分けられる。

ウイルス学検査
ウイルス核酸

2~8日

09570
5E074

梅毒定性 《RPR法》

性行為感染症(STD)として広く知られる梅毒の抗体検査である。使用する抗原により生物学的偽陽性や治癒後の陽性持続が存在する。

免疫血清学検査
感染症血清反応

15

免疫

2~3日

09571
5E075

梅毒定性 《TP抗体法》

性行為感染症(STD)として広く知られる梅毒の抗体検査である。使用する抗原により生物学的偽陽性や治癒後の陽性持続が存在する。

免疫血清学検査
感染症血清反応

32

免疫

2~3日

00455
5E079

梅毒定性 《FTA-ABS》

性行為感染症(STD)として広く知られる梅毒の抗体検査である。使用する抗原により生物学的偽陽性や治癒後の陽性持続が存在する。

免疫血清学検査
感染症血清反応

134

免疫

2~4日

09572
5E074

梅毒定量 《RPR法》

性行為感染症(STD)として広く知られる梅毒の抗体検査である。使用する抗原により生物学的偽陽性や治癒後の陽性持続が存在する。

免疫血清学検査
感染症血清反応

34

免疫

2~3日

09573
5E075

梅毒定量 《TP抗体法》

性行為感染症(STD)として広く知られる梅毒の抗体検査である。使用する抗原により生物学的偽陽性や治癒後の陽性持続が存在する。

免疫血清学検査
感染症血清反応

53

免疫

2~3日

12885
6B638

百日咳菌・パラ百日咳菌核酸同定

百日咳菌およびパラ百日咳菌のDNAを同定する検査で、他の呼吸器疾患との鑑別や百日咳菌の感染を診断することが可能である。

免疫血清学検査
感染症血清反応

360

微生

2~4日

00243
5C041

ハプトグロビン (型判定)
(Hp)

ヘモグロビンと特異的に結合する糖タンパクである。溶血で減少し、炎症性疾患で高値となる。

免疫血清学検査
蛋白

132

免疫

4~5日

26126
3F250

肺サーファクタントプロテインA
(SP-A)

肺胞のⅡ型上皮細胞で産生されるサーファクタントタンパク質である。間質性肺炎や肺線維症で高値となる。

免疫血清学検査
蛋白

130

生Ⅰ

2~4日

12445
3F253

肺サーファクタントプロテインD
(SP-D)

肺胞サーファクタントに含まれるアポ蛋白である。間質性肺炎や肺胞蛋白症で高値となる。

免疫血清学検査
蛋白

136

生Ⅰ

2~3日

01834
5G185

抗胃壁細胞抗体
(抗パリエタル細胞抗体)

胃壁細胞の原形質に対する自己抗体である。悪性貧血患者の血中で高頻度に検出される。

免疫血清学検査
自己免疫関連

4~6日

07299

白血病・リンパ腫解析
(LLA)《FSC-SSC法》

FSC-SSC法を用いて細胞の同定やその存在比を分析し、白血病やリンパ腫の解析を行う検査である。

細胞性免疫検査
細胞形態検査

1940

血液

2~3日

45612

白血病キメラ遺伝子スクリーニング

造血器腫瘍の病型診断や治療方針の決定、予後予測の有力な指標となる。

遺伝子関連検査
白血病関連遺伝子

3~5日

45826

白血病キメラ遺伝子スクリーニング/定量解析

各種造血器腫瘍において出現頻度の高い融合遺伝子の有無を一括判定する検査である。

遺伝子関連検査
白血病関連遺伝子

3~5日

45545
8C051

肺癌 EGFR変異解析コバスv2

非小細胞肺癌患者に対して腫瘍組織を用い、治療に有用な薬剤の適応を判定するための補助検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括2500

遺染

5~7日

45592
8C051

肺癌 EGFR変異解析コバスv2〈血漿〉

非小細胞肺癌患者に対して血漿を用い、治療に有用な薬剤の適応を判定するための補助検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

2100

遺染

5~7日

45602
8C055

肺癌 ROS1融合遺伝子解析

非小細胞肺癌患者に対して、クリゾチニブの適応を判定するための補助検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括2500

遺染

4~7日

12840
8C222

肺癌 KRAS p.G12C変異解析
(ソトラシブ)

非小細胞肺癌患者に対して、ソトラシブの適応を判定するための補助検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括2500

遺染

4~10日

13095
8D100

肺癌マルチ遺伝子PCRパネル
(AmoyDx(R) 肺癌マルチ遺伝子PCRパネル)

非小細胞肺癌患者に対して、各種分子標的薬の適応を判定するための補助検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括12500

遺染

4~5日

13223
8D002

肺癌マルチCDx遺伝子解析
(オンコマインTM Dx Target Test マルチ CDx システム)

非小細胞肺癌患者に対して、各種分子標的薬の適応を判定するための補助検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括6000+12000

遺染

7~11日

13195

肺癌コンパクトパネルDx(7遺伝子)

非小細胞肺癌患者に対する分子標的薬の適応を判定するための補助検査である。

遺伝子関連検査
癌関連遺伝子

包括8000+12000

遺染

7~12日

45089
8B323

肺癌 ALK融合遺伝子解析[血液疾患染色体検査・その他]

非小細胞肺癌患者に対して、クリゾチニブ、アレクチニブ塩酸塩の適応を判定するための補助検査である。

染色体検査
血液疾患染色体検査・その他

6520

病理

5~12日

00501
2A010

白血球数
(WBC)

白血病などの血液疾患や炎症性疾患の診断・経過観察に用いられるスクリーニング検査である。

血液学検査
血球計数

21

血液

1~2日

00508
2A160

白血球像

白血球の形態と分画から、感染症や血液系悪性腫瘍などの診断を行う基本的な検査である。

血液学検査
形態学的検査

15

血液

1~2日

04466
6B010

培養・同定 口腔・気道・呼吸器

最適な培地を選び培養することで細菌を同定する基本的な検査である。

微生物学検査
一般細菌・真菌検査

170

微生

3~5日

04466
6B010

培養・同定 消化器

微生物学検査
一般細菌・真菌検査

190

微生

4~6日

04466
6B010

培養・同定 泌尿器・生殖器

最適な培地を選び培養することで細菌を同定する基本的な検査である。

微生物学検査
一般細菌・真菌検査

180

微生

3~5日

04466
6B010

培養・同定 血液・穿刺液

最適な培地を選び培養することで細菌を同定する基本的な検査である。

微生物学検査
一般細菌・真菌検査

220

微生

04466
6B010

培養・同定 その他の部位

最適な培地を選び培養することで細菌を同定する基本的な検査である。

微生物学検査
一般細菌・真菌検査

170

微生

3~5日

04942
6B305

培養 《小川培地》[抗酸菌検査]

微生物学検査
抗酸菌検査

209

微生

4~8週

04996
6B305

培養 《MGIT培地》[抗酸菌検査]

微生物学検査
抗酸菌検査

300

微生

3~43日

05966

パルスフィールドゲル電気泳動

微生物学検査
その他

2~3週

50085
5D594

ALK融合タンパク
《高感度IHC法》

非小細胞肺癌に対して、クリゾチニブ、アレクチニブ塩酸塩の適応を判定するための補助検査である。FISH法と高い相関を示す。

病理学検査
病理組織検査

2700

病理

5~8日

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