検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。

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項目コード 検査項目 分類 実施料
判断科区分
所要日数

26594
3B185

トリプシン

膵臓にのみ存在するタンパク質分解酵素である。膵機能検査として特異性が高い検査である。

生化学検査
酵素

189

生Ⅰ

3~5日

00041
3F015

TG
(中性脂肪)

動脈硬化の危険因子である。食後は高値になるため、採血は空腹時に行う。

生化学検査
脂質

包括11

生Ⅰ

1~2日

01572
3G080

ビタミンE
(トコフェロール)

抗酸化作用と生体膜安定化作用を持つ脂溶性ビタミンである。

生化学検査
ビタミン

3~9日

00055
3I025

血清銅
(Cu)

ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。

生化学検査
電解質・微量金属

包括23

生Ⅰ

1~2日

12224
3I025

尿中銅

ウィルソン病をはじめとする銅代謝異常の診断指標である。銅輸送タンパク質であるセルロプラスミンの同時測定により診断効率が向上する。

生化学検査
電解質・微量金属

包括23

生Ⅰ

3~6日

トリクロル酢酸
(TCA)

有機塩素系溶剤の代謝物であり、総三塩化物とともに塗装、洗浄に用いられる有機溶剤の暴露指標となる検査である。

生化学検査
産業衛生関連検査

4~5日

01590
3L205

トリメタジオン

スクシミド系の抗てんかん剤である。小発作などに用いられる。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

4~10日

03840
3L210

ゾニサミド

主として肝臓で代謝されるベンゾイソキサゾール系抗てんかん剤である。肝障害時の投与量調節や服薬コンプライアンスを把握する目的で血中濃度測定が行われる。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

2~3日

25416
3L225

トピラマート

部分発作に対する併用療法に用いられる抗てんかん剤である。

薬毒物検査
抗てんかん剤

管理料[470]

3~4日

04606
3L486

ミダゾラム

ベンゾジアゼピン系の催眠鎮静剤である。麻酔前投薬や全身麻酔の導入および維持などに用いられる。効果は個人差が大きく過度の鎮静を避けるよう投与量を決定する必要がある。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

26781
3L487

トリアゾラム

催眠鎮静作用のある超短時間作用型のベンゾジアゼピン系薬剤である。効果には個人差があり、依存性や離脱症状、健忘といった重大な副作用を持つ。

薬毒物検査
催眠剤・抗不安剤

4~6日

03233
3L255

アミトリプチリン・ノルトリプチリン

アミノトリプチンは三環系抗うつ剤の一種であり、他の抗うつ剤での効果が低い場合にも投与される。活性代謝物のノルトリプチリンを同時測定する。

薬毒物検査
精神神経用剤

4~6日

03235
3L310

イミプラミン・デシプラミン

イミプラミンは三環系抗うつ剤の一種である。活性代謝物のデシプラミンを同時測定する。過剰投与により抗コリン作用が主症状として出現する。

薬毒物検査
精神神経用剤

4~6日

01611
3M602

トブラマイシン

緑膿菌、変形菌などに有効なアミノグリコシド系抗生物質である。腎障害を来す恐れがあり、血中濃度測定は必要である。

薬毒物検査
抗生剤・抗ウイルス剤

管理料[470]

2~3日

12479
3L555

L-ドーパ

脳内でドーパミンに転換され、パーキンソン病の症状を改善する薬剤である。血中濃度測定で過剰投与を防止する。

薬毒物検査
抗パーキンソン薬

3~5日

00923
4B010

トリヨードサイロニン
(T3)

甲状腺ホルモンの一種である。T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺疾患の診断に用いられる。

内分泌学検査
甲状腺

99

生Ⅱ

2~3日

27612
4B010

トリヨードサイロニン
(T3)《ECLIA》

甲状腺ホルモンの一種である。T4やTSHと同時に測定することにより、甲状腺疾患の診断に用いられる。

内分泌学検査
甲状腺

99

生Ⅱ

2~3日

00969
4E050

ドーパミン・総

ノルアドレナリンの前駆物質である。通常は遊離型のみが測定されるが、本項目は抱合型も含む総ドーパミンを定量する。

内分泌学検査
副腎髄質・交感神経・中枢神経

6~11日

27540
5E156

トキソプラズマ抗体 IgG

人畜共通感染症であるトキソプラズマ感染症の罹患を調べる抗体検査である。

免疫血清学検査
感染症血清反応

93

免疫

2~3日

27543
5E157

トキソプラズマ抗体 IgM

人畜共通感染症であるトキソプラズマ感染症の罹患を調べる抗体検査である。

免疫血清学検査
感染症血清反応

95

免疫

2~3日

01706
5E048

透析液中エンドトキシン A液

免疫血清学検査
感染症血清反応

2~3日

12861
6B643

トリコモナス/マイコプラズマ・ジェニタリウム同時核酸検出
《TaqManPCR法》

性行為感染症の原因微生物である腟トリコモナスおよびマイコプラズマ・ジェニタリウムをリアルタイムPCR法により同時に検出する検査である。

免疫血清学検査
感染症血清反応

350

微生

2~3日

27552
6B644

トリコモナス核酸同定
《TMA》

STDのひとつである腟トリコモナス症の起因菌であるトリコモナスを核酸増幅法で検出する検査である。

免疫血清学検査
感染症血清反応

2~4日

01141
5C010

プレアルブミン

肝臓で合成されるタンパク質である。半減期が短いため栄養状態および肝臓のタンパク質合成能把握に有用である。

免疫血清学検査
蛋白

104

免疫

2~3日

00248
5C060

トランスフェリン
(Tf)

主に肝臓で産生され、鉄を運搬するタンパク質である。鉄代謝や造血機能を反映する。

免疫血清学検査
蛋白

60

免疫

1~2日

04821
5C060

尿中トランスフェリン

アルブミンより荷電量が少ないため、より軽度の糸球体障害でも尿中に出現する。特に早期の糖尿病性腎症の検出に有用である。

免疫血清学検査
蛋白

101

尿便

2~3日

30323
5C094

高感度心筋トロポニンI

トロポニンIは、筋収縮を調節するタンパク質複合体である。高い心筋特異性を持つため急性心筋梗塞の診断に有用である。

免疫血清学検査
蛋白

112

生Ⅰ

2~3日

12509
5A110

鳥特異的IgG

鳥関連過敏性肺炎の診断補助検査である。セキセイインコおよびハトに対する血液中のIgGを測定する検査である。

免疫血清学検査
免疫グロブリン

873

免疫

3~6日

5A100

IgE(特異的)

特定の抗原を認識するIgEを対象とした検査で、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

免疫血清学検査
アレルギー検査

各110

免疫

2~3日

01970
5A100

IgEファディアトープ
(特異的吸入性アレルゲン)

吸入抗原12種類への感作を一括スクリーニングする検査である。アレルゲンの特定はできない。

免疫血清学検査
アレルギー検査

194

免疫

2~3日

26000
5A100

Viewアレルギー39

特定の抗原を認識するIgEを対象とした検査で、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

免疫血清学検査
アレルギー検査

1430

免疫

3~4日

30010
5A100

IgE-CAP16 食物アレルギー
(特異的アレルゲン16種)

特定の抗原を認識するIgEを対象とした検査で、Ⅰ型アレルギー患者のアレルゲン特定に用いられる。

免疫血清学検査
アレルギー検査

1430

免疫

2~3日

30255
5G085

抗Scl-70抗体
(抗トポイソメラーゼⅠ抗体)

ENA抗体のひとつでSScで特異的にみられる自己抗体である。

免疫血清学検査
自己免疫関連

包括157

免疫

2~3日

04078
8B272

特定染色体サブテロメア領域解析

多くの遺伝子が存在するサブテロメア領域を解析し、微細欠失症候群などを見つける検査である。

染色体検査
先天異常染色体検査

2553

遺染

7~12日

06857
2B310

トータルPAI-1
(t-PAI-1)

プラスミノーゲンアクチベーターと結合して線溶系を抑制する糖タンパクである。血栓症、DICで高値となる。

血液学検査
出血凝固検査

包括240

血液

2~5日

03983
2B210

トロンビン・アンチトロンビン複合体
(TAT)

トロンビンとアンチトロンビンが1:1の割合で結合した複合体である。間接的にトロンビンの増減を知ることができる。

血液学検査
出血凝固検査

包括176

血液

2~3日

04613
2B730

トロンボモジュリン 〈血清〉
(TM)

血管内皮細胞で産生され、抗凝固作用と線溶促進作用を持つタンパク質である。全身性血管障害を来す疾患で高値を示す。

血液学検査
出血凝固検査

包括204

血液

2~5日

04910
6A010

塗抹鏡検<グラム染色>

尿・喀痰などに含まれる細菌をグラム染色にて調べる検査である。各種細菌感染症のスクリーニングに適する最も基本的な検査である。

微生物学検査
一般細菌・真菌検査

64

微生

2~3日

04910
6A010

塗抹鏡検<墨汁染色>

微生物学検査
一般細菌・真菌検査

64

微生

2~3日

35005
6A205

塗抹[抗酸菌検査]

微生物学検査
抗酸菌検査

50+35

微生

2~3日

トリコモナス

微生物学検査
特殊目的菌検査

05259

透析液定量培養
《MF法》

微生物学検査
その他

9~10日

05341

透析液定量培養&同定
《MF法》

微生物学検査
その他

9~13日

00605
1A020

尿中一般物質定性半定量検査 糖定性

糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。

一般臨床検査
尿検査

1~2日

00606
1A025

糖定量[尿検査]

糖尿病をはじめとする高血糖を起こす病態や、腎機能障害により尿中に増加するグルコースを測定する検査である。

一般臨床検査
尿検査

9

尿便

1~2日

00777
1C015

糖定量[髄液検査]

血糖値の約2/3の値をとり、血糖値に1~2時間遅れて増減する。細菌性、結核性髄膜炎で低下するが、ウイルス性髄膜炎では低下しない。

一般臨床検査
髄液検査

包括11

生Ⅰ

2~3日

00793
1Z015

糖定量[腹水・胸水・穿刺液検査]

腹水や胸水などの穿刺液中の糖を定量測定する検査である。漏出液では血糖値に近く、浸出液では低値を示す。

一般臨床検査
腹水・胸水・穿刺液検査

包括11

生Ⅰ

2~3日

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