検査項目解説 掲載内容は、2023 年 5 月 1 日時点の情報です。
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項目コード | 検査項目 | 分類 | 実施料 判断科区分 |
所要日数 |
---|---|---|---|---|
00115 |
アルブミン |
生化学検査 蛋白 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
03841 |
アルブミン |
生化学検査 蛋白 |
包括11 生Ⅰ |
2~3日 |
04107 |
尿中アルブミン試験紙法で検出されない微量の尿中アルブミンを定量する。腎糸球体障害、特に糖尿病性腎症の早期発見に有用である。 |
生化学検査 蛋白 |
99 尿便 |
2~3日 |
00022 |
A/G血清中のアルブミンとグロブリンの比を算出する検査である。アルブミン単独よりも肝機能低下や糸球体腎炎の病態を把握しやすい。 |
生化学検査 蛋白 |
1~2日 |
|
20135 |
ALP |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
00019 |
アルドラーゼ |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
13720 |
血清アミラーゼ |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
00081 |
尿アミラーゼ |
生化学検査 酵素 |
包括11 生Ⅰ |
1~2日 |
00184 |
アデノシンデアミナーゼ 〈血清〉 |
生化学検査 酵素 |
32 生Ⅰ |
2~3日 |
06945 |
ALPアイソザイムALP総活性が異常高値の場合、由来臓器の推定に用いられる検査である。健常成人では2型、小児は3型が主体となっている。 |
生化学検査 アイソザイム |
48 生Ⅰ |
2~3日 |
13800 |
膵アミラーゼ 〈血清〉膵臓、唾液腺から分泌される消化酵素を測定する検査である。膵臓、唾液腺の炎症性疾患の診断に重要である。 |
生化学検査 アイソザイム |
48 生Ⅰ |
1~2日 |
00034 |
血中アンモニア |
生化学検査 低分子窒素化合物 |
50 生Ⅰ |
2~3日 |
28000 |
アミノ酸分画 〈血漿〉タンパク質代謝の異常を各アミノ酸の定量により推定する検査である。 |
生化学検査 低分子窒素化合物 |
1107 生Ⅱ |
4~5日 |
28100 |
アミノ酸11分画タンパク質代謝の異常を各アミノ酸の定量により推定する検査である。 |
生化学検査 低分子窒素化合物 |
1107 生Ⅱ |
3~4日 |
00732 |
アポ蛋白 A-Ⅰ |
生化学検査 脂質 |
各31 生Ⅰ |
1~2日 |
00733 |
アポ蛋白 A-Ⅱ |
生化学検査 脂質 |
各31 生Ⅰ |
1~2日 |
00734 |
アポ蛋白 B |
生化学検査 脂質 |
各31 生Ⅰ |
1~2日 |
00735 |
アポ蛋白 C-Ⅱ |
生化学検査 脂質 |
各31 生Ⅰ |
1~2日 |
00736 |
アポ蛋白 C-Ⅲ |
生化学検査 脂質 |
各31 生Ⅰ |
1~2日 |
00737 |
アポ蛋白 E |
生化学検査 脂質 |
各31 生Ⅰ |
1~2日 |
03990 |
ビタミンC |
生化学検査 ビタミン |
296 生Ⅰ |
5~7日 |
01640 |
亜鉛 〈血清〉 |
生化学検査 電解質・微量金属 |
132 生Ⅰ |
1~2日 |
01638 |
アルミニウム |
生化学検査 電解質・微量金属 |
109 生Ⅰ |
4~5日 |
01642 |
アセトン 〈血清〉飢餓・絶食、および糖尿病において、血中・尿中に増加するケトン体を測定する検査である。 |
生化学検査 その他 |
4~6日 |
|
01585 |
フェニトインヒダントイン系の代表的な抗てんかん剤であり、血中濃度測定で歯肉増殖などの副作用の予防が可能である。 |
薬毒物検査 抗てんかん剤 |
管理料[470] |
2~3日 |
04687 |
アルプラゾラム心身症に広く用いられるベンゾジアゼピン系のマイナートランキライザーである。相互に血中濃度の変化が起こるので併用薬剤には注意が必要である。腎障害では排泄が遅延する恐れがある。 |
薬毒物検査 催眠剤・抗不安剤 |
4~6日 |
|
26890 |
ゾピクロン睡眠障害の改善や麻酔前投与に使用される非ベンゾジアゼピン系薬剤である。効果には個人差が認められる。 |
薬毒物検査 催眠剤・抗不安剤 |
4~6日 |
|
03233 |
アミトリプチリン・ノルトリプチリンアミノトリプチンは三環系抗うつ剤の一種であり、他の抗うつ剤での効果が低い場合にも投与される。活性代謝物のノルトリプチリンを同時測定する。 |
薬毒物検査 精神神経用剤 |
4~6日 |
|
01605 |
プロカインアミド心臓の刺激伝導を抑制する抗不整脈剤である。心機能が低下した患者では血中半減期が延長する。 |
薬毒物検査 抗不整脈剤 |
管理料[470] |
2~3日 |
03722 |
アプリンジン頻脈性不整脈の治療剤で、他の薬剤に抵抗性を持つ場合にも用いられる。肝臓で代謝されるため肝機能障害では高値となるので注意が必要である。 |
薬毒物検査 抗不整脈剤 |
管理料[470] |
3~4日 |
05734 |
アミオダロン強力な抗不整脈剤である。血中半減期がきわめて長いため、副作用や併用薬に注意が必要である。 |
薬毒物検査 抗不整脈剤 |
管理料[470] |
3~4日 |
01612 |
アミカシンゲンタマイシン耐性緑膿菌などに有効なアミノグリコシド系抗生物質である。血中濃度測定で腎毒性、聴神経障害を予防することが可能である。 |
薬毒物検査 抗生剤・抗ウイルス剤 |
管理料[470] |
2~3日 |
06523 |
アルベカシンメチシリン・セフェム耐性の黄色ブドウ球菌に有効なアミノグルコシド系抗生物質である。腎機能低下者での副作用に注意が必要である。 |
薬毒物検査 抗生剤・抗ウイルス剤 |
管理料[470] |
2~3日 |
00369 |
アセトアミノフェン解熱・鎮痛剤の血中濃度測定である。中枢神経に働き、痛みを緩和し解熱作用も持つ。副作用は少ないとされるが高容量の長期投与には肝障害に注意する必要がある。 |
薬毒物検査 解熱・鎮痛剤 |
180 生Ⅰ |
2~3日 |
26788 |
フェンタニルがんや術後の疼痛、麻酔における鎮痛に使用される医療用のオピオイド鎮痛剤である。過剰投与により重篤な換気低下が起こる。 |
薬毒物検査 鎮痛剤 |
5~11日 |
|
02942 |
サリチル酸 |
薬毒物検査 抗炎症・抗リウマチ剤 |
管理料[470] |
2~3日 |
25787 |
エベロリムス心臓・腎臓などの臓器移植に用いられる免疫抑制剤である。抗がん剤として用いられる場合もある。 |
薬毒物検査 免疫抑制剤 |
管理料[470] |
2~3日 |
26204 |
6-チオグアニンヌクレオチド |
薬毒物検査 免疫抑制剤 |
6~8日 |
|
05244 |
アヘン系麻薬検査麻薬および向精神薬取締法で規制されているアヘンアルカロイド系麻薬を検出する検査である。 |
薬毒物検査 規制薬・農薬 |
3~4日 |
|
12630 |
アルドステロン 〈血漿〉代表的な鉱質コルチコイドである。レニン-アンジオテンシン系により調節されているため、レニンとの同時測定が病態把握に有用である。 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
包括122 生Ⅱ |
2~3日 |
12632 |
アルドステロン/レニン活性比 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
3~4日 |
|
12633 |
アルドステロン/レニン濃度比 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
2~3日 |
|
01006 |
アンジオテンシンⅠ転換酵素 |
内分泌学検査 腎・副腎皮質 |
136 生Ⅰ |
1~2日 |
00265 |
アデノ 《CF》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
3~5日 |
01170 |
アデノ 1型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
01171 |
アデノ 2型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
00302 |
アデノ 3型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
02784 |
アデノ 4型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
01172 |
アデノ 5型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
02785 |
アデノ 6型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
00303 |
アデノ 7型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
00304 |
アデノ 8型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
00305 |
アデノ 11型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~21日 |
02151 |
アデノ 37型《NT》結膜炎、下痢症などを引き起こすウイルスである。80以上の型が存在し、多彩な臨床病型を示す。 |
ウイルス学検査 ウイルス抗体 |
79 免疫 |
9~22日 |
02954 |
アスペルギルス抗原アスペルギルス属真菌を測定する検査である。免疫不全患者の増加に伴い日和見感染症であるアスペルギルス症も増加している。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
157 免疫 |
2~4日 |
12972 |
アスペルギルス抗体IgG慢性肺アスペルギルス症に用いられる検査である。 |
免疫血清学検査 感染症血清反応 |
390 免疫 |
3~6日 |
01354 |
α1アシドグリコプロテイン |
免疫血清学検査 蛋白 |
2~5日 |
|
00240 |
α1アンチトリプシン |
免疫血清学検査 蛋白 |
80 血液 |
2~5日 |
12627 |
アミロイドA |
免疫血清学検査 蛋白 |
47 免疫 |
2~3日 |
25955 |
アミロイドβ(1-40) 〈血漿〉アルツハイマー病患者の脳に蓄積する疎水性ペプチドである。血中濃度の測定には高感度化が求められる。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
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25956 |
アミロイドβ(1-42) 〈血漿〉アルツハイマー病患者の脳に蓄積する疎水性ペプチドである。血中濃度の測定には高感度化が求められる。 |
免疫血清学検査 蛋白 |
||
27000 |
抗アクアポリン4抗体 |
免疫血清学検査 免疫グロブリン |
1000 免疫 |
3~9日 |
04826 |
抗アセチルコリンレセプター抗体 《RIA》 |
免疫血清学検査 自己免疫関連 |
775 免疫 |
3~6日 |
13727 |
抗アセチルコリンレセプター抗体 《EIA》 |
免疫血清学検査 自己免疫関連 |
775 免疫 |
3~6日 |
01970 |
IgEファディアトープ |
免疫血清学検査 アレルギー検査 |
194 免疫 |
2~3日 |
03458 |
悪性リンパ腫解析/CD45 |
細胞性免疫検査 細胞形態検査 |
1940 血液 |
2~3日 |
READsystem(R)/WSI悪性リンパ腫統合解析悪性リンパ腫の診断システムである。 |
細胞性免疫検査 READsystem |
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45366 |
悪性黒色腫 BRAF変異解析(ベムラフェニブ)悪性黒色腫患者に対して、ベムラフェニブの適応を判定するための補助検査である。 |
遺伝子関連検査 癌関連遺伝子 |
包括5000 遺染 |
4~10日 |
13127 |
悪性黒色腫 BRAF変異解析(ダブラフェニブ、エンコラフェニブ)悪性黒色腫患者に対して、ダブラフェニブメシル酸塩およびエンコラフェニブの適応を判定するための補助検査である。 |
遺伝子関連検査 癌関連遺伝子 |
包括5000 遺染 |
4~10日 |
02468 |
ミトコンドリア病 アミノグリコシド誘発性難聴 m.1555変異解析アミノグリコシド誘発性難聴を引き起こす原因遺伝子であるmtDNAの1555塩基点突然変異を検出する検査である。 |
遺伝子関連検査 ミトコンドリア遺伝子解析 |
8000 遺染 |
10~14日 |
03259 |
プラダー・ウィリ症候群/アンジェルマン症候群 DNAメチル化解析プラダー・ウィリ症候群およびアンジェルマン症候群の病因である15番染色体の過剰メチル化を調べる検査である。 |
遺伝子関連検査 その他遺伝学的検査 |
5000 遺染 |
10~14日 |
45664 |
悪性中皮腫 CDKN2A欠失解析 [血液疾患染色体検査・その他]中皮腫において高頻度で認められるCDKN2A遺伝子の欠失をFISH法にて調べる検査である。 |
染色体検査 血液疾患染色体検査・その他 |
14~21日 |
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00572 |
アンチトロンビン活性 |
血液学検査 出血凝固検査 |
70 血液 |
2~3日 |
00574 |
アンチプラスミン活性 |
血液学検査 出血凝固検査 |
包括128 血液 |
2~3日 |
アスペルギルス |
微生物学検査 特殊目的菌検査 |
4~6日 |
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アクチノミセス |
微生物学検査 特殊目的菌検査 |
9~14日 |
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00707 |
糞便アメーバ検査 [糞便検査]アメーバ赤痢をひき起こす原虫を糞便を用いて鏡検にて調べる検査である。 |
一般臨床検査 糞便検査 |
67 微生 |
2~3日 |
05719 |
アディポネクチン脂肪細胞から分泌されるタンパク質である。内臓脂肪量と負の相関を示し、メタボリックシンドロームの危険因子を減ずる可能性がある。 |
研究検査 その他 |
2~5日 |